<時間旅行>戦前日本の日記
治39年:三河地方出身の24歳の男性。#戦前の日記 #1906年9月25日
1906年(明治39年)9月25日 数え年で24歳の男性。愛知県の三河地方出身。既婚、子供あり。東京に住んでいたが、既に帰郷し三河に住んでいる。11月13日、1月9日、3月7日、8月16日の日記と同じ人物。
日記に「夜七十六度」とあるが摂氏で言えば24度。9月も半ばを越え大分過ごしやすくなったようだ。庭には花も咲き乱れているとあるが「日廻リ」はヒマワリのことだろうか。すでに店先などには秋の味覚である松茸なども顔を見せている。
【明治39年の出来事】 3月 伊藤博文が韓国統監府の初代統監に就任 4月 サンフランシスコ地震 5月 新宿御苑開苑式 7月 日本初の専用線電話が日本銀行と横浜正金銀行本店間に設置 11月 日本鉄道国有化 11月 南満州鉄道設立