編集部通信

バルセロナ在住ライター、豊福晋・著『欧州 旅するフットボール』発売!


実況アナウンサー・倉敷保雄氏絶賛! 欧州サッカー紀行エッセイ

 

 5月10日、バルセロナ在住のスポーツライター豊福晋氏の新刊書籍『欧州 旅するフットボール』が発売された。
 豊福氏は『Sports Graphic Number』(文藝春秋)をはじめ多数の媒体に執筆、翻訳するスポーツライター。『週刊大衆ヴィーナス』(双葉社)、『Number』、『週刊サッカーダイジェスト』(日本スポーツ企画出版社)などで、豊福氏がこれまで綴ってきた記事が、大幅に加筆、修正されて1冊にまとまったのが本書だ。

 

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 バルセロナ、マドリード、ロンドン、パリ、リスボン、ナポリ、フィレンツェ、ベルリン、グラスゴー……30を超える街で受け継がれるフットボールの物語が、美しい文章で表現されている。

 

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 メッシ、クリスティアノ・ロナウド、ルイ・コスタ、ピルロ、長谷部誠、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、乾貴士、中島翔哉、中村俊輔、中田英寿、ペレ、クライフ、モウリーニョ、アギーレ……数々の名選手、名将から、スペイン4部リーグ『エウロパ』の選手まで登場。

 

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 そして、日本のスペインバルでもおなじみのハモン・イベリコに、バスクのステーキ・チュレトン、バルセロナで食べられる焼きねぎ・カルソッツ、から、クリスティアノ・ロナウドが愛した「ほし鱈とジャガイモの卵とじ」、中村俊輔が活躍したイタリア・レッジョ・ディ・カラブリアのマリア婆さんが愛した「魚介のリングイーネ」からベルリンのビアホール『プロトコル』の濃厚なラガービールまで、欧州のサッカー旅行では欠かせない「食と酒」も豊富に綴られている。

 

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 世界のフットボールを語り続ける第一人者、アナウンサーの倉敷保雄氏からは素敵な推薦文をいただいた。

「情景の切り取り方がイニエスタのパスのように美しい。こんな旅の経験は誰かに話したくなる」

 ぜひ、お読みください!

 

●書籍『欧州 旅するフットボール』好評発売中!!

 

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著:豊福晋
定価:本体1400円+税
 

『ソウル江南美容クリニック体験報告会』レポート

 去る4月6日、東京・五反田にて、トークイベント『江南の高級美容クリニック体験! 北山節子「ソウルでキレイになってやる! 2019」』が開催されました。

 講師は、接客アドバイザーとして活躍中の北山節子さん。彼女が韓国のソウル・江南(カンナム)の高級美容クリニックで施術を受けた実体験をお話されるということで、同世代の編集部スタッフも興味津々で参加してきました。

 

江南のシンボル、ギャラリア百貨店

江南のシンボル、ギャラリア百貨店

 

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講師の北山節子さん

 

 北山さんが施術を受けたのは、高級ショッピングエリアとして有名な江南の狎鴎亭(アックジョン)にある『JK美容整形外科』https://japan.jkmedicalgroup.com/。韓国だけでなく、日本やアジア各地から患者が訪れている人気のクリニックです。

 

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アックジョン駅から徒歩分3分のJK美容整形外科の内観

『JK美容整形外科』は狎鴎亭(アックジョン)駅から3分ほど

 

 北山さんは10代のころからアトピーによる肌荒れに悩まれていたそう。ふだんはファンデーションなどでカバーメイクしていますが、アラフィフ世代になって、肌のたるみや二重顎など、気になる箇所がいろいろ増えてきたといいます。ただ、事前にインターネットでさまざまな美容クリニックの施術を検索して、「肌にメスを入れるような美容整形に興味がない」と思っていたそうです。

 しかし、クリニックで丁寧なカウンセリングを受け、自分に合った施術方法があるということを知って、最終的に施術を受けることを決めます。ちなみに、クリニックには日本語ができるスタッフがいるので、韓国語ができなくてもまったく不便はないそうです。

 北山さんが受けた施術は、以下の6つです。

 

・anti- aging non incisional thread lifting (3D糸によるリフティング)

 睡眠麻酔&局所麻酔、抜糸なし、手術時間30分

 3D構造の糸で強力なリフティング効果が得られる。しわ改善に効果的

・botox mandible angle(えらボトックス)

 麻酔なし、施術時間5分

 えらの筋肉(咬筋)にボトックスを注射。えらの張った顔を小顔にすることができる

・botox salivary gland(唾液腺ボトックス)

 麻酔無し、施術時間5分

 ボトックスによって唾液腺の活動を抑えて、唾液腺を萎縮。顔の横をすっきりさせる

・liposuction(double Chin)(二重顎脂肪吸引)

 睡眠麻酔&局所麻酔、手術時間1時間

 Vaserと呼ばれる最新の脂肪吸引機器による施術。できるかぎり目立たない箇所を5mmほど切開して管を入れ、余分な脂肪を吸引

・i2PL(full face)(レーザー治療)

