わざわざ飛行機に乗って、麺を食べに行ってきます。

わざわざ飛行機に乗って、麺を食べに行ってきます。

#22

「尼崎・武庫川ラーメン激戦区」

文と写真・高山コジロー

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わざわざ飛行機に乗って、兵庫県に麺を食べに行ってきました。

 

 

 

 

 2017年は兵庫県の神戸の三宮・元町周辺を巡ったが、今回は大阪に隣接する地域、尼崎市を中心に「ラーメン」を食べ歩く。すべて初訪問となる。

 

 飛行機で羽田から伊丹空港へ。前回同様にJALツアーズ26,100円(宿泊費込)。

 2泊3日だとツアーの方が安い。宿泊は西宮や尼崎でホテルが見つからず、神戸三宮に宿泊。

 ホテルは神戸三宮東急REIホテルで、ちょっと贅沢な麺の旅。

 

 「羽田-伊丹」の往復2搭乗。合計45回。

 JALサファイア会員到達の50回まで、残り5搭乗に。

 

 

飛行機データ
●羽田-伊丹 07:40-09:00  JAL便 (普通席)ツアー 44搭乗

●伊丹-羽田 20:15-21:25  JAL便 (普通席)ツアー 45搭乗

合計/25,800円(※宿泊費込)

2019年搭乗実績/JAL45回、ANA1回、天草エアライン1回

 

【今回のマイル】 羽田-伊丹の通常マイルは「280」  

●羽田-伊丹

フライトマイル:280×50%(ツアー利用)=140マイル

ボーナスマイル:フライトマイル(140)×105%(サファイア会員)=147マイル

140+147=287マイル 
往復合計:574マイル

 

 


 

羽田から伊丹空港へ

 

 

 

 羽田空港へは1時間前に到着。今回は運転しないので、サクララウンジで、いつものビール。

 朝のビールとマックの組み合わせは、旨い(笑)。

 

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 今年もJALだけで44搭乗目になる。大きなトラブルなく快適な旅が続く。

 日曜日とはいえ、東京と大阪を結ぶ主要路線は、ほぼ満席。

 機内ではいつものように熟睡。そして目がさめると伊丹空港。ここのところ雨ばかりだったが、久しぶりの晴れ模様。

 伊丹空港は、大阪国際空港とも呼ばれるが、現在は国内線のみの就航。

 豊中市、池田市、伊丹市の3市にまたがるが、実は伊丹市は大阪ではなく、兵庫県である。

 今回の兵庫麺の旅は、その伊丹市からスタートする。

 

 

「がふうあん」こく塩らーめん @伊丹(阪急)

 

【飛行機に乗って麺の旅】145杯目

 

 

 伊丹空港から伊丹市内には伊丹市営バスが定期運行している。20分ほどで阪急伊丹駅(210円)に到着。

 駅から2、3分ほどの「がふうあん」に向かう。

 オープンまで40分ほど時間があり、まだ並び客はゼロだったので近くの喫煙スペースで、一服。

 だが戻ると、すでに10人ほどの列が、、、。こんなことなら、ポールポジションを取るべきだった。

 12時のオープンが少し早まり、回転もよくほどなくカウンターのみの店内に。

 メニューは、こく塩、煮干醤油、鶏濃の各らーめんにあぶらそば。

 入り口にある券売機で、一番左上のボタンの「こく塩らーめん」(850円)とだし味たまご(100円)の食券を購入する。

 SNSの情報によると、ラーメン通の間では、初めて行った店で注文に迷ったら、「券売機の一番左上のボタン」と言われる。その位置のメニューが店の売り、オススメだと言われているとのこと。

 

 

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 きれいな澄んだ黄金色の鶏清湯。スープを一口いただく。

 鶏ガラベースに秋刀魚、鰹、いりこ、昆布のバランスが素晴らしく、

 まろやかで優しく、滋味深い味わいのスープだ。

 

 

