編集部通信

『日本で最も美しい村オフィシャルガイド』3/23発売!!

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「日本で最も美しい村」連合とは?


 2005年、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指す運動を支援するために、「日本で最も美しい村」連合は発足しました。

 自然と人間の営みが長い年月をかけて作り上げた本当に美しい日本を未来に残したい、小さくてもオンリーワンの輝きを持つ日本の美しい村を。―――それを理念に7つの町村からスタートし、2020年3月現在64までその数を増やしています。

 本書では、そんな村々にある“絶景”を中心に、郷土芸能やイベント、スポット情報など、それぞれの魅力を豊富なヴィジュアルとともに紹介しています。

 『TABILISTA』でも加盟市町村の情報を発信していくことになりました。詳細はこの「編集部通信」内でまたお知らせいたします。こちらもお楽しみに!

 

『日本で最も美しい村オフィシャルガイド』

監修 NPO法人「日本で最も美しい村」連合
編集 NPO法人フォトカルチャー倶楽部
仕様:A4 160ページ
定価:1300円+税
発売日:2020年3月23日

発行:双葉社

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茨城県のお土産、何買う?

文/編集部

 

 

 東京から近くて、美味しいものがたくさんある食材の宝庫、茨城県。東は太平洋に面していて海の幸に恵まれ、名産のあんこうは有名ですね。内陸部は関東平野が広がり、豊富な農産物の産地でもあります。生産量日本一を誇る作物も多く、平成29年度の農林水産省の統計では陸稲、蓮根、白菜、小松菜、青梗菜、水菜、レタス、ピーマン、メロン、栗、鶏卵…など、日本一だけでもすごい数ですね。では、茨城のおみやげというと、どんなものを連想しますか?

納豆? メロン? さつまいも?

 食材の宝庫である茨城県ですが、地理的に東京から近いということもあって、おみやげというと、これといった定番が見当たりません。そんな状況を打破するべく、県が主催して「茨城おみやげ大賞」という催しが行われるようになったのです。3年に1度開催され、“いばらきの「おいしい」をより多くの人にしってもらいたい”という想いが込められています。

 

 2019年の7月に第3回「茨城おみやげ大賞」が発表されました。この時から、新たに【旅みやげ部門】【いえみやげ部門】という2つのカテゴリーに分けられて、それぞれの部門ごとに3商品ずつ6商品が大賞に選出されるようになり、特別賞として「女子みやげ賞」「外国人OMIYAGE賞」が各2商品に授与されました。お土産に悩んだひとにとっては、ありがたい指標となっています。編集部ではそんな「茨城おみやげ大賞」について取材してみました。

 

【旅みやげ部門】大賞に選ばれたのは、以下の3品。

1561444425茨城めろんの片思い・茨城いちごの初恋・茨城さつまいもの出逢い
農業法人深作農園有限会社

1561447003木内梅酒
木内酒造合資会社

1561446850すいーとまろん
有限会社ナガタフーズ

 

 友人や職場に配りたい持ち運びしやすいということで選出された商品です。生産量日本一を誇るメロンは茨城県の名産品ですが、お土産にはしづらいですよね。でもメロンを使ったスイーツなら喜ばれること請け合いです。「茨城めろんの片思い・茨城いちごの初恋・茨城さつまいもの出逢い」は、メロンだけでなく、イチゴ、サツマイモという茨城自慢の産品を贅沢に使った逸品スイーツです。深作農園のある鉾田市は「食材の宝庫」茨城県の中でも、メロン、サツマイモの生産量が日本一であり、イチゴは生産額で全国2位という食材王国。そんな鉾田市で愛情いっぱいに育てられた食材そのもののおいしさを存分に味わえます。

 「木内梅酒」は、常陸野ネストビールで有名な木内酒造がつくるこだわりの梅酒。常陸野ネストビールNIPPONIAは、日本で開発されたビール麦の原種「金子ゴールデン」と、同じく日本で育種されていたホップ「ソラチエース」という2つの日本オリジナルの原料から醸造した、黄金色の輝きを持つビールで世界50ヵ国以上で親しまれているそう。その常陸野ネストビールを蒸留したスピリッツに梅の実を漬け込んだ味わい深い逸品です。梅の名所、偕楽園を有する茨城県だけに、酒好きの人にはお土産として重宝されそう。木内酒造がある那珂市は、水戸市やひたちなか市に隣接していて都市圏へのベッドタウンとして人口も増加しているそうですが、クラフトビールブームに沸く近年、注目のスポットでもあるのです。