 麻酔無し、施術時間30分

 Intense Pulsed Lightという非常に強い複数の波長の光を肌に当て、皮膚の病変を治療

・サーモンDNA注射

 局所麻酔あるいは睡眠麻酔、施術時間20分

 “肌ヒーリング注射”によって、肌の細胞を奥から活性化させる

 

 イベントでは、北山さんの施術前、施術後の写真をスライドで見ながら、実際にどんなふうに治療が行われたか、どのように施術の効果があったか、体験談をまじえたお話がありました。肌のトラブル、たるみや二重顎はかなり改善されたことを、日々実感されているそうです。

 

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北山さんの体験談に参加者も興味津々

 

美容クリニックの広告がズラリと並ぶアックジョン駅地下街

駅の構内にもさまざまなクリニックの広告が

 

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クリニックへ行く際に覚えておきたい、韓国語ミニレッスンもありました

 

 なお、今回の北山さんの治療は1日で済み、施術当日に滞在先のホテルへ戻られたとのころ。2泊3日の短期の韓国旅行でも受けられる治療は、様々あるそうです。興味を持たれた方はぜひ、クリニックのホームページをチェックしてみてください。

 

*『JK美容整形外科』https://japan.jkmedicalgroup.com/

 

世にも愉しい「廃線ウォーク」!?

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 錆びたレール、苔むした枕木、軌道上には植物が茂り、行く手を阻む。架線が外された支柱には蔓が複雑に絡み合い巻きついている。長いトンネルの中は漆黒の闇。電気が通っていない真の暗闇だ。所々に湧水が流れている。暗黒の先に白い点のように微かな光が見え、歩を進めるにつれて徐々に大きくなる。外界への出口だ。

 

 異空間に迷い込んだような光景は廃線からの月日の長さを物語る。ここは群馬県安中市。21年前に廃止された横川と軽井沢を結ぶ信越本線の碓氷峠。なぜ21年も放置されてきた線路上を歩けるのかというと、昨秋、安中市観光機構が「廃線ウォーク」というトレッキングツアーを始めたからなのだ。 

 

 「廃線ウォーク?」

 

 最初に聞いたとき、昔線路があった場所にできたトレッキングコースを歩くのかと思った。実際は廃線そのものを歩く。つまり、1997年に廃止された信越本線の横川~軽井沢間の軌道の上をそのまま歩くのである。線路はもちろん敷かれたまま。風雨の影響を受けないトンネル内などは、いまにも列車が走ってきそうな錯覚に陥るくらいしっかりとした線路だ。廃線とはいえ、普段は立ち入り禁止の場所。映画「スタンド・バイ・ミー」の気分だ。それだけにワクワク感が募る。もちろん、列車が走ることはないのだが……。

 

 2018年10月14日の鉄道の日、第1回「廃線ウォーク」が開催された。釜めしで有名な横川駅をスタートし、めがね橋→熊ノ平→軽井沢駅まで、25本のトンネルと廃線をたどるコースでツアー参加者は91名。安中市から国重要文化遺産を含む廃線路の使用許可がおりたことで実現したものだ。群馬県安中市と長野県軽井沢町、県境を越えて日本の近代化を支えた鉄道遺産群を歩く「ヘリテージツーリズム」として脚光を浴び、以後月1回の頻度で開催されている人気のツアーとなっている。編集部は2月28日に行われたモニターツアーに参加してきたので、そのレポートをお届けしよう。

 

 碓氷峠の最大勾配は66.7‰(1000メートル進むと標高が66.7メートル上がる)。実際に歩いてみると分かるが、よくぞこの急坂を列車が走っていたものだと感嘆する。横川~軽井沢間といえば、日本一の急勾配区間で日本の鉄道史上最大の難所だった。鉄道ファンの間では知らない人はいない聖地だ。距離にして11.2㎞、標高差は553mもある。廃線となった当時の所要時間は登る時に約17分、下る時には約24分を要した。

 1997年9月30日。長野新幹線の開通にともない約104余年の歴史に幕を下ろし、信越本線・横川~軽井沢間は廃線となった。

 

 あれから21年。

 

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 鉄道史に名を残すこの軌道の上を歩くことができるのだ。
 

 東京駅から北陸新幹線に乗り、モニターツアーの起点となる群馬県安中市の横川駅に向かった。

 

 高崎駅8:42発の信越本線普通列車で終点の横川を目指す。約30分ほどのローカル線ミニトリップ。横川と言えば、鉄道ファンでなくとも一度は耳にしたことがある有名駅弁「峠の釜めし」を販売する駅。かつて、ここを通る列車は皆この駅で峠専用の機関車を連結し、日本一の急勾配「碓氷峠」に挑んだ。連結作業の為に停車時間は長く、乗客はその時間を利用して名物駅弁を購入することができた。現在は信越本線の終着駅となり、すべての列車はここで降り返す。名物だった駅弁の立売はいない。駅構内に駅弁の販売所はあるが、利用客は少ない。

 

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現在の横川駅。信越本線はここまで。峠に向かう列車はもはやない。
 

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現在は横川から軽井沢まではJRバスが運行している。
 

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名物駅弁「峠の釜めし」。「廃線ウォーク」の参加者にはランチに提供される。

 

