<時間旅行>戦前日本の日記

昭和5年:17歳くらいと思われる独身女性。#戦前の日記 #1930年5月21日

10代の女性。独身。東京の多摩地区に在住しているようだ。17歳くらいと思われる。12月5日2月5日3月2日3月22日3月24日5月1日5月11日の日記と同じ人物。
diary2016.5.21


ーーーー 庭先のしゃくやく、金魚草、シャスターデーヂーを折って霊前に私の真心を捧げるべく叔母様を○(?)って製糸場にゆく。 九時半、八郎ちゃんが来られた。 哲さんも丈夫そうになった。何か忙しいので製糸場へすべてたのむ。隠居で写真等を見ながらおはなしする。接待の様な顔をして忙しい所を遊んでしまった。 昼頃、三宅島の壬生さんが訪う。 顔は知らないけれど長髪の人なのですぐにそうとさとった。如何にも潮風にさんざん叩かれた様な肌。島の話も伺いたいけれど、一泊する。 午後、益男さんが来る。 生田春月氏瀬戸内海に投身自殺。 ーーーー


日記の最後にでてくる生田春月という人物は、平塚らいてう主宰の「青鞜」にも参加していた詩人で、浪漫的、虚無的な詩風で知られる。彼は5月19日に瀬戸内海を航行する船から投身自殺したニュースは当時大きな話題となった。享年38歳であった。


【昭和5年の出来事】 1月 鉄道省が全線でメートル法実施 ロンドン海軍軍縮会議  3月 関東大震災からの復興を祝う帝都復興祭が行われる  4月 上野駅に東洋初となる地下街の「地下鉄ストア」がオープン  5月 川崎武装メーデー事件  9月 浅間山爆発  11月 伊豆地方大地震

< 2016.05 >

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