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 北海道産小麦粉の「ゆめちか」と「春よ恋」を使用した細めのストレート麺は香りよく、スープと好相性。

 チャーシューは、鶏のもも肉とむね肉の2種。

 食感よく、それぞれの旨味の違いが出ていて、旨い。

 ハイレベルな塩らーめん。おいしかったです。ごちそうさま。

 

 

IMG_5144「がふうあん」/伊丹市西台2-1-11/12:00~14:00 18:00~22:00/水曜・第1第3火曜日休み

 

 

 

「ロックビリーS1」尼ロック(醤油) @塚口
 

 

【飛行機に乗って麺の旅】146杯目

 

 阪急線の伊丹から6分、塚口(160円)で下車。駅から10分ほど歩き、「ロックンビリーS1」(スーパーワン)を訪れる。JR塚口駅からは7、8分ほど。店主が描かれた大きな看板が目印だ。

 入り口は2階にあり階段で上がる。5人外待ち、店内では椅子に座って7、8人待ち。30分ほど待つ。

 メニューは、醤油と塩、昆布水つけ麺の3種。醤油味のデフォ、尼ロック(1,000円)注文する。

 カウンター越しに、ロックな店主の丁寧な仕事ぶりを眺めながら、しばしラーメンを待つ。

 

 

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 ひと口啜ると、思わず「旨い」と声に出してしまう絶妙なスープ。

 鶏油と鶏清湯と醤油のバランスが秀逸だ。

 旨味の持続力が長く、しなやかな細麺がよく絡み、最後まで飽きさせない。

 鶏と豚の2種のチャーシューも旨味が凝縮されている。

 おいしかったです。ごちそうさま。

 

 

IMG_5157「ロックンビリーS1」/尼崎市南塚口町3-29-13/11:00~14:00 18:00~21:00 11:00~15:00(日・祝)/月曜、毎月第3火曜日休み

 

 

 2軒のレベルが高く、夜に備えて予定していた3軒目はパスする。

 阪急線で塚口から三宮(280円)へ。早めにホテルにチェックインして、お昼寝休憩(笑)。


 

 

「つけ麺 繁田」味玉つけ麺 @六甲道

 

【飛行機に乗って麺の旅】147杯目

 

 

 夜は知人から、「関西NO.1」とススメられたつけ麺屋さんへ。六甲道(JR)と新在家(阪神)の中間に位置する。JR三ノ宮から六甲道(160円)で下車。6、7分で「つけ麺 繁田」に到着する。

 10人ほど外待ち。椅子に座って20分ほど待つ。さすがに夜は少し冷える。

 待っている間に口頭で注文を伝え、店内で改めて券売機で購入する。

 メニューは、つけ麺とまぜそばのみ。「味玉つけ麺」(1,000円)を注文する。

 知人からは、「つけ麺とまぜそば、両方とも注文すべし」と聞いていたのだが、おいしくいただくために、つけ麺のみにした。

 

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 艶やかな麺姿。

 こだわりの兵庫産小麦粉の旨味溢れる全粒粉の自家製大麺。

 そのまま麺をいただく。水切り、香り、コシ、歯応え素晴らしく完璧か。

 讃岐うどんの名店を彷彿させる、いやそれ以上。

 

 

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 濃厚など動物系と魚介系のダブルスープに、柚子香るマイルドなつけ汁も、太麺と好相性。

 トロミのある濃度感も好み。

 トッピングのチャーシュー、炙りベーコン、味玉もすべてよく、締めのスープ割りが秀逸。

 

 

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 隣客のまぜそばが、とても美味しそうでちょっと後悔(笑)。体調万全で両方いけたな。

 おいしかったです。ごちそうさま。

 

 

IMG_5162「つけ麺 繁田」/神戸市灘区桜口町5-1-1 ウェルブ六甲道5番街1番館103/11:00~15:00 18:00~22:00/月曜日、第2火曜日休み

 

 

 