 駅を出ると、すぐに碓氷峠鉄道文化むらがある。碓氷峠で活躍した歴代の車両たちが展示されているほか、貴重な鉄道車両が数多く静態保存されている。HOゲージの鉄道模型のジオラマ走行やトロッコ列車の運行など、子どもたちや鉄道ファンには垂涎の施設だ。中でも目玉は「EF63形機関車」体験コース。本物の碓氷峠専用電気機関車を運転できるのだ。施設内の旧信越本線在来軌道上に動態保存されたEF63形車両を指導員の添乗のもと、軌道上約400mの距離を往復運転(計約800m)する。実物の機関車を運転できるのは日本で唯一ここだけ。かなりの人気で全国から予約が殺到しているという。詳細は施設のホームページで。
※EF63形電気機関車運転体験をには、学科、実技(約1日)の講習の受講が必要。受講予約も以下のホームページ上から可能。

「碓氷峠鉄道文化むら」ホームページ

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「碓氷峠鉄道文化むら」。ここでしか会うことのできない貴重な車両が30両以上も展示されている。

 

 

 今回のモニターツアーでは、横川駅から専用のバスで旧熊ノ平駅へ向かう。ここは横川と軽井沢の中間地点で唯一平坦な地形になっている場所。信越本線の新線ができるまでは単線だったため、上下線のすれ違い場所として機能していたが、1963年に旧線が廃止になって以降は駅ではなく信号場となった。 

 

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旧熊ノ平駅。写真向かって右が上り線(軽井沢方面)、左が下り線(横川方面)。

 

 熊ノ平駅(廃線時は信号所)から、横川方面に向かう。熊ノ平駅はレールは錆びているものの、雑木や下草は取り除かれ、綺麗に整備されていた。

 ライトを手にヘルメットを装着。スタートしてすぐにトンネル(下り線第3隧道)に入る。入口はイルミネーションが施されていて、ちょっとしたテーマパークの様相だ。トンネルの壁面には碓氷峠の最終列車が走った時の映像が映し出されている。ただし賑やかなのはここまで。ここからは闇の中をひたすら歩くことになる。急勾配で知られた碓氷峠、トンネルの中だってもちろん急坂だ。

 ライトを照らすと、そこかしこに往時の遺物が残っているのが分かる。標識や信号、鉄道電話…マニアなら見逃せないものばかり。電気は通っていないので稼働することはなく沈黙したままだ。

 

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熊ノ平駅からすぐのトンネル(下り線第3隧道)入口付近は幻想的なイルミネーションが施されている。
 

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鉄道保線に関わる器具は暗いトンネルの中に今も静かに眠り続ける。

 

 当時の運転士はトンネルが怖かったという。気味が悪いからではない。ブレーキが効かなくなったらどうしようという恐怖だ。峠を下る時の運転は登る時より数倍難しかった。下り坂で速度を時速38㎞以上出すといかなる手段を使っても止めることができなくなると言われていて、慎重にブレーキを掛け速度を制御しながらトンネルを下っていたそうだ。この難所を走るために開発された特別な電気機関車”EF63”が25両製造され、1963年から廃止されるまで走っていた。EF63を運転できたのは横川運転区に配属された機関士のみで、いわば”峠のプロフェッショナル集団”が担当した。全盛期には横川の町の50%以上が国鉄職員だったといい、横川が鉄道の町と言わる所以である。

 

 それだけの急な下り坂、足場も悪い線路の上を黙々と歩く。ちょっとした探検隊の気分だ。前方に微かな明かりが見えてくると、有名な撮影スポットとして知られた「めがね橋」はもうすぐだ。

 


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光が射し込む先は……。

 

 国の重要文化財に指定されている碓氷第三橋梁、通称「めがね橋」は、明治25年に完成した碓氷川に架かるレンガ造りのアーチ橋。全長91m川底からの高さは31mで使用されているレンガの数は200万個以上。日本最大級のレンガアーチ橋だが、1893年から1963年までアプト式鉄道が使っていた旧線のものだ。我々が歩いているのは1963年から1997年まで使われていた新線の下り線。

 

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新碓井川橋梁の上から「めがね橋」を望む。落葉樹に囲まれた美しい姿。新緑や紅葉の頃の絶景は想像に難くない。
 

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渓谷に架かる鉄道橋梁を堂々と歩けるのも「廃線ウォーク」ならでは。先には再びトンネルの入口が見える。

 

 橋の上で普段は味わうことのできない絶景を堪能することができる。暗く長いトンネルの合間に現れる峡谷に架かる橋の上は、一般的なトレッキングでは足を踏み入れることのできない場所。国の技術の粋を尽くした日本国有鉄道の線路だからこそ架けられた橋の上なのだから。

 束の間、陽の光を浴びて眼下に木々を見下ろす森林ウォークを楽しむ。橋を渡りきると、再び長いトンネルに入る。碓氷峠下り線最長の第2隧道で全長約1.2キロだ。規則的に並ぶ枕木(コンクリート)の間隔に歩幅を合わせて延々と線路の上を歩く。前方に明かりはみえない。振り向くとすでに入口の光は点のよう。いよいよ真っ暗闇だ。手持ちのライトを消せば漆黒の世界。外界から隔絶された不思議な気持ちになる。ひたすら急坂を下る。前方に白い点が見えて来た。

