実況アナウンサー・倉敷保雄氏絶賛! 欧州サッカー紀行エッセイ
5月10日、バルセロナ在住のスポーツライター豊福晋氏の新刊書籍『欧州 旅するフットボール』が発売された。
豊福氏は『Sports Graphic Number』(文藝春秋)をはじめ多数の媒体に執筆、翻訳するスポーツライター。『週刊大衆ヴィーナス』(双葉社)、『Number』、『週刊サッカーダイジェスト』(日本スポーツ企画出版社)などで、豊福氏がこれまで綴ってきた記事が、大幅に加筆、修正されて1冊にまとまったのが本書だ。
バルセロナ、マドリード、ロンドン、パリ、リスボン、ナポリ、フィレンツェ、ベルリン、グラスゴー……30を超える街で受け継がれるフットボールの物語が、美しい文章で表現されている。
メッシ、クリスティアノ・ロナウド、ルイ・コスタ、ピルロ、長谷部誠、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、乾貴士、中島翔哉、中村俊輔、中田英寿、ペレ、クライフ、モウリーニョ、アギーレ……数々の名選手、名将から、スペイン4部リーグ『エウロパ』の選手まで登場。
そして、日本のスペインバルでもおなじみのハモン・イベリコに、バスクのステーキ・チュレトン、バルセロナで食べられる焼きねぎ・カルソッツ、から、クリスティアノ・ロナウドが愛した「ほし鱈とジャガイモの卵とじ」、中村俊輔が活躍したイタリア・レッジョ・ディ・カラブリアのマリア婆さんが愛した「魚介のリングイーネ」からベルリンのビアホール『プロトコル』の濃厚なラガービールまで、欧州のサッカー旅行では欠かせない「食と酒」も豊富に綴られている。
世界のフットボールを語り続ける第一人者、アナウンサーの倉敷保雄氏からは素敵な推薦文をいただいた。
「情景の切り取り方がイニエスタのパスのように美しい。こんな旅の経験は誰かに話したくなる」
ぜひ、お読みください!
著:豊福晋
定価:本体1400円+税