 飛行機に乗って麺の旅148軒目。

 神戸に戻り、三宮、元町、中華街の夜の街を徘徊。何もかもハズレ。勘も鈍ったものだ。

 ついつい食べてしまった麺は、酷かったな(笑)。

 こんなことなら、「繁田」で、まぜそばを食べればよかった。

 三宮は、JR、阪急、阪神、ポートライナー、地下鉄と5駅あり、何度来ても方向音痴な僕は迷う。

 携帯の電源が切れてしまい、位置がわからなくホテルに戻るのに苦労したのは言うまでもない。

 

 

 

「ぶたのほし」さかなとんこつ @尼崎(JR)
 

 

【飛行機に乗って麺の旅】149杯目

 

 2日目。昼のみの営業なので開店前に到着を目指し、三ノ宮(JR)から新快速に乗り15分、尼崎(400円)で下車。駅から住宅街を歩き8分ほどで、「ぶたのほし」に到着。

 まだ誰も並んでない。月曜日だからか、なんとラッキーな。

 と、暖簾をくぐると、店内はすでに20人待ち!しかもカウンターはすでに着席済みだ。

 入り口に広いスペースがあり、店内で待てるようになっている。

 真夏、真冬、雨の日の外待ちはきついので助かる。

 メニューは、「とんこつ」と「さかなとんこつ」の2種類。

 「さかなとんこつ」(850円)とネギめし(250円)の食券を握りしめ、

 じっと待つこと50分、、、。

 

 

 

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 黒の渦巻きナルトが「さかなとんこつ」の目印だそう。とんこつは白いナルト。

 豚骨がメインで魚介の支え具合いが絶妙なスープ。

 濃厚でコクがあり豚の旨味が凝縮。

 豚骨独特の雑味や臭みが一切ない。

 

 

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 トロッとしたスープとコシのある太い縮れ麺がよく絡み旨い。

 チャーシューは口の中でとろける旨さ。

 200円追加して、チャーシュー麺にすべきだった。

 

 

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 スープをすべて飲み干したいところだが、ネギめしに残しておいたスープをかけて堪能。

 ネギのシャキシャキ感と濃厚スープのマッチングが堪らない。

 至福の一杯。おいしかったです。ごちそうさま。


 

 

IMG_5182「ぶたのほし」/尼崎市長洲西通1-16-7/11:00~15:00/火曜日休み

 

 

 

「らーめん専門 和心」煮干しブラック 〆のちゃーしゅーごはん @武庫之荘

 

 

【飛行機に乗って麺の旅】150杯目

 

 急遽、知人と会うことになり尼崎からいったん神戸に戻り、イタリアン(笑)。

 ホテルに戻らず、夜は再び尼崎市に向かう。

 三宮から阪急線に乗り30分ほど、武庫之荘(280円)で下車。塚口の手前で各駅しか停まらない小さな駅だ。

 駅から3分ほどで「らーめん専門 和心」に到着する。遅めに時間ということで、並びなく入れた。

 メニューは醤油ラーメンのみ。あっさりの「追いかつお」、こってりの「煮干し」が選べる。

 「煮干しブラック」(900円)と、「〆のちゃーしゅーごはん」(250円)を注文する。
 

 

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 煮干しと醤油のふくよかな香りが湧き立つ。

 パンチがある濃いめ醤油のカエシが絶妙で、マイルドな煮干しの旨味が溢れる。

 

 

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 中太のしなやか麺も好相性だ。

 レアチャーシューの加減もよく、紫ネギの甘みもいい。

 車麩が面白い。スープを浸していただくが、なんともいえぬ味わい。

 

 

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 最後はちゃーしゅーごはんをダイブ、旨し。

 おいしかったです。ごちそうさま。

 

 

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「らーめん専門 和心 武庫之荘店」/尼崎市南武庫之荘1-22-23 プラザ8番館1F/12:00~14:00 18:00~21:00 12:00~15:30(日・祝日)/火曜・第3水曜日休み

 

 

 