 点は次第に円となり、いよいよ半楕円形のトンネル出口と認識できるようになる。久しぶりに自然の光が線路を照らす。トンネルを抜けると赤く錆びついた鉄路が鬱蒼と茂る雑木の間を貫く、まさに廃線跡という光景が広がった。

 

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最初は小さな点だった光は次第に出口の馬蹄形になってくる。


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トンネルを出て振り返ると、漆黒の闇が続いていた。この暗闇の中を歩いてきたのだ。


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場所によってはレールが埋もれているところも。21年の歳月を物語っている。

 

 ずっと直線が続いていたが、ここから緩やかにカーブしている。廃線ウォークを主催する安中市観光機構によって線路上の草木は刈られているが、ところどころに切株が残り、雑草や苔の生育は良い。必然的に大自然の中のトレッキングとなる。主催者の話によると、このあたりは21年間放置されてきただけに、雑木が繁茂するジャングル状態だったといい、数メートル刈り進むのに何時間も要したそうだ。歩ける状態にするまでの苦労に頭が下がる。

 トロッコ列車の駅が見えてくるとゴールの碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」だ。 

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ゴール地点は日帰り温泉施設「峠の湯」。碓氷峠鉄道文化むら駅~碓氷峠の森公園交流館「とうげのゆ」駅(およそ2.6km)を結ぶトロッコ列車の終着駅にもなっている。

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かつてアプト式鉄道が走っていた旧線は遊歩道「アプトの道」として整備されていて、熊ノ平までいつでも歩くことが出来る。
 

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長野県側の下り線。トンネルの先は軽井沢駅だ。

 

 今回のモニターツアーで歩いたのは旧熊ノ平駅から峠の湯まで(信越本線新線の下り線)だったが、3月17日(日)には「廃線ウォーク第5弾」が開催予定で、この回では初めて上り線を歩く企画が盛り込まれている。横川から下り線を登り、旧熊ノ平駅でランチ休憩。「峠の釜めし」を食べた後、上り線を下る。ややこしいのだが、下り線を登り、上り線を下る。鉄道用語では東京方面が上り線なので、こうした表現になるのだ。廃線とはいえ、軌道が残り、トンネルや橋梁も当時のまま。安全上、普段は立ち入り禁止。ここを歩けるのは「廃線ウォーク」ツアーの参加者だけなので、通常では味わうことのできないトレッキングを楽しみたい人にはオススメだ。応募締切が迫っているので、申込みはお早めに! コチラから。

 

 「廃線ウォーク」は旧信越本線の新線軌道上を特別に歩くことのできるツアーイベントだが、これとは別にアプト式鉄道時代の廃線敷を利用した「アプトの道」を歩くこともできる。こちらは横川駅~熊ノ平駅の間の約6kmが遊歩道として整備されているので、通年通行可能だ。「アプトの道」には国の重要文化財である旧丸山変電所をはじめ3つの橋梁と10の隧道があり、めがね橋を代表する鉄道煉瓦構造物群などの碓氷峠鉄道遺産にふれることができるので、こちらにもぜひ足を運んでみて欲しい。

 

 そして嬉しいニュース。「廃線ウォーク」第6弾が4月21日(日)に企画されている。この回では軽井沢から横川まで、初めて上り線全てを歩くツアーを行う予定だそうだ。また新しい企画が盛り込まれている。募集開始は3月18日(月)、廃線ウォークのWebページをチェックして欲しい。どうやら未知なる冒険がまだまだ待っているようだ。期待せずにはいられない。

  

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安中市観光機構の上原さん 。「廃線ウォークはこれから定期的に行っていくイベントです。まだまだ発展段階なので、廃線を活かした企画をいくつか検討しています」

 

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 群馬県安中市は、公開中の映画『サムライマラソン』のモデルとなった「安政遠足(あんせいとおあし)」が行なわれた場所。安政2年(1855年)に安中藩主板倉勝明が藩士の心身鍛錬の目的で安中城から碓氷峠頂上にある熊野権現まで徒歩競争させたと伝えられている。「安政遠足」は、毎年5月の第2日曜日に行われている(2019年は5月12日実施予定)。侍に扮したり、思い思いの格好で碓氷峠を走る人たちが多数参加する一大イベント。鉄道の聖地として有名な碓氷峠だが、落葉樹の多い自然がたくさん残り、新緑が萌える季節や山が燃えるような紅葉の秋など、他にも様々な楽しみ方ができる場所。ハイキングを楽しむも良し、ドライブを楽しむも良し。急カーブが連続する国道18号を行く路線バスの旅も良し。

 今回の「廃線ウォーク」モニターツアーでは、そんな碓氷峠の魅力を堪能することができた。安中市をはじめ隣接する長野県軽井沢町を含む周辺の見どころも取材させていただいた。その様子は近日、この編集部通信でお届けする予定なのでお楽しみに。

安中市観光機構ホームページ

廃線ウォークのWEBページ

 

 

 

 

3.11宮城県石巻震災追悼イベント @東京シティエアターミナル

「TABILISTA」では昨年末より「石巻・牡鹿半島~絶景・美食・縄文~」を連載してきましたが、東日本大震災から8年となる本日14時から箱崎にある東京シティエアターミナルにて石巻市の追悼イベントが開催されます。お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