 笠間市というと笠間焼が有名ですが、日本有数の栗の生産地で作付面積はなんと日本一なんです。そんな笠間で採れた美味しい栗を贅沢に使った焼き菓子「すいーとまろん」が誕生したのは、平成25年のこと。笠間では高品質な栗がたくさん収穫されているんですが、そのほとんどが原料栗として他県へ出荷されているそうです。地元産の栗を全国に紹介したいとの思いを込めて、つくられたのがこの「すいーとまろん」。ペースト状にした栗にブランデーが練り込まれ、ひとくち食べると、栗の風味が贅沢で上品で、栗がもつ素材の魅力を存分に堪能できます。栗自体が持つ甘さと職人の技が融合した焼き菓子なのです。食べやすい一口サイズなのも嬉しいですね。

 

【いえみやげ部門】大賞に選ばれたのは以下の3品。

1561449316「奥久慈卵のとろ~りクリームパン」
パン工房ぐるぐる

1551919899だるまわら納豆1本束
だるま食品株式会社

1561449532でせ~るふらん
株式会社小美玉ふるさと食品公社

 

 家族や自分に買って帰りたいということで選出された商品です。鶏卵の生産量でも日本一の茨城県。「パン工房ぐるぐる」は、茨城県食材を使用したご当地パン工房として人気のお店。「奥久慈卵のとろ~りクリームパン」は、地鶏で有名な奥久慈の卵を使用した自家製カスタードクリームはほっぺたが落ちるほどの美味しさ。牛乳も県内産のものを使用していて、同じく県内産小麦ゆめかおりを100%使用したパンとの相性はもちろん抜群です。いえみやげ部門で受賞していますが、手土産として喜ばれそうなおしゃれなギフト箱もあります。

 そして茨城といえば、やっぱり納豆ですよね。納豆一筋70年の老舗がつくるこの「だるまわら納豆1本束」は、県産の小粒大豆にこだわったわらつと納豆。「わらつと」とは「藁苞」と書き、稲わらを束ねて中にものを包むようにしたもののこと。古くからの伝統的な製法である「わらつと」に直接豆を包んで発酵させているので、わらの香りが風味を引き立て、パックの納豆にはない味わいを堪能できます。個包装になっているので持ち運びやすく、納豆の本場ならではのお土産として最適です。

 茨城空港がある小美玉市は起伏が少なく穏やかな気候で酪農が盛んで、生乳の生産量は県内1位です。「でせーるふらん」はそんな小美玉産の濃厚な生乳と鮮度の良い朝採り卵にこだわった窯出プリン。添加物や香料・保存料を使っていないので、素材の美味しさを引き出しています。クリームライン、カスタード層、カラメル層の3層構造になっていて、それぞれの美味しさを味わえるのも嬉しい。とことん小美玉産にこだわったちょっぴり贅沢な茨城のスイーツです。

 

 

 

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りんごまるごとバウムクーヘン」(豊田りんご園 未来工房
【女子みやげ賞】を受賞したこのバウムクーヘンは、文字通り本当にりんごが丸ごと入ったインスタ映えする逸品でボリューム満点!

 

【外国人OMIYAGE賞】には、茨城名物の干し芋を使った2品が選ばれた。どちらも県民に愛された伝統食の魅力を外国の方々にアピールできるおみやげです。

 


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茨城県ひたちなか特産ほしいも食べ比べセット」(株式会社クロサワファーム


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ほしいもグラノーラ 味噌味/りんご味」(ホテルクリスタルパレス[大成女子高等学校/一般社団法人i.club共同開発]

 

 

旅行や出張で茨城を訪れた際に、おみやげの候補として参考にしてみてください。
「茨城おみやげ大賞」

 

 

 

 

新刊文庫『台湾一周‼ 途中下車、美味しい旅』発売‼

7泊8日、気ままな台湾列車旅

 

