2017年自腹でマイル修行&麺の旅

2017年自腹でマイル修行&麺の旅

#22

島根・出雲 麺の旅


 

旅人・KOJIRO(コジロー)

IMG_6741

島根・出雲 麺の旅
文/写真(iPhone 6s)/KOJIRO

12月18日 搭乗47回目
羽田空港から出雲空港へ

12月18日 06:30 羽田空港 サクララウンジ
月曜日早朝の羽田空港は混雑している。
ラウンジも出張のビジネスマンでいっぱいだ。
のん気な旅人は、この日も相変わらず、朝から万世のカツサンドとビール。
毎回のことだが、誰も朝からビールなんて飲んでない(笑)

12月は1カ月間に6フライト。
10日にプライベートで羽田-那覇の往復。2フライト追加し46回搭乗済み。
50フライト到達まで、残り4フライト。
今回は、JALしか路線のない出雲空港へ向かう。

搭乗47回目、羽田空港-出雲空港 ウルトラ先得 12,390円

07:25 JAL277便 出雲空港行きは、定刻通りに出発。
出雲大社、石見銀山、玉造温泉、松江と多くの観光地を抱えた路線であるが、
12月の中旬には特に観光の目玉もなく、比較的空いている。

上級会員もおらず、非常口前席は空いていて、3席並びをひとりで独占。
機体はボーイング737-800の小型ジェット。
機内Wi-Fiが使え、飛行も安定していて静かで揺れも少なく快適だ。

8:55 定刻通りに着陸。
47回目の搭乗も無事に完了。

島根・出雲 麺の旅
『かねや』割子そば #86
『出雲 砂屋』十割割子そば #87
『献上そば 羽根屋 本店』釜揚げそば #88

出雲① 麺の旅
「かねや」割子そば

出雲空港を降りると、粉雪が舞っている。かなり寒い。
出雲で麺といえば、日本3大そばといわれる「出雲そば」が有名だ。
出雲大社周辺には、実に20軒もの蕎麦屋が軒を連ねる。
江戸時代から続く老舗もあり、参拝客とともに歴史を歩んできたわけだ。

空港から出雲大社直通のバス(880円)に乗り、40分ほどで到着。
まずは、お参りだ。
2013年60年ぶりの「平成の大遷宮」後、より一層ご神威が増したといわれ、
近年はパワースポットとしても注目されている。
「縁結びには全く縁がない? 必要ない?」のだが、久しぶりの訪問になる。

御本殿の新しくなった屋根、神楽殿の真新しい注連縄を拝見する。

IMG_6533IMG_6537IMG_6540

小雨交じりの雪が舞い寒いので、参道にほど近い蕎麦屋に駆け込み、
老舗のそば屋を3軒ほどハシゴ。

その中から、そば処「かねや」を紹介する。

「出雲そば」は、挽きぐるみといい、黒い殻のついたままの実を粉にする。
黒っぽく風味や香り高い、いわゆる田舎そばだ。
食べ方は独特で冷たい「割子そば」と、温かい「釜揚げそば」がある。

「割子そば」(3枚)を注文する。

IMG_6742

丸い器(=割子)一段一段にそばと薬味が盛られている。
昔、重箱に入ったそばを野外で食べた習慣から来ているらしい。
器に「そばつゆ」を上から回しかけ、そばとなじませて食べる。
食べ終わった器に残ったそばつゆを二段目の器に移し、それを繰り返す。

野趣溢れ風味豊かなそばで美味しい。

最後にそば湯を別にもらい締める。
参拝後、さっとそばを食べる江戸時代から出雲大社の周辺で続く、粋な食文化だ。

IMG_6743

そば処「かねや」
出雲市大社町杵築東四ツ角659
0853-53-2366
営業時間/9:30~17:00
無休
割子そば(3枚)750円

出雲 麺の旅②
「出雲 砂屋」十割割子そば

ホテルのある出雲市駅へ向かうため、バスを待っていると、
友人のそば好きオヤジから、出雲そばの情報メールが来た。
大社の入り口に、出雲そばで唯一、手打ちの十割そばを食べさせる旨い店があるとのことだ。
バス停から大きな看板が見えるではないか。

お土産屋の2階にある「砂屋」を訪れる。

本日4軒目だが、そばだからまだいける。

カフェのような明るい店内。
そば、出汁、食材と、すべてにこだわりを感じるメニュー。
おにぎり、島根産のあご野焼きなどのついた、平日20食限定の定食が美味しそうだ。
縁結び定食(割子そば 2段)を注文する。

IMG_6744

そばは、かなり黒く太めの挽きぐるみの出雲そば。
まずは、つゆをかけずにいただくが、十割なのに固さもコシも申し分なく、
そばの風味豊かで旨い。
しっかりした太さも歯ごたえ、喉越しともによし。

個別に添えられたねぎ、もみじおろし、おかか、のりをのせて、
そばつゆをかけて、出雲流でいただく。
うるめいわしをメインに羅臼昆布で取られたという、濃いめの甘辛い出汁が、よくあう。