追悼イベント
日程 3月11日(月)
時間 14:00~15:30
内容 ・震災を体験した語り部による「震災体験と石巻の現在について」(講演)
   ・14:46 黙とう
   ・これからの石巻について「アルベルゴ・ディフーゾへの取り組み」(講演)

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3月の「毎日が旅行博」イベントのテーマは、「がんばろう石巻 地域の復興を観光で」

本館2階会場では、石巻市の震災当時の様子から復興までの写真パネル展や映像放映を行っております。また、3月11日(月)14時より、追悼イベントを開催いたします。それ以降は、観光で復興を盛り上げたいということから、物産展などを開催する予定です。

イベント概要
日  程 2018年3月2日(土)~3月31日(日)
開館時間 8時~20時(追悼イベントや物産展は、時間が異なります。)
場  所 T-CAT本館2階「毎日が旅行博」Tour Expo会場
内  容 

①写真パネル展・映像放映
3月13日(水)~3月31日(日)は、復興に向かう活気に満ちた今をお伝えいたします。

②観光案内
日程 3月13日(水)~
時間 未定
内容 物産展(予定)

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東京シティエアターミナル2階「毎日が旅行博」Tour Expo 内 [東京都中央区日本橋箱崎町42-1]

 

主催 サンファンヴィレッジ

協力 東京シティ・エアターミナル東京空港交通宮城県経済商工観光部観光課宮城県観光連盟みらいサポート石巻宮城県石巻市大崎市石巻観光連盟峩々温泉東鳴子温泉旅館大沼良葉東部JF宮城県石巻湾支所万石浦鮮かき工場カイタクビヨンド牡鹿の学校

 

 

牡蠣のまち 石巻へ!!

 

 石巻は牡蠣の産地として有名ですが、2018年4月下旬に同じ宮城県の南三陸町戸倉地区に続き、石巻地区、石巻市東部、石巻湾の3支所が国内2例目となるASC*国際認証を取得しました。ASC国際認証というのは、WWFが国際的な海洋保全活動の一環として、天然の水産物ではなく、養殖による水産物を、海の自然や資源を守って獲られた持続可能な水産物(シーフード)として認証する仕組みです。

*「ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)」

イシノマキマンTwitter 【https://twitter.com/ishinomakiman

*詳しくは石巻観光協会のホームページでご覧いただけます。

 

1.宮城県観光プロモーション

美味しい野菜とは?静岡県三島市の箱根西麓三島野菜をレポート!

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三島市へは東京駅から新幹線で約50分。三島市は、直接海に面してはいないけれど、富士山と駿河湾を同時に望める恵まれた立地条件にあります。富士山の火山灰土が熟成された肥沃な土壌で育った野菜は、「箱根西麓三島野菜」として、その美味しさが高く評価されているとのこと。普段食べている野菜と、どう違うのだろう…? 
この地で採れる野菜の美味しさの秘密を知るために、ゆるやかな傾斜の畑にある農家を訪ねてみました。
 

 

就農もグループユニットの時代!?

 

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のうみんずのみなさん(メンバーは現在6人)。

 

  まず、話を聞かせて頂いたのは、期待の若手就農グループ「のうみんず」のみなさん。のうみんずは、JA三島函南青壮年部員の若手で結成され、「箱根西麓三島野菜」のPR活動や新品目の栽培に取り組んでいます。

―― のうみんずは、いつから活動しているのですか?
「正式に結成したのは2015年ですが、5年くらい前から、今のメンバーで活動を始めています。JAのなかで日常的に一緒にいるメンバーが、それぞれ作っていた野菜は違ったのですが、何か一緒に作ってみようという話になり、全員でミニ白菜「タイニーシュシュ」と「ロメインレタス」の共販出荷に取り組んだことで、活動が始まりました。タイニーシュシュは、柔らかい葉の部分が多く、生で食べても美味しいんです。そしてサイズが普通の白菜の半分くらいでお手ごろなので、今後もっとブレイクすると思っています」
――(人参ジュースがふるまわれ)この人参ジュース、甘くて美味しいですね。
「この畑の人参をしぼっただけなんですけどね。ジュースにすると甘みが良くわかるんです。昼夜の温度差によって、にんじんは甘みが強くなるので、1月2月の人参が最も甘みが強くなるんです。雨が降っても、火山灰土の傾斜地なので水はけがよく水がたまらない。非常に恵まれています。その代わり傾斜が20度のところもあり、大型の機械を入れにくいので、作業性は悪いんですけどね  笑」

 

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IMG_0875 上/結成のきっかけでもあったミニ白菜。中/絞りたての甘い人参ジュース。下/この辺りは水はけがいいので根菜類、人参畑として最適。

 

