編集TAです。初夏の週末京都旅の後編です。
夕方、西院の飲み屋が並ぶ一角へ。ぶらりと入ったカウンターだけの居酒屋で、メニューに見慣れない名前を発見しました。「あのー、エレベーターってなんですか?」答えはこちらの写真↓
油揚げをオーブンで焼いて大根おろしを添えた居酒屋メニュー。揚げ(上げ)をおろし(下ろし)でいただくので、「エレベーター」。
こちらは「出し巻き」↓お店のお母さんが丁寧に焼いていました。ふんわり柔らかい、やさしい味。
常連さんらしきお隣さんが頼んでいたので、自分もつい注文。こういうシンプルなメニューが旨い。
さて、翌朝もとてもいい天気。お世話になった宿『楽遊』さんを出発して、ここ数年、外国人観光客に大人気だという伏見稲荷大社へ向かいました。JR稲荷駅を降りると、すぐ目の前に稲荷大社。有名な千本鳥居に向かう入り口は、まだ朝の10時前だというのに観光客で大賑わいです。
*伏見稲荷大社の公式HPはこちら→http://inari.jp/
観光客はみんな撮影に夢中。確かに、ずらりと並ぶ赤い鳥居は絵になります。
修学旅行の学生さんたちもいっぱい。そういうシーズンなんですね。
阪急の伏見稲荷駅に続く参道の店先、名物料理にも外国語表記が。
伏見稲荷駅から、次は繁華街の河原町方面に向かいます。錦市場の入口にかかる垂れ幕には、伊藤若沖の絵、生家跡の解説も掲げられています。若沖はこの近くにあった青物問屋の生まれなんだそう。
*錦市場の公式HPはこちら→http://www.kyoto-nishiki.or.jp/
様々な店が並ぶ錦市場。散策しながらのお土産選びも楽しい。
近年の資料によれば、若沖は青物屋の主人として実務も行っていたそう。
市場を散策しているうちにちょうどお昼どき、河原町の名店『たつみ』へ。開店と同時にお店に入って席を無事確保できました。
「たつみ」にて、まずはビールと冷奴。
青と(関東でいうところのしし唐)、鯵の叩き、となりは鯖のへしこ。
野菜の天ぷら。一番上は万願寺唐辛子。
ほかにもちょこちょこ食べて飲んで、あっというまに2時間。お会計の時間です。帰りはまた錦市場へ寄って、土産にお漬け物を買って、京都駅へ。今回も飲んでばっかりだった気もしますが……鉄道旅は楽しいなあと再認識した週末旅でした。
お漬け物屋さんで1杯だけ立ち飲み。土産に買った水なす、美味しかった。