<時間旅行>戦前日本の日記
治45年:陸軍に所属する20代の男性。#戦前の日記 #1912年7月29 日
1912年(明治45年/1月1日ー7月30日 大正元年/7月30日ー12月31日)7月29 日 陸軍に所属する20代の男性。青森県に駐屯している。7月10日と同じ人物。
幕末の混乱から、日清・日露戦争を経て列強へと日本を導いた明治天皇は1912年(明治45年)7月から、持病の糖尿病が悪化していた。この男性の日記を見ると、19日頃にはすでに「天皇陛下御病気」との記述がある。それ以降、天皇陛下の容体は全国民の関心事であり、新聞報道はもちろん号外なども多く発行されていたようだ。
【明治45年/大正元年の出来事】 1月 孫文が南京で中華民国の成立を宣言し、臨時大総統に就任 2月 愛新覚羅溥儀が清朝皇帝を退位し清が滅亡する 3月 尾崎行雄東京市長がワシントン市に三千本の桜の樹を贈る 4月 タイタニック号が沈没 7月 明治天皇が崩御し元号が明治から大正に改元 9月 明治天皇大喪が青山練兵場で行われる。乃木希典が殉死