  先輩農家さんたちが築いてきたブランド「箱根西麓三島野菜」の伝統を受け継ぎ、これを日本一のブランド野菜にすることを目標と宣言しているのうみんずのみなさん。
  地元出身で実家が農家のメンバーも多いのですが、ほとんどのメンバーは他の職業からの転職組。一旦、よその世界を見たあと農業に取り組みはじめたからこそ、燃えたぎる熱い思いを抱いているのです。
  でも、だからといって、ぎらぎらした雰囲気はなく、明るいノリの気のいい兄ちゃん集団というイメージ。静岡という土地柄もあり、サッカーサークルのメンバーかと錯覚してしまいそうでした。のうみんずのメンバーは先輩たちからも可愛がられており、「仲間になりたい」と思い就農する若者も多いのでは、と思わされます。採れたて野菜のようなフレッシュなグループユニット。メンバーは固定しているわけではなく、活動に共感してもらえれば、新規加入も可能だといいます。現在は、地元中心で販売をしていますが、都心部のデパートに販売ブースを設けたり、マルシェに出店したりと販売エリアを拡大しているところです。
  後継者不足で困っている地域は多いですが、三島農家の未来は明るそうです。
 

 

 レタス作りのプロに教わる美味しいレタスの見分け方

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  二か所目に伺ったのは、のうみんずの先輩にあたる内藤さんの農園。レタスをメインに作っている内藤さんは「箱根西麓三島野菜」の大ベテランの作り手で、のうみんずのメンバーの何人かもかつては内藤さんのもとで修行していました。
   標高250メートルのとても景色のいい内藤さんのレタス畑で、箱根西麓三島野菜の概要と、美味しいレタスのポイントなどをうかがいました。
 インタビューに同席したのは、大学を卒業したばかりでまだ見習い中の初々しい息子さん。高校3年生のときに農業も進路の選択肢に入れて考えるようになり、春夏休みにお父さんを手伝っているうちに、就農を考えるようになったということです。大ベテランの農業者を父に持つ息子さん、大変だけど、頑張ってお父さんの跡を継ぎ、三島の美味しい野菜を作り続けてほしいものです。内藤さんが解説します。
「まず、この地域の野菜の概要を話しましょう。駿河湾がよく見える箱根の中腹にあるこの畑で、だいたい標高250メートルくらい。見た通り傾斜のきつい畑です。私が小さかった頃は根菜類、人参、大根、ごぼうなどを作っていましたが、今は多種多様なものを作るようになってきました。
 いまはレタスを作っています。出荷期間は10月の初めから6月の半ばまで。長い期間やっています。自分は6人のグループで年間30ヘクタールくらいを作っています。そのうち私が作るのは6ヘクタール分くらい。8月のお盆の時期から種まきをして10月になると収穫し始めます。50万株分の種を蒔いています。
 堆肥、肥料も有機のものを中心に使っています。それによって、食べた時に「甘み」を感じるようなレタスになるようにしています。このレタスは美味しいんで、春巻きにしたり、いろいろな食べ方ができますよ」
  いいレタスの見分け方は?と聞くと、「ふわっとしたのがいいレタス」と内藤さんはおっしゃいます。確かにこの場にある採れたてのレタスは、どれもふんわりとして瑞々しい。油断するとすぐに締まってしまうので、老化して重くならないベストのタイミングで収穫しなければならないのだとか。
  本当に美味しいものを消費者に届けるための、内藤さんたちの努力が、美味しいレタスとして結実しているのだと思いました。
 

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上/収穫前のレタス畑。中/ふわっとした採れたてのレタス。下/ ベテラン内藤さんと初々しい息子さん。 

 

 

甘くて濃い野菜の衝撃体験
 

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 次に訪れたのは、杉本正博さんが営む杉正農園。まずは、小松菜が栽培されているビニールハウスに通されました。20数種類のきれいにカットされた色とりどりの野菜たちが並べられています。
「どうぞ、好きなだけお皿に盛りつけてください」。
 杉本さんの言葉にしたがって、野菜を皿にとっていきます。「皇帝塩」というおすすめの塩だけが置かれており、それを少しつけて生のまま野菜を食べるのです。
 「見学者は時間が許す限り案内します。ただし1時間半以上の時間がないと私の言いたいことが伝わらないので、それ以下の時間しかとれないなら断っています」。
 厳しい発言に一瞬、緊張が走りましたが、おそるおそる野菜を口に入れてみるとすぐに違いがわかりました。少し塩をつけて食べただけなのに。小松菜、なす、大根、里芋のそれぞれが、甘くて濃厚な味わいで、ものすごいインパクトがあるのです。普段なにげなく食べていた野菜とはまるで別物…衝撃体験でした。
 
 杉正農園が、現在のような多種多様な品目を作り始めたのは、イタリアンの名店「マンジャペッシェ」と取引を始めたことがきっかけのようです。そして、杉本さんの生来の研究熱心さに火がつき、興味を持った野菜をどんどん取り入れるようになっていったということです。今では130種類もの野菜を作っているそうです。レストランのシェフもこれだけ豊富な野菜を扱えるのは、さぞ楽しいことでしょう。

 

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IMG_0933上3枚/多くの有名レストランも惚れ込む杉正農園の野菜。下/熱心に説明してくれる杉本さん。
 

 