「らーめん専門 和海」塩らーめん @武庫川

 

【飛行機に乗って麺の旅】151杯目

 

 兵庫3日目。ホテルをチェックアウトし、再び尼崎へ。

 三宮から、阪神線の快速に乗り20分ほどの武庫川(290円)で下車する。

 駅を降りてビックリ。武庫川駅は川のど真ん中にあった。出口は西宮側と尼崎側の2つ。

 尼崎側の改札を出て線路沿いを5、6分ほどで「らーめん専門 和海」に到着。

 日・月曜日が定休日なので、火曜日は混むだろうと予想はしていたが、列が異常に長い。

 外待ち1時間で入店できた。ああ、店内は温かい。

 メニューは、塩らーめんのみ。昨夜の「らーめん専門 和心」の本店だ。

 「塩らーめん」(900円)と「鶏炙りごはん」(200円)を注文する。

 

 

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 スープを一口啜る。思わず、唸る。

 少し濁りのある無化調の塩スープは優しい口あたり。

 まず柔らかい魚介を感じジワジワ鶏の旨味が溢れる。

 鶏油よく奥深い持続力のあるスープは素晴らしい。

 

 

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 自家製ストレート麺はしなやかで弾力があり、しっかりした食感。

 もちろんスープと好相性で、絡み吸い上げがいい。

 チャーシューは3種。レアな鶏ムネ、ももは扱いが素晴らしく旨味溢れる。

 厚めの豚バラは、しっかりした味付けで脂身のバランスがよく旨い。

 

 

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 「鶏炙りごはん」は、スープにダイブ。

 スープをよく吸い込んだ米の旨さは、格別だった。

 

 

 最後の一滴まで堪能。1時間並んでも、また食べたい。

 おいしかったです。ごちそうさま。

 

 

IMG_5275「らーめん専門 和海」/尼崎市武庫川町2丁目19-3/11:30~15:30/日曜、月曜日休み

 

 

 

 

 

マイラーの終わりなき麺の旅

 次の予定はキャンセルして、伊丹空港に向かう。

「和海」の塩ラーメンの後に食べるラーメンはない。

 

 

この旅で、JALの搭乗回数は2019年45回。
福井から始まり、久留米、天草、尾道、福山、三原、松山、青森、山形、金沢、札幌、小樽、京都、三重、函館、大分、奈良、松本、小倉、久米島、大阪、香川、兵庫、、、飛行機に乗って151杯。


オヤジマイラーの終わりなき麺の旅は、まだまだ続く。

2019年ラーメンを中心に、ただいま合計250杯完食!

 

次回は、雨の石垣島へ。

 

2019年1月、連載とともにツイッターを始めました。
フォロワー480人超えました。ありがとうございます。

2019年ラーメンを中心に、ただいま合計250杯完食!


タカヤマコジローkojiro@takayama_kojiro
 


「飛行機に乗って、麺の旅」 ライブでつぶやき、
「飛行機に乗らない、東京麺旅」東京近郊での麺活をつぶやく。

 

 

 

 

*この連載は毎月第2第4月曜日に更新予定です。

顔

高山コジロー

編集者・旅人・たまにバーテンダー。大学卒業後、出版社にて男性ファッション誌、女性ファッション誌、漫画誌、トラベル誌、フリーマガジンなど20 年に渡り20 誌ほど編集長として携わる。現在は白黒の雄猫と共に気ままに暮らす。小学生の頃より極度の乗り物酔いだが、なにしろ飛行機が好きなので、生涯搭乗数は優に400回を超える。忘れられぬ旅はJAL ファーストクラス(特典航空券)で行ったパリ一人旅。酒好き、旨いものに目がない「食いしん坊」でもある。「KOJIRO(コジロー)」名義にて2017 年、『TABILISTA 』にてJALサファイア会員になるために年間50回飛行機に乗り、ついでに麺を食べに行く「マイル修行&麺の旅」を好評連載。本編はその続編にあたる。

 

 

 

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