東南アジア全鉄道走破の旅
#44
ミャンマー国鉄の迷路〈番外編4〉
文・下川裕治
本連載のタイ・ミャンマー編は、好評発売中の双葉文庫『東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編』に収録されています。連載#41からはミャンマー鉄道旅の特別番外編として、取材時の写真と動画を数回にわたって掲載しています。ぜひ、文庫とあわせて、臨場感たっぷりの写真と動画で東南アジアローカル鉄道旅をお楽しみください。(編集部より)
ヒンタダからヤンゴンへ
ヒンタダからタラウォーへ向け、エーヤワディー川を渡る。船旅というには船が小さすぎますが
タラウォーからヤンゴンへ。水害でしばらく運休していた。列車の揺れを体験してみてください
エーヤワディー川の渡し船の乗客は市場で生鮮品を売るおばちゃんが多い。生活の船だ
バイクタクシーでタラウォー駅へ。駅に漂うこの緩さに気が抜けてしまう
朝にヤンゴンを発った列車がやっと到着。乗客は多くないが、編成は無駄に長い
気温50度を超える暑気の列車旅。酸味のあるマンゴーがやたらうまい。30円ほど
●好評発売中!
双葉文庫『東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編』
発行:双葉社 定価:本体639円+税
*本連載は月2回(第2週&第4週木曜日)配信予定です。次回もお楽しみに!
![]() |
著者:下川裕治(しもかわ ゆうじ) 1954年、長野県松本市生まれ。ノンフィクション、旅行作家。慶応大学卒業後、新聞社勤務を経て『12万円で世界を歩く』でデビュー。著書に『鈍行列車のアジア旅』『不思議列車がアジアを走る』『一両列車のゆるり旅』『東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編』『週末ちょっとディープなタイ旅』『週末ちょっとディープなベトナム旅』『鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす』など、アジアと旅に関する紀行ノンフィクション多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。WEB連載は、「たそがれ色のオデッセイ」(毎週日曜日に書いてるブログ)、「クリックディープ旅」、「どこへと訊かれて」(人々が通りすぎる世界の空港や駅物)「タビノート」(LCCを軸にした世界の飛行機搭乗記)。 |