<時間旅行>戦前日本の日記

<時間旅行>戦前日本の日記

191

年(大正8年)11月1日 10代の青年学生の日記

家業を手伝いながら学校に通っている彼は文学を志しているようだ。日記には中村星湖の「かくれ沼」を読んだとある。中村星湖はは早稲田大学在学時の明治40年に小説「少年行」によって文壇に登場。人気作家として活躍した人物だ。

 

日記の画像(表紙と中面)

 

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忍耐よく時期を待て
好機をとらへて勉学すべし
成す有らんを欲せば学問すべし

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中庸や論語まで読み、必死に学ぶ彼は若くして文壇の寵児となった中村星湖の小説を読み何を思ったのだろうか?

 


大正8年 主な出来事
1月
白ロシア・ソビエト社会主義共和国樹立
3月
中央線の万世橋〜東京駅間が開通
4月
ガンジー、非暴力抵抗運動を開始
6月
第一次世界大戦の戦後処理として1月より開かれていたパリ講和会議開催にてヴェルサイユ条約締結。
8月
デパートの高島屋、松屋、白木屋が開業
10月
米議会が「禁酒法」を可決


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