琉球島猫百景

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#31

〈番外編〉台湾 猴硐猫村〈2〉人が猫に寄り添う美しい村

写真・仲程長治 文・シマネコキネマ  

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首輪こそしていないが、どの猫も飼い猫のように安心しきっている


 前回#30に引き続き、世界的に有名な猫スポットである台湾・猴硐猫村(ホウトンマオツゥン)からのレポート。
 猫カフェや猫グッズの店が立ち並ぶ丘陵沿いの集落側から、猫たちがくつろぐ猫型の跨線橋を通って駅の反対側へ渡ると、かつて炭坑で栄えた村の歴史を辿る資料館や、廃虚となった炭坑工場の跡地などがあり、そこにもまた猫たちのパラダイスが広がっていた。

 

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ちゃんと猫耳もある、猫のカタチをした跨線橋

 

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跨線橋内にはあちこちにエサ台があり休憩用のベンチも猫が占拠

 

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駅前のお土産店。猫型のパイナップルケーキが人気商品だそう


 駅前の広場やカフェや店の軒先など、猫たちは思い思いの場所でくつろぎ、気まぐれに観光客の相手をし、どの猫も安心しきった表情で過ごしていた。人間はというと、過剰に彼らに近寄ることなく絶妙な距離感を保ったまま、ありのままの猫たちの様子を嬉しそうに見つめていた。そう、ここでは人間も「猫」になっているのだ。

 

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猴硐の猫は表情が穏やかで、笑っているようにも見えた

 

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不思議なポーズ?と思ったら、どうやら温かな石柱が心地いいらしい

 

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上のショットをもう少し引くとこうなる。マットと一緒に日光浴中


「有貓相隨,猴硐最美」(猫が寄り添うことによって、猴硐は最も美しくなる)というモットーのもと、猫による村おこしを行ってきたという猴硐。1時間程度の滞在の予定だったが、気がつくと半日以上を費やしてしまうほど魅力的で、言葉はなくとも人と猫とがお互いの存在を尊重し合う、目には見えない美しさを感じさせてくれる場所だった。

 

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黒い給水塔の影でこっそり昼寝中の黒猫を発見

 

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下から覗いて起こしてしまいました…ゴメンニャサイ!

 

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猴硐駅の記念スタンプはもちろん猿と猫のモチーフ

 

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駅の入り口で寝ていた、駅長のような貫禄のサビ猫

 

 

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仲程長治(なかほど ちょうじ)

1959年、石垣島生まれの写真家、アーティスト。2018年に完成した島猫映画『Nyaha!』が初監督作品。現在、イリオモテヤマネコの島、西表島を舞台にした映画『Us 4 IRIOMOTE』を撮影中。

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シマネコキネマ

沖縄を拠点に活動するメディアファクトリー。島猫映画『Nyaha!』の企画・制作、『琉球島猫百景』のコンテンツ制作などを担当。沖縄の猫メディアでつくる「島猫力向上委員会」のメンバー。

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