わざわざ飛行機に乗って、麺を食べに行ってきます。

わざわざ飛行機に乗って、麺を食べに行ってきます。

#08

山形「ラーメン大国」

文と写真・高山コジロー

 

 


 

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わざわざ飛行機に乗って、山形県山形市に麺を食べに行って来ました。

 

 

山形県で麺といえば、イメージするのは「日本蕎麦」。雑誌の取材で何度か車で蕎麦街道を訪れた記憶がある。ところが山形は「ラーメン消費率」が日本一とのことだ。カップ麺消費率日本一の青森県に続き東北シリーズ第2弾。
東京から山形へは新幹線利用が多いと思うが、私はもちろん飛行機に乗って!

 

 

 

●羽田-山形 07:15-08:15  JAL175便 (普通席)
●山形-羽田 19:20-20:25  JAL178便 (普通席)
(2019年搭乗実績/JAL15回、ANA1回、天草エアライン1回) 
JALツアーズ 20,000円/1泊2日 ※宿泊費込 リッチモンドホテル山形

 


【今回のマイル】 羽田-山形の通常マイルは「190」
●羽田-山形
フライトマイル:190×50%(ツアー)=95マイル
ボーナスマイル:フライトマイル(95)×105%(サファイア会員)=100マイル
95+100=195マイル
●山形-羽田
上記同様195マイル。往復で「390マイル」。

 

最新鋭の小型ジェット機「エンブラエル190」


この日は日曜日。早朝にもかかわらずJALサクララウンジで、いつものビール(笑)。
飛行機はJ-AIR運行便。機体は最新のエンブラエル190。小型機ながら、座席幅、通路幅も広く、天井も高いので小型機と思えぬ快適さ。振動も少なく、実質50分ほどの空の旅で山形空港(おいしい山形空港)に到着。


 

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「らー麺Do・Ni・Bo」朝らー 海老ワンタン@山形市
 


空港からはバスで35分(980円)、9時過ぎには山形駅に到着する。山形の1軒目は6:30からオープンしているラーメン店を予定。位置的には山形駅から向かうより途中下車したほうが近そうだ。途中下車可能だったので山形中央高校近くのバス停で下車。そこから15分ほど歩いて「らー麺Do・Ni・Bo」に到着。
店名の通り、濃厚な煮干しラーメンが人気の店だが、午前中は「朝らー」の特別メニューがあり、スープも少し違うようだ。「朝らー」は540円と安い。ワンタンが無性に食べたくなり「朝らー 海老ワンタン」(690円)を注文する。サービスで青汁付きだ(笑)

 

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5、6分で着丼。脂感の少ない澄んだスープに海老ワンタン3個、チャーシュー2枚、ほどよい葱、刻みシナチク、1枚のナルトがポイントのきれいな中華そばフォルム。朝から丁寧な仕事で期待がもてる。まずはスープをひと口。イリコ出汁がきいた旨いスープ。モチっとした加水多めのストレート太麺もスープとよく絡む。

 

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プリッとした海老ワンタンは旨味たっぷり。朝からラーメンが楽しめる、完飲。濃厚煮干しラーメンも試したいと思うパフォーマンス。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

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「らー麺Do・Ni・Bo」/山形市南原町1-20-23/023-664-3139/6:30~10:00 11:00~14:30(月-金)6:30~17:00(土日祝)/火曜日休み

 

 

「麺辰」特製鶏中華@山形市
 


近くの鶏白湯の「鶏冠」というラーメンを2軒目に予定していたのだが、開店まで1時間以上ある。あたりに時間を潰すところが見当たらない。バスもタイミング悪く1時間以上ない。空港バスを途中下車したので山形駅まで徒歩35分!かなり遠い。MAPを見ると、今回予定しているラーメン店の中で、一番の行列店が予想される「麺辰」が近いことに気づく。駅とはさらに反対方向ながら30分ほどだ。ちょうど開店30分前には着ける計算。よって歩く(笑)
開店前に到着。すでに6人ほどの待ち。店はかなり広そうなので1回目のサーブで入れそう。そんなに待たなくてすみそうだ。郊外にあるのだが、どんどん人が訪れ最終的には30人の大行列。開店と同時にカウンター席に案内される。

 

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「中華そば」(580円)と迷ったが、名物といわれる「特製鶏中華」(780円)を注文。厨房の中、注文を取る店員さんの動きが機敏で、小気味いい。
10分ほどで着丼。熱々の丼。大量の葱と分厚い鶏チャーシューが3枚。褐色の濃い色合いのスープ。美味しそうなフォルムだ。熱々のスープをひと口。甘く醤油のかえしが強めの和出汁。濃厚な日本蕎麦といったところ。
トッピングの葱と下に隠れていた鶏ひき肉を混ぜると、鶏が前面に出てきて旨スープになる。自家製の縮れ太麺と葱、鶏ひき肉を絡めて一緒に食べてみると、今までに味わったことのない食感で面白い。

 

