編集部通信

ペットロスに悩む人のバイブル 新装版刊行!

 新潟県長岡市にある長福寺は曹洞宗の寺院。動物のお坊さんとして知られる著者の横田晴正さんはこのお寺のご住職で、人間のお坊さんでもあります。動物たちをきちんと供養し、お経を上げてあげるために僧侶となったのだそうです。

 本書では幼少期より多くの動物たちの死と拘わり、様々な体験や出会いを通して僧侶を志すようになった著者の実体験から、動物と人間の隔てなく弔い、供養する僧侶としての活動までが書かれています。そして、ペットロスに悩む人たちの置かれた環境に合わせて、その悩みに向き合い、語りかけています。

 ペットロスとは特殊な病気ではなく、愛する者を喪った誰しも通過する心境(愛する人を喪えばヒューマンロスとなり、ペットを喪えばペットロスとなる)で、愛する想いがある人が通る道なのです。その道は人それぞれで、どのように付き合ってきたのか、どのようにして別れたのか、どのような関係であったのかなどによってそれぞれ違ってくるのです。

 「ペットたちはあなたを悲しませるために、また苦しませるために亡くなったのではなく、あなたと一緒にいることが幸せであったから、命の尽きる時まで側にいてくれたのです。
 ですから、先立ったペットたちに贈る言葉としては、”ごめんね”よりも”ありがとう”の方がお似合いです。」

『ありがとう。また逢えるよね。―増補改訂版―
ペットロス 心の相談室

 

 この本は2008年に四季社から刊行されましたが、2013年に出版社の倒産という事態により、双葉社から再出版されました。以来、ペットロスに悩む多くの人たちに読まれてきましたが、近年は在庫が品切れ状態となっていました。しかし昨年、動物のお坊さんとして奔走する著者の活動が人気テレビ番組「坂上どうぶつ王国」(フジテレビ系)で取り上げられると、この本を購入したいという声が全国から集まったのです。そこで再度加筆修正を施し、増補改訂版として新たに出版することとなりました。

 

横田晴正(よこた はるまさ)

1971年東京生まれ。大学卒業後、ペット用品販売、広告代理店勤務を経て、27歳で出家。2001年に新潟県長岡市にてペット霊園ソウルメイトを設立。2013年東京都杉並区にて東京分室を開室。ペットのお坊さんとして葬儀・火葬・供養・パラカウンセリングを行い、人のお坊さんとして曹洞宗長福寺の檀務を行う。またペットロス等をテーマに、人と動物との絆についての講演、執筆活動を続けている。著書に『老いゆくぺトと幸せに暮らすための40の心得』(双葉新書)がある。

 

< 2021.05

 

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