 静岡県では、県内で栽培される高品質な農林水産物の中から特に優れたものを「しずおか食セレクション」に認定していますが、杉正農園の小松菜は、平成26年11月に、この「しずおか食セレクション」に認定されています。
 この小松菜はハウス栽培されているのですが、なんと7連作ということです。通常、連作は避け、行う場合は化学薬品による土壌消毒をすることが多いのですが、ここでは化学薬品は一切使わず、米ぬかと石灰窒素、太陽熱消毒という方法で土壌を消毒しているとか。
 杉本さんにお話を伺いました。
「これからの農業は消費者に理解されないと成り立たないというのが、僕の経営の理念です。それから、企業秘密をもたないということもモットーです。農家の行動範囲はすごく狭いものですから、やはり自分が胸襟を開いて情報を提供し、相手からも情報をもらうというのが僕の考えです。ここへは年間30件くらいの見学があります。1人から大型バス2台まで、僕の時間が合えば必ずお受けしています。お金はもらいません。うちも楽しいし」
 次に、たくさんの野菜が並ぶ露地に案内してもらいました。見慣れた春菊などにまじって、始めて見るきれいなイタリア野菜が色鮮やかに並んでいます。
 消費者が美味しい!と感動する野菜作りを追求する点においては、杉本さんほど研究熱心な人はなかなかいないのではないかと思いました。そして、その研究の末に知り得たノウハウを隠すことなく他の人々に伝える…杉本さんは、まさに農業の伝道師と呼べるほどのすごい人という印象でした。

 

 

地元の素材を堪能できるレストラン『ハートフルダイニング おんふらんす』
 

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  農園を見学した後は、ランチで三島駅近くにあるレストラン「おんふらんす」へ。
さきほど見てきた農園の野菜たちの素材を活かした美味しそうな料理の数々が出されます。シェフの田中さんがお話しします。
「私の場合は素材を見てメニューを決めるので、今日、ここに出したメニューも昨日きた野菜を見て考えたものです。農家さんや、JAさんの窓口、何軒かの農家さんにお願いしているのですが、うちの方から野菜を指定して注文したことはありません。農家さんがその時一番自信のあるもの、美味しいと思っているものを頂き、その野菜を見てメニューを考えるのです。基本的にはフランス料理ですが、和の技法を入れてみたり、いろいろな工夫をすることで、この三島の野菜の良さを出せればと思っています。農家さんの思いを伝えるために、野菜をPRできるような料理作りを心がけています」
 実際に食べてみると二色人参のグラッセが、すごく甘くて、美味しかったです。何か特別なものが入っているのかと聞いてみると、
「塩とバターしか入れてないです。三島の人参はもともと本当に甘いんです。包丁を入れると野菜の良さがすごくわかるのですが、切った瞬間に、人参の断面がぴかっと光るほどみずみずしいのです。また、光が出るのは糖分が高いということを示しているのだと思います。あまり煮すぎると香りが飛んでしまうので短時間で仕上げるようにしています」
 素材の良さを生かした料理の数々は、心にも身体にも良さそうです。
 


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三島の野菜や果物を使ったスイーツ店『クリーム・ド・クオーレ』

              

  ランチの後は、地元の野菜や果物を使った珍しいスイーツ店「クリーム・ド・クオーレ」へ。そこでジェラートやプリンを頂きました。「おさつ(三島甘藷)ジェラート」は焼き芋をジェラートにした低糖スイーツ。焼き芋にすると芋の甘みが一番引き出せるとか。実際に食べてみると、たしかに焼き芋の風味がして、素材の味を楽しめたのです。 

 

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上左/おさつのジェラート。上右/おさつのプリン(右)、くりーむぷりん(左・カラメルソース付)。下左/外観。下右/思わず惹かれる沼津産のみかんゼリーがたったの100円。

 

 

 

ご当地パン祭りで2種のパンが全国1位!

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 スイーツ店の後は、焼きたてパンの店『グルッペ』へ。『日本全国ご当地パン祭り』で第1位を受賞し、いまや三島を代表するご当地グルメの代表となった2つのパン「みしまコロッケぱん」と「みしまフルーティキャロット」はグルッペの石渡麗子さんの情熱によって生まれたもの。その裏話を聞いてみました。

「三島に嫁いできた私が、地産のものを使って三島のために何かできないかと思い、三島馬鈴薯(メイクイーン)で作ったのが冷めても美味しいコロッケ「みしまコロッケ」。実際に作って販売してみると、この商品が『みしまコロッケ総選挙』で1位を獲得しました。そして次に三島産の米を炊き上げてから小麦粉と合わせて練り込んで作る蒸しパンに特製ソースに絡めたみしまコロッケを挟んだこだわりの「みしまコロッケぱん」を作ったところ、なんと『日本全国ご当地パン祭り』で全国第一位を頂きました。
 もうひとつの看板商品は、「みしまフルーティキャロット」という三島人参をパンの生地やゼリーに使ったもの。これは以前、三島人参で作ったジュースを飲んだ時に「りんごとオレンジを入れてるんじゃないか」と疑うぐらい甘くて。この美味しい人参を使ったパンを絶対に作ってみようと決めたんです。袋のデザインも工夫し、パンそのものが人参に見えるようにこだわりました。このパンも『日本全国ご当地パン祭り』で第1位を受賞。ふたつとも、ぜひ皆さんに食べていただきたい」
 地産地消にこだわっていたら、2種のパンが全国1位になってしまうとは。両方とも、個性的で、もちろんとても美味しいです。
石渡さんのご当地パン、次は三島の何を用いて作ってくれるのか、楽しみです。

