2017年自腹でマイル修行&麺の旅

2017年自腹でマイル修行&麺の旅

#12

長崎ちゃんぽんの旅 21,780円!



旅人・KOJIRO(コジロー)




IMG_4605

長崎1泊2日 ちゃんぽんの旅
文/写真(iPhone 6s)/KOJIRO

羽田-長崎往復
ウルトラ先得=21,780円


7月は、せっかく入れておいた先行予約をいくつか流してしまい、
安いエアが取れずに苦労する。
ツアー料金も高く、熟考の末に行き先はウルトラ先得で押さえていた長崎に。

羽田-長崎 ウルトラ先得11,090円
長崎-羽田 ウルトラ先得10,690円
飛行機代は21,780円。
日程的に日帰りは厳しいので1泊し、せっかくなので軍艦島も訪れることにした。
宿泊代を5,500円に抑え、1泊2日で単純な旅費は27,280円となる。


7月17日 搭乗23回目 羽田-長崎
ウルトラ先得11,090円


7月17日、3連休の最終日。
羽田空港は閑散としているかと思っていたが観光客が多いのか賑わっていた。

ところで、喫煙者にとって旅でもタバコは手放せない。
最近は空港や旅先で喫煙スペースを探すのもひと苦労だ。
話題の電子タバコ「IQOS」「glo」「Ploom TECH」をコンプリート!(笑)
今回は紙巻タバコを持たずに、3つの電子タバコとともに旅をすることにした。

IMG_5092

10:05 JAL0607便は定刻通りに離陸。
長崎までは約2時間のロングフライト。

小型機なので機内は3列-3列の配列。ほぼ満席だ。
いつもの通路側のシートだが、センターが空席で圧迫感なく快適なフライトだった。

機内Wi-Fiは、WOWOWやGYAO!などのストーミングを保証していないが、
快適にWOWOWでドラマ2本動画を楽しむことができた。

11:00 定刻通りに到着。
23回目の搭乗完了。




長崎 ちゃんぽんの旅
『老李 新地中華街本店』麻辣ちゃんぽん #41
『蘭佳坊』ちゃんぽん #42
『天天有』ちゃんぽん #43
『康楽』皿うどん #44



中華街外れの台湾料理
「老季」麻辣ちゃんぽん


長崎空港は大村湾に浮かぶ世界初の海上空港であり、
飛行機マニアには、コンコルドが飛来したことでも有名だ。
風光明媚な空港からは、リムジンバスで長崎市内に向かう。

長崎で麺といえば、やはり「長崎ちゃんぽん」。
今回の麺の旅は、ちゃんぽんオンリー!
意外にもちゃんぽん専門店はなく、中華料理、台湾料理、食堂、ラーメン店で、
メニューのひとつとして提供されている。

長崎新地ターミナルで途中下車し、ちゃんぽん発祥の地である「長崎中華街」を目指す。

中華街は横浜や神戸に比べてかなりこじんまりとしているが、
豪華ないでたちの著名な店には、多くの観光客が本場のちゃんぽんを目当てに行列を作っている。

ちゃんぽんは、普通のちゃんぽん・皿うどん(太麺、揚げた細麺)の3タイプがあり、
具材が高級になる「上」がある。
中華街の豪勢な中華料理店の上ちゃんぽんは、1500円オーバー。
麺(ちゃんぽん)に、1,000円以上はどうも出す気になれず、
当初は2軒目に予定していた中華街の外にある台湾料理「老季」へ向かう。

階段を上がり、中2階の喫煙席へ案内される。
炎天下の中を歩いたので、まずは名物の水餃子とビールでクールダウンだ。
水餃子はプルプル、肉汁たっぷりでオススメ。

「老季」は以前雑誌の撮影で長崎を訪れた時、現地スタッフと夕食をともにした店だ。
良質な食材にこだわった台湾料理は、味よし、コスパよし。

「老季」のちゃんぽんは今回が初体験。
メニューは、ちゃんぽん、麻辣ちゃんぽん、生からすみちゃんぽんの3種。
それぞれ皿うどんもある。

どれも魅力的、優柔不断なのでオーダーに悩む。
長崎名物といえば、ちゃんぽん、カステラ、鯨と並んでからすみが有名。
「老季」は、老舗の松庫商店の「生からすみ」を使用していて、
酒の肴にはもってこいの珍味中の珍味が、麺の上にたっぷりのっている。

珍味好きとしてはこころ惹かれるメニューだが、それ以上に気になったのが、
他店ではお目にかかれない辛いちゃんぽんの「麻辣ちゃんぽん」。
長崎1杯目から、変わり種の麻辣ちゃんぽんを注文する。

程よくビールがなくなったころに、麻辣ちゃんぽんがやってきた。

IMG_4604

かなりのボリューム! ちゃんぽんの上にのったたっぷりの辛味噌が食欲をそそる。

まずは、アツアツのスープからいただく。
濃厚でまろやかなコクのある鶏スープは、旨い!
ちゃんぽんは、一般的には鶏と豚のダブルスープだが、
こちらは鶏ガラ100%の皮・身・背脂を強火で炊き上げた白濁スープ。
さらに麻辣醬の花椒、唐辛子の辛さ、痺れがきいていてパンチがある。
スパイシーな香りがあとからふんわりとやってくる、うまみたっぷりのスープだ。

