旅する&恋する! 韓国ドラマ
#31
ロケ地の宝庫!“ドラマシティ仁川”に行ってきた!〈1〉
文・『韓国TVドラマガイド』編集部/高橋尚子
テンションあがりまくり! 仁川ロケ地巡り
行ってきました仁川に! ソウルではなく、あえての仁川です。空港? まぁそうですよね。仁川といえば、空港!というのもわかります。が、この都市、実は韓国ドラマ好きにはたまらない“ロケ地の宝庫”なんです。
きっかけは、韓国エンタメナビゲーター田代親世さんのお誘いです。「ねぇねぇ、仁川に興味ある?ドラマのロケ地旅なんてどう?」
そう言われて、わたくし調べました。仁川で撮影されたドラマたちを。そうしたら、あるわあるわ。『太陽の末裔 Love Under The Sun』からはじまり、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』、『星から来たあなた』、新しいところでいえば、チャン・グンソクの『スイッチ~君と世界を変える~』に、イ・ジュンギの『無法弁護士』……。
聞けば、市では“ドラマシティ仁川”を銘打ち、全面的にドラマや映画のロケ地として支援しているとのこと。これは、行かないわけにはいきません!
詳しくは、何回かに分けて紹介させていただきますが、個人的になににテンションがあがったって、『トッケビ~』でキム・シン(コン・ユ)がよく行っていた黄色い外観の古書店(ハンミ書店)と、『無法弁護士』のポン・サンピル(イ・ジュンギ)が代表を務める無法法律事務所が目と鼻の先、ご近所さん!ということ!
撮影・放送時期は異なるけれど、キム・シンが歩いた場所を、サンピルも歩いていたという事実に興奮。ロケ地巡りの醍醐味は、この妄想ですよ!
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』©STUDIO DRAGON CORPORATION.
シンのお気に入りの古書店。この先の道の向かいには無法法律事務所が!
さらに、仁川地下鉄1号線の仁川駅を出てすぐに集まるロケ地の豪華さたるや! 駅から歩いてほど近いチャイナタウンでは、『スイッチ~』のサ・ドチャン(チャン・グンソク)がバイクを走らせ、『ハッピーレストラン~家和萬事成』の中華料理店があり、『匂いを見る少女』のムガク(ユチョン)とチョリム(シン・セギョン)が自撮りデートを楽しみ……と、様々なドラマのキャラクターたちが行き交っています(妄想)。
チャイナタウン、『スイッチ〜君と世界を変える〜』でグンソクがバイクで駆け抜けた道。
なんでもない道でも、ドラマファンにはたまらない!
ここから歩いてすぐのところに(チャイナタウンに隣接する形で)あるのが、仁川アートプラットフォーム。『ドリームハイ』のキリン芸術高校として使われた文化施設です。つまり、テギョン(2PM)やキム・スヒョン、ペ・スジにIUの母校です(ドラマ上の)。
そのうえ、『トッケビ~』では29歳になったウンタク(キム・ゴウン)が「アートプラットフォームの近くに住んでいる」という設定で、ここをシンとちょくちょく歩いていたり、『スイッチ~』ではサ・ドチャン(グンソク)とオ・ハラ(ハン・イェリ)が話しながら歩いていたり、かと思えば、映画『ビューティー・インサイド』ではヒロイン、イス(ハン・ヒョジュ)が働くアンティーク家具店の外観としても使用。
とあげれば、切りがなく(もっとあります)。テギョンやキム・スヒョンらキリン芸術高校の生徒たちが通い、ウンタクが近所に住んでいるってだけでも、ワクワクするじゃありませんか!
仁川アートプラットフォーム内で。『ドリームハイ』や映画『ビューティー・インサイド』などで見覚えがあるレンガ造りの建物にテンションアップ!
そして! このアートプラットフォームの裏手には、石造りや木造の建造物がつらなる旧日本人街があり、ちょっとタイムスリップしたような感覚にさせられる町並みが広がるのですが、ここでも『スイッチ~』や『トッケビ~』などの撮影が行われておりました。
加えて、この裏手には自由公園があるのですが、ここは『トッケビ~』でウンタクがロウソクの火を消してトッケビ(シン)を呼び出しちゃった場所であり、のちにシンが彼女にプロポーズする場所でもあるんです。その公園内には『無法弁護士』でサンピルとジェイ(ソ・イェジ)がデートしたハートブランコもあり!
と盛りだくさんの“ドラマシティ”だったのです仁川は!
そんなロケ地旅を紹介した特集記事を、10月22日発売の『韓国TVドラマガイド』79号で掲載。ざーっと今紹介した内容も、もう少し詳しく記事にして、こちらの連載で随時アップしていく予定です!
*ロケ地撮影:矢嶋秀幸
*取材協力:仁川観光公社
仁川観光公社 公式サイト(日本語)→http://www.travelicn.or.kr/open_content/japanese/
*仁川ロケ地巡り旅、次回に続きます。お楽しみに!
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『韓国TVドラマガイド』79号は、パク・ソジュンが本誌表紙初登場! 巻頭ではスペシャルインタビュー、最新主演作『キム秘書がなぜそうか?(原題)』、過去の出演作を一挙紹介する「履歴書」など、パク・ソジュンのラブコメ”魅男”っぷりを大特集します。
ドラマ特集では、『あなたが眠っている間に』作品紹介&イ・ジョンソクらのインタビュー、ジェジュン主演作『マンホール~不思議な国のピル~』作品紹介&インタビュー、チャン・グンソク『スイッチ~君と世界を変える』PDインタビュー、『トッケビ』全話解説。そのほか最新作から話題作までスターインタビューと作品紹介、音楽特集、連載コラム、そして上記で紹介した「ロケ地旅in仁川」などなど、今号も内容盛りだくさんでお届けします。ぜひお楽しみください!
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『韓国TVドラマガイド』編集部 韓国のTVドラマ、映画、K-POP総合情報誌『韓国TVドラマガイド』(双葉社スーパームック・偶数月22日発売)編集部。本誌では人気スターのインタビューやドラマの詳しい解説、DVDリリース情報、テレビ番組表、現地エンタメの最新情報も掲載。編集部公式ツイッターはこちら→https://twitter.com/kankoku_tvguide |
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