<時間旅行>戦前日本の日記

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年(明治36年)11月20日 学校で教師をする男性。

年齢不詳。既婚。名古屋に在住か?11.20h 11.20. 11.20

 


ーーーー 人に勝りて何者を有せりおもふか われは黙志すべし出来得る限り黙志すべし これ希は僕の偉大を加ふる所以ならむか ○氏を床中に訪ふ○氏立会す 文庫二十四巻第五輯を見る 新年の賀状について長状と短状を○には告せんなり ーーーー


「われは黙志すべし出来得る限り黙志すべし これ希は僕の偉大を加ふる所以ならむか」は沈黙は金なり、というところか。 文中の・僕・という言葉は現在では「ぼく」と言うが、明治以前では「やつがれ」と言い「下僕」という言葉のように身分の低い自分という意味合いのへりくだった表現だった。これを「ぼく」と読んで使ったのは明治以降で、書生言葉などで用いられた。


【明治36年の出来事】 1月 夏目漱石が 英国留学から帰国。 5月 第一高等学校生徒・藤村操が華厳滝で自殺。自殺現場に残した遺書「巌頭之感」によって当時、大きな話題に  6月 日比谷公園が開園  10月 小村寿太郎らによって日露交渉開始  12月 ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功

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