麺は、通常のかんすいではなく長崎独特の唐あくを使用した三和製麺所のストレートな中太麺。
唐あくのおかげて、スープのうまみが麺にしみやすい。
スープの辛味ともっちりした麺の相性が抜群にいいのだ。

具材は豚、エビ、イカ、あさり、ニラ、キャベツ、玉ねぎ、もやし、かまぼこがたっぷり。
しゃっきり感を残して炒められた具材のうまみがスープにしみてきて、
さらにおいしくしている。

麻辣醬を少しずつ溶かし絶妙な辛味とコクを味わいながら、
スープまで一気に飲み干す。

すべての麻辣醬を溶かしたスープが、個人的にはベストバランスの辛み。
旨かった! ちゃんぽんの概念が変わる1杯を堪能!

IMG_4519

老李(ラオリー) 新地中華街本店
長崎市新地町12-7 2F
095-820-3717
営業時間 11:30~15:00 17:00~22:00
無休
麻辣ちゃんぽん 950円




無化調のモダンチャイニーズ
「蘭桂坊」のちゃんぽん


思案橋のホテルにチェックイン後、
2杯目のちゃんぽんを目指し、路面電車で長崎駅前に。

長崎出身の知人が帰省のたびに訪れるという広東料理店。
オススメ麺は、ふかひれ麺とちゃんぽんとのことだ。

こじんまりした店内は、スタイリッシュでモダンなデザイン空間。
今回の長崎麺の旅はオールちゃんぽんと決めていたので迷わず、
ちゃんぽんを注文する。
ふかひれ麺は、香港かマカオの麺の旅にとっておこう。
でも、行くのか海外、香港・マカオ(笑)

ジャスミン茶を飲みながら、待つこと7、8分だろうか、
ちゃんぽんが提供される。

IMG_4605

器全体が美しいちゃんぽんだ。
ちゃんぽんなのに具材のイカはきれいに飾り切りされ、
エビの背わたもきちんと処理されている。
細かいところまで手抜きがなく職人のこだわりを感じる。

まず、きれいな白濁のスープをいただく。
鶏ガラ、豚骨と無農薬有機野菜を長時間煮込んだというスープは、
クリーミーで、まろやかな深い味わい。
これは、旨い!
化学調味料を一切使用せず、また無農薬の有機野菜を使用しているので、
スープには雑味感がまったくない。

麺はかんすいではなく唐あくを使用した柔らかめのもちもち麺。
例えば、ラーメンのスープと麺が「絡む」感覚とは異なり、
スープが麺にしみこむ感覚。これがちゃんぽんの特徴なのかな。
未だかつて、こんな繊細なちゃんぽんは、食べたことがない。

具材はイカ、あさり、豚肉はもちろんのこと、キャベツ、玉ねぎ、ニラの
野菜は甘みがありおいしい。
特に小松菜が歯ごたえよく、苦み、甘みがいいアクセントになっている。
もちろん、スープを飲み干し完食。

ちゃんぽんって、こんなにおいしいんだっけ?

IMG_4533

蘭桂坊(ラン カイ ファン)秋田市中通4-15-1
長崎県長崎市大黒町6-12
095-811-2323
営業時間11:30~14:00 18:00~20:30
不定休
ちゃんぽん 880円


長崎駅前からホテルまで再び路面電車に乗り、ホテルのある思案橋まで戻る。
思案橋の横断歩道で路面電車の線路で、わずかに足を滑らせた。
その瞬間、ギックリ腰に襲われる。

やってしまった!
旅はいいことばかりではない。まったく動けない。

ああ、悪夢である。


これぞ、長崎ちゃんぽん
「天天有」のちゃんぽん&「康楽」の皿うどん


翌日、マッサージを受けて腰の痛みはだいぶ治まったが、
歩くのは通常の倍くらい時間がかかる。
ギックリ腰ほど、情けないものはない。

軍艦島のツアーは、泣く泣く断念。
チェックアウトギリギリまでホテルで安静にして過ごす。

2杯食べたし、このまま長崎を去ることも考えたが、、、。
ちゃんぽんらしいちゃんぽんを、まだ食べていない。

そこで、強行3軒、ちゃんぽんのはしごだ。

1軒目は、味噌汁に例えると味噌をお湯でといただけのちゃんぽんだった。
出汁の味がまったくしない。
残念。まさに泣きっ面に蜂。
ネットの情報、芸能人の御用達、オススメは恐ろしい。(もちろん個人の感想です)