『TABILISTA』でコラム「台湾の人情食堂」を連載中の光瀬憲子さんの新刊文庫、『台湾一周‼ 途中下車、美味しい旅』が、3月12日に発売されます。

 食の都・高雄から出発して、台湾を鉄道でぐるっと一周する7泊8日の列車旅。知らない町で途中下車して、ローカル食堂や市場、屋台で絶品料理&スイーツを味わう、そんな気ままなグルメ散歩を綴った紀行エッセイガイドです。早くのんびり旅行に行ける日が来ることを願いながら、春休みの読書にぴったりの1冊です。読んでいると、美味しいものが食べたくなりますよ。

 

『台湾一周‼ 途中下車、美味しい旅』

著・光瀬憲子 双葉文庫 本体700円+税

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延岡テロワール(7)料理とは理(ことわり)を料(はか)ること。「きたうら善漁。」

取材・高山コジロー

 

 

 延岡市の「きたうら善漁。」の料理人 吉田善兵衛さんを訪れる。

 「TABILISTA」連載の第5回で山本益博さんが訪れているお店だ。

 『カウンターで展開される料理は、食材に最大の敬意を払った「のべおかテロワール」の日本料理の醍醐味を満喫できるはずです』。(連載より抜粋)

 

 

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 漁師をされていた吉田さんが、延岡の地に『きたうら善漁。』を開いたのは2008年。店を始めたのは、「お店を持ちたい」とか、「料理人になりたい」とかではないという。

 

 「漁師だったので、採ってきた魚をみなさんと分かちあいたい。そのためには、料理が絶対必要になる。それを自分がやっている」。

 「魚を一番美味しく食べさせることができるのは漁師さん。好みとかおいしさを超えた、真のおいしさがそこにはある。延岡の魚の真のおいしさを一番知っているのは、自分で魚を採っている延岡の漁師さん。だから誰かが、料理しなくてはいけない。料理人は、その真のおいしさに、お客さんをご案内するのが本来やるべきこと」。

 

 吉田さんは、料理とは、理(ことわり)を料(はか)ることだという。

 真のおいしさとは、時代の流行とか、人の好みではなくなく、本当の「真のおいしさ」だ。

 良いとか悪いとか、好きとか嫌いとかがなくなり、絶対的な価値観が、明確になるのではないか。だから驚きや面白さもいらない。

 味はきっかけであり、人と人との縁、出会いを大事にしているという。

 

 「魚の仕入れは自分で漁に行くこともあるが、自分の価値観を理解してくれている漁師さんが市場に出す前、まさに泳いでいるときから、自分のために選別してくれている。真においしい延岡の魚は、延岡に来ないと食べられない」。

 

 料理とは、理(ことわり)を料(はか)ることの意を再び問う。

 「不自然なことはしない。必要なことを必要なだけやる。料理とは決まっている。創作することではなく伝えること。自然の恵みをみなさんと分かちあいたい」。

 

 時代や流行は関係ない。あくまでも料理を究極する吉田さんは、自分の中の世界観のなかで、延岡でも人が寄り付かないところ、何にもない世界で新たに店をかまえたいという構想もあるという。

 

 「料理人とはなにか。真の自然の恵みをみなさんと分かちあう。パフォーマンスではなく、必然的な料理。お客さんのためではなく、その素材を分かち合う。それは家でやっていたこと。だから本来あるべき価格帯 10,000円ぐらいでやりたい。そして一年に一度でもいい。延岡の人、日本全国の人、世界中の人が来てくれるような店にしたい」。

 

 お話しを伺いながら、吉田さんの料理が食べてみたくなった。残念ながら予約でいっぱいかなわなかった。その吉田さんが「東九州バスク化構想」のイベントに参加する。

 「延岡の魚がおいしく食べられるのは、東京ではなく延岡。舌先は一緒だけど、本当は違う、ということをイベントで知ってもらいたい」。

 吉田さんの料理とは、理(ことわり)を料(はか)ること。期待が膨らむ。

 

 

