築地 ごちそう案内
08 Tsukiji-Uogasiyokochou Shopping Guide Vol.2
TSUKIJI-UOGASHIYOKOCHOU
Shopping Guide Vol.02
築地「魚がし横丁」お買い物案内 [その2]
市場の豊洲移転を控え、TVや雑誌等のメディアでは“築地”特集が頻繁に報道されるようになってきた。築地市場内にある「魚がし横丁」には海鮮や鮨屋だけではなく、市場関係者が足繁く利用する名店群が存在する。一般人来客に小売もしているプロも愛用の品々を入手しよう! いまの場所で買い物ができるのは市場が豊洲に移転する2016年11月まで。古き良き築地の雰囲気も合わせて買い物を楽しんで欲しい。
大豆の旨味をギュッと凝縮したこだわりの絶品湯葉
角山本店
KAKUYAMA HONTEN
晴海通りで、大正13年から続く生麩・湯葉専門店の場内店。湯葉に使用される大豆は、店の味に適合する、その時々の旬のものを厳選。大豆の風味と甘みが味わえる自慢の味だ。生麩は、小麦から取れるグルテンに餅粉を練り合わせた、モチモチした食感。どちらも食感を大切にするため、職人の手づくりが特徴だ。老舗ならではの味を今に伝え、銀座の旅館や料理店でも愛用されている。店長の近藤博正さんが持つ生麩は、粟とヨモギ各430円。熱々の引き上げ湯葉に豆乳を含ませた、刺身用の「真如寺湯葉」は1080円。
外国人も写真を撮りたくなるユニークなデザインの和菓子
高砂屋
TAKASAGOYA
冠婚葬祭などに利用される、焼鯛や錦巻などの折詰材料の製造元。昭和27年より築地にて創業している老舗だ。よせ物や和菓子も定評があり、保存料や添加物を使用しない、手づくりの和菓子が店頭ケースに並んでいる。干支や季節のモチーフをデザインした和菓子は、一般客や外国人に人気とか。記念撮影する外国人に向け、主人の箕輪晃宗さんが「Japanese sweets」と、英語でていねいに説明する姿も見られる。
セレクトした塩の数は約100種類
都内屈指の規模を誇る塩専門店
細谷商店
HOSOYASHOUTEN
国内外からセレクトした100種類近くの塩が揃う専門店。とりわけ国内で天然塩と呼ばれるものの中でも最も長い歴史を持つ、静岡のあらしお株式会社の商品をメインに販売。昨年から発売を開始した新商品「あらしおやきしお」が、特にオススメだそう。まるみのある味と口どけの良さに加え、平釜でじっくり炒ってサラサラに仕上げた、こだわりの一品。伝統の技法で作り上げた自然の恵だ。
*本連載は毎週火曜日配信予定です。
次回「Tsukiji-Uogasiyokochou Shopping Guide Vol.3」は6月21日配信予定です。お楽しみに!
*このサイトで紹介しているお店は、すべて「築地 ごちそう案内 2016」にてまとめて読むことができます。全店MAP、店舗情報なども網羅した保存版です。
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