IMG_6585IMG_6746

4軒目にして、テンションマックス、2段は軽く平らげてしまう。

おぼろ豆腐、しょうけ飯のお結び、あご野焼きも素材がいきていて旨い。

最後にいただいた甘味扱いのそばがきは、口の中にそばの香りが広がる。
普通にそばがきとして味わいたかった。

先人たちの時代から食べつがれて来た出雲そばもいいのだが、
進化した「砂屋」の出雲そば、記憶に残る美味しいそばだった。

IMG_6589

出雲 砂屋
出雲市大社町杵築南772 出雲杵築屋2F
0853-27-9006
営業時間/11:00~16:30 10:30~16:30(週末・祝祭日)
※そばが無くなり次第終了
火曜日・第三月曜日休み
縁結び定食(割子2段)1,280円

出雲 麺の旅③
「献上そば 羽根屋 本店」釜揚げそば

ホテルのある出雲市駅の周りには、飲み屋がない。
そこで、結局そば屋で軽く一杯やることにした。

皇室御用達として名高い「献上そば 羽根屋 本店」に閉店ギリギリ訪れる。
天ぷらを軽くつまみに飲んだ後の締めには、もう一つの出雲そば、
温かい「釜揚げそば」を注文する。
釜揚げそばは、江戸時代に出雲大社で「神在祭」が執り行われた際に屋台が出て、
釜から茹でたそばを器に盛り、温かいとろみのあるそば湯を入れ、
つゆや薬味をかけて食べたのが始まりとのこと。

IMG_6747

ゆでられた出雲そばに、そば湯が入れられてやってくる。
そこに直接そばつゆを入れて、味を調整して食べるとのこと。
「釜揚げそば」初体験である。

IMG_6749IMG_6748

そばは最初から柔らかく、コシがなくドロっとした印象。
そばの香りはいいが、なんとも慣れない不思議な食感。
つゆは、しっかり出汁がきいていて旨いが、量が少ない。

参拝後に屋台で、アツアツのそばを「フーフー」いいながら食べた先人たちの姿が思い浮かぶ。
まあ、こういう食べ物なのでしょうね(笑)

献上そば 羽根屋 本店
出雲市今市町本町549
0853-21-0058
営業時間/11:00~15:00 17:00~22:00
釜揚げそば 700円

12月19日 搭乗48回目
出雲空港から伊丹空港へ

出雲市駅前より直通の連絡バス(720円)で出雲空港に。

搭乗48回目、出雲空港-伊丹空港 ウルトラ先得 8,700円

滑走路を歩いて、小型のプロペラジェット機に乗り込む。

IMG_6609

10:45 JAC2346便は、定刻通りに出発。
東京へ向かうのではなく、大阪 伊丹空港へ。

プロペラジェット機は振動もあり、けして快適ではないのだが、
機内に響くプロペラ音は、「ああ、飛行機に乗っているな」という、
なんともいえない旅気分が味わえて好きだ。

11:40 定刻より少し遅れて伊丹に到着する。

48回目の搭乗完了。

目標のVIPサファイア会員になるまで、あと2回の搭乗で達成!
いよいよラストラン、伊丹空港より宮崎空港へ向かう。

マイルデータ、搭乗合計48回。

【羽田-那覇】
搭乗カウント45回
フライトマイル
984(基本マイレージ)×50%(運賃倍率)=492マイル
FLY ONポイント
フライトマイル×2(国内線倍率)=984
【那覇-羽田】
搭乗カウント46回
フライトマイル
984(基本マイレージ)×50%(運賃倍率)=492マイル
FLY ONポイント
フライトマイル×2(国内線倍率)=984
【羽田-出雲】
搭乗カウント47回
フライトマイル
405(基本マイレージ)×75%(運賃倍率)=304マイル
FLY ONポイント
フライトマイル×2(国内線倍率)=608
【出雲-伊丹】
搭乗カウント48回
フライトマイル
148(基本マイレージ)×75%(運賃倍率)=111マイル
FLY ONポイント
フライトマイル×2(国内線倍率)=222

搭乗回数/48回
FLY ONポイント累計/31,558

出雲へのお値段は
飛行機代 21,090円!

飛行機/12,390円(羽田-出雲)8,700円(出雲-伊丹)
交通費/2,070円 (出雲空港-出雲大社-出雲市駅-出雲空港)
麺の旅/2,730円(3食)
合計/25,890円

次回は、出雲空港へ。

※ 次回掲載は2018年1月22日(毎月2回、第2、第4月曜日連載)

 


顔

 

 

KOJIRO(コジロー)

1964年生まれ。大学卒業後、出版社にて男性ファッション誌、女性ファッション誌、漫画誌、トラベル誌、フリーマガジンなど20誌ほど、編集長として携わる。現在は気ままなフリーランサー。小学生の頃より極度の乗り物酔いだが、飛行機大好き。JALの生涯搭乗数は207回。忘れられぬ旅は、JALファーストクラス(特典航空券)で行ったパリ。麺好きの「食いしん坊」でもある。 

 

 

 

2017年自腹でマイル修行&麺の旅
バックナンバー

その他の日本のこだわりグルメ

ページトップアンカー