 

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上左/みしまコロッケぱん。上右/みしまフルーティキャロット、下左/外観。下右/三島のためにと、数々のヒット商品を作り出している石渡さん。

 

 

お土産買うなら「伊豆・村の駅」へ

 

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 三島の特産物が勢揃いしている「伊豆・村の駅」に足を運んでみました。先ほど見た三島の農作物やパンも販売されています。

 

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 広々とした店内は、地元の人も観光客も満足できる品揃え。

 

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上左/わさびコーナー。上右/ご当地ソーダがずらり。下左/のうみんずのミニ白菜発見。下右/グルッペのパンもこちらで販売されている。

 

 

箱根西麓は水耕栽培にも最適

 

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「伊豆・村の駅」内で販売されていた食材の中で目についたのがクレソン。たっぷり盛られたクレソン料理がテーブルに並べられた中、クレソン農家の青野陽子さんに、お話を伺いしました。 
  「もともとウチはトマト農家だったんですが、病気をきっかけにいろいろ調べてみると、どうやらクレソンがいいらしいということに。ならば、実際に自分で栽培してみたいと思いました。クレソンはわさび菜を育てるのと同じ条件の、水が冷たいほどいいクレソンができるんですね。箱根西麓から湧き出る水源は量も多く、水温も15度くらいでクレソン栽培に最適だったんです。実際クレソンを食べると、体質が変わり、あらゆる数値が違ってきたんです。」
  クレソンは肉料理の付け合せとして良く知られていますが、主役になり得る野菜で、肉に負けない風味の強さがあります。栄養価は、βカロチンが豊富に含まれている他、抗菌効果、血液酸化防止の効果もあり、カリウムやカルシウムも多く含んだ緑黄色野菜。
  クレソンの健康への影響を自身が体感した青野さんだからこそ、情熱を持って多くの人々へすすめられるのですね。
  試食で提供された料理もバリエーション豊か! 味はもちろんのこと、健康志向の高まりで、今後ますます注目されていく野菜になるでしょう。

 

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上/試食として差し出されたクレソンのサラダ、カルパッチョ添え。豪華なメインディッシュに。中左/クレソンのてんぷら。中右/クレソンのおひたし胡麻和え。下/店内のクレソンコーナー。青野さんのラベルもおしゃれ。

 

 

 慌ただしい取材でしたが、富士山と駿河湾に挟まれた三島という地域の素晴らしさ、そしてその地に育つ瑞々しい野菜の美味しさが、いまだに強烈な印象として残っています。
 最初は、三島の自然や風土が、こうした極上の野菜を作り出したのではないか、と単純に考えたのですが、実はそれだけではありませんでした。消費者に本当に美味しい野菜を食べてもらいたいという生産者たちの情熱と創意工夫、気の遠くなるような試行錯誤の繰り返しが、三島の気候風土と相まって、「美味しい野菜」として結実したと言うことに思い至ったのです。
 もし、この地を再訪することができたら、今回手に取ることができなかった他の旬の野菜もできるだけ多く食べてみたいと思いました!!
 

 

櫻井 寛 先生の写真展が東京と大阪で開催!!

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櫻井寛写真展

The Canadian
1977-2019

 https://fotopus.com/event_campaign/showroomgallery/detail/c/1633

 

【オリンパスギャラリー東京】

2月8日(金)~2月13日(水)11:00~15:00(最終日は15:00まで)木曜休館/入場無料

アクセス

 

 

【オリンパスギャラリー大阪】

2月22日(金)~28日(木) 10:00~18:00(最終日は15:00まで)日曜・祝日休館/入場無料

※【ギャラリートーク】2月23日(土) 14:00 ~ 15:00

アクセス

 

<お問い合わせ:オリンパスギャラリー事務局 TEL:03-5909-0191>

 

 「TABILISTA」で連載中の漫画『駅弁ひとり娘』の監修を務めるフォトジャーナリストの櫻井寛さんが、東京と大阪で写真展を開催します。著書は共著も含め97冊。これまで95ヵ国を訪問し、渡航回数は236回。そんな櫻井さんが、今から42年前の1977年10月、初めて訪れた国がカナダで、初めて乗った列車が、 CPR(カナダ太平洋鉄道)の大陸横断特急「ザ・カナディアン」だった。

 カナディアン・ロッキー山脈を越えるカナダの大陸横断鉄道、VIA レールカナダ、CPR(カナダ太平洋鉄道)、CN(カナダ・ナショナル鉄道)、3鉄道の旅の魅力を余すところなく紹介。

 櫻井寛さんの写真展「The Canadian 1977-2019」にぜひ足をお運びください。

 

<インフォメーション>

オリンパス公式サイト

https://fotopus.com/event_campaign/showroomgallery/detail/c/1633

 

 

< 2019.05

 

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     講座は月1回、4月~6月期は第2週土曜日13時30分~15時、7月~9月期は第4週土曜日13時30分~15時。話題の韓国ドラマの見どころなどをわかりやすく紹介していきます。

     講座の詳細は以下の「よみうりカルチャー」のホームページをご覧ください。期の途中からの受講も可能です。ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。

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