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日本料理 きたうら善漁。

 

http://zenryomaru.jp

住所/宮崎県延岡市本町1-3-14

問い合わせ/0982-31-0051

営業時間/18:00~22:00 (L.O. 21:30)※要予約 定休日/日曜日

 

 

延岡テロワール(6)地元食材で本格的な広東料理を。「Chinese Restaurant FUBITO(史)」

取材・高山コジロー

 

 

 延岡駅から車で6、7分ほど。外観はイタリアンかフレンチかというおしゃれなでカジュアルな中華料理店「Chinese Restaurant FUBITO(史)」を訪れる。
 清潔感溢れる店内に入るとカウンター席が5席。店の奥に進むと広いスペースがあり、20人ほど入れるテーブル席がある。広い店内だが夫婦二人で切り盛りしているという。

 延岡出身のオーナーシェフ小澤寿史さんが出迎えてくれた。

 

 

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延岡の食材は鮮度が抜群だと語る小澤寿史シェフ。

 

 福岡を皮切りに長崎佐世保のシティホテルで中華のシェフを7年間務めた小澤シェフにお話を伺った。

 

 「独立して店を開こうと思った時に最初から延岡を考えていたわけではないんです。子供を育てる環境を一番に考えたとき、18年間自分が育った延岡の環境や自然、人の温かさもあり、自然な流れで地元の延岡で店を開くことにしました。地元の仲間が延岡で店を開くことをすすめてくれたのも大きいです」。

 2015年に本格的な広東料理「Chinese Restaurant FUBITO(史)」を始める。

 

 延岡の食材を料理にどのように生かしているのだろう。

 「広東料理がメインの店です。本場の香港も海に囲まれているんですが、海の幸を使った海鮮料理が多いんです。広東料理は素材をいかした調理方法なので、新鮮な魚や海老、蟹など延岡は豊富です。中華のイメージはこってりしていると思うんですが、脂っこいとか、辛いということではなく、あっさりした食べやすい中華を目指しています」。

 女性客が入りやすくランチは盛況だという。夜は3500円からのコース料理をメインに、アラカルトもあり、お酒と一緒に楽しめる料理で女性だけでなく男性客も魅了している。

 「女性客には少しあっさりした味付けに、お酒を飲む男性客には少し味を濃くしています」。

 地元の常連客が多く、お客さんの年齢や体調も考慮しているという。

 

 延岡の食材についてお聞きする。

 「福岡や佐世保と比べても、延岡はなんでも新鮮な食材が揃います。肉は宮崎牛を使っています。野菜はすべて延岡のものを使っています。鮮度がいいのでハリや甘み、味が全然違います。レタス一つとっても水々しく葉のはり方が違うんです」。

 「魚も不漁でない限り、延岡の北浦産の地物を使っています。ハタとかアラとかは中華との相性も凄くいいんです。冬は北浦で揚がるカマスを素揚げにして薬味ソースをかけたり、甘いピリ辛の味付けで軽く炒めたりします。いまが旬のガラエビも素揚げして山椒塩を添えてカラごと召し上がってもらっています」。

 鮮度がいい地元の魚介だから出せる料理だ。

 

 ランチをいただいた。延岡の野菜を使ったサラダから始まり、春巻きにしゅうまい、宮崎牛、中華スープにパラパラチャーハン。最後は奥様特製のシフォンケーキ。本格的な中華がリーズナブルな料金でいただける。あっさりしていて女性に人気なのも納得だ。

 

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ランチで提供された料理。宮崎牛(上)、チャーハン(中)、奥様特製のシフォンケーキ(下)。

 

 2月7、8、9日に開催された「のべおかタパス食べ歩き2020」。気軽に小皿料理を楽しめるイベントには3年前から毎年参加しているという。「イベントで出した小皿料理はとても好評で、過去の料理を数種類メニューに載せています。初年度に出した『宮崎県産牛ホホ肉の紹興酒煮』は好評で、ランチやコースにも組み込み常に出すようにしています」。

 「東九州バスク化構想」のイベントでは、「ヒオウギ貝と地鶏のシューマイ」を披露するという。

 「天然ならではの旨み詰まった延岡のヒオウギ貝を手作りの皮で包んだシューマイです。ぜひ味わっていただきたいです」という小澤シェフ。

 延岡の食材を使った広東料理に興味が尽きない。当日の料理は、山本益博さんの連載「夫婦で行く1泊2食の旅#53(番外編)」でご覧いただけます。

 

