東南アジア全鉄道走破の旅
#46
ミャンマー国鉄の迷路〈番外編6〉
文・下川裕治
本連載のタイ・ミャンマー編は、好評発売中の双葉文庫『東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編』に収録されています。連載#41からはミャンマー鉄道旅の特別番外編として、取材時の写真と動画を数回にわたって掲載しています。ぜひ、文庫とあわせて、臨場感たっぷりの写真と動画で東南アジアローカル鉄道旅をお楽しみください。(編集部より)
ヤンゴンからダウェイへ
ヤンゴン駅からのびるコンピュータ大学線に乗車。そのあと、飛行機でダウェイに飛行機で飛んだ。ダウェイからダウェイポートまで列車に乗るはずだったが……。
ヤンゴン駅を発車した列車は、しばらく環状線区間を進む。ヤンゴン市内の線路脇はゴミ捨て場?
コンピュータ線はこれまで乗ったミャンマーの列車とは客層が違う。終点のコンピュータ大学以外に主だった駅はない
終点のコンピュータ大学に着いた。駅から大学へ行ってわかったが、学生の大半はバス通学。列車は1日2本しかないから、しかたないか
ヤンゴンから南部のダウェイまでは飛行機を使った。ミャンマー国内ではじめて乗るジェット機だった
線路の先はみごとな草むら。ここを列車が走るはずなのだが。
顛末は『東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編』で……
*ミャンマー番外編は今回で終わりです。次回からは、新編がスタートします。
●好評発売中!
双葉文庫『東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編』
発行:双葉社 定価:本体639円+税
*本連載は月2回(第2週&第4週木曜日)配信予定です。次回もお楽しみに!
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著者:下川裕治(しもかわ ゆうじ) 1954年、長野県松本市生まれ。ノンフィクション、旅行作家。慶応大学卒業後、新聞社勤務を経て『12万円で世界を歩く』でデビュー。著書に『鈍行列車のアジア旅』『不思議列車がアジアを走る』『一両列車のゆるり旅』『東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編』『週末ちょっとディープなタイ旅』『週末ちょっとディープなベトナム旅』『鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす』など、アジアと旅に関する紀行ノンフィクション多数。『南の島の甲子園 八重山商工の夏』で2006年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。WEB連載は、「たそがれ色のオデッセイ」(毎週日曜日に書いてるブログ)、「クリックディープ旅」、「どこへと訊かれて」(人々が通りすぎる世界の空港や駅物)「タビノート」(LCCを軸にした世界の飛行機搭乗記)。 |