シンプルに旨い長崎ちゃんぽん、
ちゃんぽんらしいちゃんぽんという定義で、
思案橋横丁の「天天有」のちゃんぽんと「康楽」の皿うどんを紹介したい。

IMG_4607

まずは昭和初期から70年続く純中華料理「天天有」のちゃんぽん。
地元にも観光客にも永年愛され続ける老舗だ。

スープをひと口いただくと、
「あ、これこれ、長崎ちゃんぽん!」

一見あっさりしているようが、豚骨が効いたコクあるスープは、
魚介のうまみ、野菜のうまみもたっぷりで、クセになる。
もちもちした中太麺との相性もいい。
スルスルとあっという間に完食。

「天天有」は、ゴールド免許証を提示すれば5%引きになる。
750円のちゃんぽんが700円に。嬉しいサービスだ。

IMG_4562

天天有
長崎市本石灰町2-14
095-821-1911
営業時間10:30〜24:00
第2・3・4水曜休み
ちゃんぽん 750円 (ゴールド免許提示700円)


同じ思案橋横丁にある中華料理「康楽」で連食。
中華街とは異なり小さな店内。18時の開店とともに訪れるがすでに満席。
地元では、NO.1ちゃんぽんとの呼び声が高い店だ。

昨夜腰痛をおして訪れた立ち飲み屋で、
皿うどんなら「康楽」と教えてもらった。

皿うどんの太麺を注文する。

IMG_5078

パリッと焼かれた太麺は焦げが香ばしく、麺は弾力があり食感がいい。
麺の上にたっぷりかけられた具沢山のアツアツの餡は、
濃厚でコクのある鶏ガラスープに野菜、魚介のうまみが凝縮され、旨い!

唐あくを使った長崎ちゃんぽんの特徴だが、
皿うどんも麺にスープ(餡)がしみて一体化し、さらに旨さが広がる。
一気に平らげてしまう。もう1皿いけるな(笑)

ちゃんぽんと異なり、皿うどんの餡には少量の砂糖が使われるているので、
少し甘く感じる。
そのためか、長崎ではウスターソースをかけて食べるのが一般的のようで、
最後に少しだけ試してみるが、ソースをかけてはもったいない。

皿うどんは、そのまま食べるに尽きる!

長崎ちゃんぽん、4食完食。
本場で食べるちゃんぽんは、やはり旨かった。

IMG_4574

康楽(かんろ)
長崎市本石灰町2-18
095-821-0373
営業時間 18:00~23:30
月曜日休み
皿うどん 750円



7月18日 搭乗24回目 長崎-羽田
ウルトラ先得10,690円



康楽を後にして、霧雨の中、長崎新地ターミナルへ向かう。
まだ腰は痛み徒歩移動に時間がかかるが、予定より1本早い空港バスに乗れた。
バスに乗り込むと同時に雷雨に襲われ土砂降りに。
不幸中の幸い。ああ、よかった。


空港に着くと飛行機は30分の遅れとのことだ。
長崎の雷雨の影響かと思ったら、東京はヒョウが降ったり、
大荒れの天気だったようで羽田空港の離着陸は大混雑だったようだ。

機内に乗り込んだ後もしばし待機し、
20:45 JAL0616便は、予定より30分遅れで離陸。

シートマップを見ると帰りもほぼ満席だったが、
行きの飛行機同様にセンターが空席で、
圧迫感なく腰の痛みの負担も少なく快適なフライトだった。
飛行機は35分遅れ、22:35に羽田に到着する。

電子タバコの旅は、快適だった。
何しろ、服にタバコの匂いがつかないのがいい。

24回目の搭乗完了。

VIPサファイア会員になるまで、あと26回搭乗。もうすぐ折り返しだ。
30回搭乗で達成する準VIPクリスタル会員までは、あと6回!


マイルデータ、搭乗合計24回。


【羽田-長崎】
搭乗カウント23回
フライトマイル
610(基本マイレージ)×75%(運賃倍率)=458マイル
FLY ONポイント
フライトマイル×2(国内線倍率)=916
【長崎-羽田】
搭乗カウント24回
フライトマイル
610(基本マイレージ)×75%(運賃倍率)=458マイル
FLY ONポイント
フライトマイル×2(国内線倍率)=916

搭乗回数/24回
FLY ONポイント累計/17,886

長崎への空の旅のお値段は
ウルトラ先得21,780円


飛行機/21,780円(ウルトラ先得11,090円+10,690円)
交通費/1,960円(長崎空港往復バス) 路面電車120円×2=240円
麺の旅/3,280円(4食)
宿泊/リッチモンド長崎思案橋 5,500円
合計/32,760円!


次回は、和歌山ラーメン電撃日帰りの旅


顔

KOJIRO(コジロー)

1964年生まれ。大学卒業後、出版社にて男性ファッション誌、女性ファッション誌、漫画誌、トラベル誌、フリーマガジンなど編集長として携わる。現在は気ままなフリーランサー。小学生の頃より極度の乗り物酔いだが、飛行機大好き。JALの生涯搭乗数は183回。忘れられぬ旅は、JALファーストクラス(特典航空券)で行ったパリ。麺好きの「食いしん坊」でもある。 

 

2017年自腹でマイル修行&麺の旅
バックナンバー

その他のTRAVEL

ページトップへ戻る

ページトップへ戻る