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■Chinese Restaurant FUBITO(史)

 

住所/宮崎県延岡市本町1-4-11 1F

問い合わせ/0982-27-5976

営業時間/11:30~14:00(L.O.13:30)18:00~21:30(L.O.21:00) 定休日/日曜日

 

 

 

延岡テロワール(5) 気軽に。くつろぐ。「かくれ処キッチン ふかみ」

取材・高山コジロー

 

 

 延岡駅から車で6、7分ほど。南町の繁華街、飲食店が入るビルの1階の奥まったところにある「かくれ処キッチン ふかみ」を訪れる。入り口に掲げられる「気軽に。くつろぐ。」看板が印象的だ。

 店内に入ると正面のカウンター席が4席。左手に座敷があり、右手にはテーブル席。20人ほど入れるお店だ。

 

 宮崎市内の居酒屋で働いたのち、延岡に戻り居酒屋で8年ほど働き独立する。2018年にオープンしてもうすぐ2年目。若き店主の深見政男さんにお話を伺った。

 

 

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話の節々に延岡愛がにじみ出る店主の深見政男さん。

 

 

 「生まれ育った延岡が好きで、地元で店をやりたかったんです。お客さんが気軽に、くつろげる店をやりたいと思い始めたんです」。

 オープン当初は延岡の食材を使うとか、特に意識してなかったという。

 「いざ店を始めてみて、延岡の恵まれた食材の素晴らしさに気づきました(笑)。魚はもちろんですが、野菜、肉。自然薯、たらの芽、野蒜などの山の幸も豊富ですね」。

 

 

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オープン前の店内には、地元産の新鮮な食材が並んでいた。

 

 ランチは若いお客さんが多く、夜は50代60代が多いという。お酒は宮崎県産の芋焼酎が一番人気で、刺身をメインとした魚料理の注文が多いという。

 

 「やはり魚に一番力を入れてます。魚は信頼している魚屋さんから仕入れ、すべて延岡産です。海の天候が悪くて魚の数が少なかったようですが、今日もすべて延岡で揚がった新鮮な魚を仕入れてます」。

 クロムツ、カマス、アジの刺身をいただく。どれも新鮮で脂が乗っている。東京では味わえない美味さだ。珍しいアジの白子は濃厚で旨みたっぷり。大振りで新鮮なアジでしか出せない逸品だ。メヒカリ、カマスの唐揚げどれも旨い。

 

魚ばかりでない。延岡発祥のチキン南蛮は深見さん自信の一品。

 「もも肉を使い、手作りの南蛮酢とたっぷりのタルタルソースを合わせています。正直旨いですよ(笑)」。ジューシーに揚げたもも肉に南蛮酢とタルタルのバランスがよく素晴らしかった。

 

IMG_8009SSS地魚のお造り(左)、メヒカリの唐揚げ(中)、チキン南蛮(左)。

 

 2月7、8、9日に開催された「のべおかタパス食べ歩き2020」。気軽に小皿料理を楽しめるイベントには、「宮崎牛すじの煮込み」「北方産自然薯のきのこ餡かけ」「宮崎名物レタス巻き」の3品で参加した深見さんは、2月の延岡市が提言する「東九州バスク化構想」のイベントでは「北方産自然薯のとろろと真鯛の炙り」を披露するという。真鯛は島浦島の結城水産から提供される。若き料理人による延岡の海の幸と山の幸のコラボが楽しみだ。

 

 「延岡の食材の素晴らしさを伝えたいです」という深見さん。

 当日の料理は、山本益博さんの連載「夫婦で行く1泊2食の旅#53(番外編)」でご覧いただけます。

 

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■かくれ処キッチン ふかみ

 

住所/宮崎県延岡市南町1-2-10

問い合わせ/0982-26-2136

営業時間/11:30~13:00 17:30~22:30 定休日/日曜日

 

 

 

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     講座の詳細は以下の「よみうりカルチャー」のホームページをご覧ください。期の途中からの受講も可能です。ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。

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