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山形では、昔から蕎麦屋でも中華そばが提供されていて人々に愛されているという。その究極といったところか。でも隣の背脂たっぷりの「中華そば」が、妙に旨そうでひかれる、、、。
さすがにもう1杯は無理なので、再訪の楽しみとしよう。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

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「麺辰」/山形市中桜田2-5-5/023-666-8570/11:00~14:30 17:00~21:00 11:00~21:00(土日祝)/火曜日休み
 

 

いったん、山形駅に戻りホテルにチェックインすることに。ところが駅までバスが走っていない。さすがにタクシー移動でもよかったのだが、今日の気分は歩き(笑)。55分もかかり山形駅に到着。チェックインまで時間があり、カフェを探すが駅周辺に喫煙できるところがない。チェックイン前に3軒目に行こう。
 

 

 

「支那そば 無双庵」海老辛みそらーめん@山形市


久しぶりの3連食になるが、山形でもっとも評判の店「支那そば 無双庵」に向かう。13時過ぎだが店内20人待ち。メニューが豊富で注文に悩む。ツイッターの山形のフォロワーの方の記事を参考に「海老辛みそらーめん」(830円)を注文する。

 

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カウンターで待つこと10分ほどで着丼。カウンター越しでもわかる海老の香り。
スープをいただく。五感を刺激するほど芳醇な海老の香りが口いっぱいに広がる。海老と味噌のバランスよく濃厚でコクがありこれは旨い。これで無化調なのかと思うぐらい、インパクトもあり奥深い味わい。

 

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ぶ厚いチャーシューはトロける。濃厚スープに負けない力強い麺で好相性。山形の南陽市赤湯の名店が元祖といわれる「辛みそ」のトッピング。辛みそを少しずつ溶かし変化を楽しむことができる。
辛すぎず、コクがまして味変もいい塩梅。大振りな器でスープ、麺の量も多めだったが完飲堪能!
締めはご飯入れて食べたかった!
おいしかったです。ごちそうさま。
 

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「支那そば 無双庵」/山形市久保田2-1-6/11:00~15:00/月曜日休み

 

 

 

まさかのスープ切れ!


ホテルにチェックイン。3連食で満腹! しばし昼寝。
寝る、寝る、寝る。そして気がつくと、もう夜になっていた。
閉店時間までは、まだ3時間ほどあったので郊外の人気に向かうと、スープ切れで閉店。
さらに2軒目もスープ切れ。まさかの3軒目もスープ切れ。どこもやってない。
山形県民のラーメン好きを侮っていた!恐るべし山形。
この日、実に3万5000歩。麺の旅で、こんなに歩いたのは初めて、、、。

 

 

「麺藤田」肉つけ麺 大盛@山形市

 

翌朝チェックアウトして、開店と同時に駅近くの「麺藤田」に。「メンフジタ」ではなく「メンドーダ」という店名だ。月曜の朝から客が絶えない。「肉つけ麺 大盛」(980円)を注文する。
 

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つけ麺は麺を茹でるのに時間がかかる。それでも10分ほどで着丼。
冷水で締められた自家製のストレート太麺は、強いコシがありながらもしなやかなで、麺だけ食べても小麦感があり旨い。

 

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肝心のつけ汁は、無化調の魚介と鶏白湯のWスープで旨味たっぷり。バランスがよく、太麺とも好相性だ。特製だれで味付けされたトッピングの豚バラは、臭みもなく大振り3枚のボリュームで満足。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

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「麺藤田(めんどーだ)」/山形市香澄町1-7-1/023-673-9109/11:30~14:30 18:30~24:30 (金土26:00)/日曜日休み 
 

 

 

「竹ふく」ざるそば ハーフ天ぷら@山形市
 

山形で江戸前の蕎麦を食べさせるお店があると聞き、駅から10分ほどの住宅街に佇む「竹ふく」に閉店間際に駆け込む。満席で、すでに限定蕎麦は売り切れ。昨日のトラウマが、、、。でも、何より開いていてよかった。
「ざるそば」(810円)単品と「ハーフ天ぷら」(510円)、そしてビールを注文する。

 

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20分ぐらいして提供される。あれ、海苔がのっている? もりそばのつもりが、さるそばの注文(笑)
蕎麦は細めでコシがあり、つゆは醤油のかえしがキリッ。まさに江戸前! 
閉店間際ながら、麺の茹で、天ぷらの揚げ加減、油の切れもよく丁寧な職人技。

 

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冷えたビールに、喉ごしいい旨い日本蕎麦で山形麺の旅〆。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

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「竹ふく」/山形市上町2-3-1/023-643-8003/11:30~15:00/水曜日休み

 

 

「おいしい山形空港」サポーターズクラブ

山形空港に到着。山形空港にはJALサクララウンジがなく不便だなと思っていたら、空港独自のラウンジがあった。法人または個人で「空港利用を応援しよう!」というサポーターズクラブに入会(無料)すると山形空港ラウンジが使える。当日申請することも可能ということで早速入会してみる。
明るい室内はソファ席、ビジネス専用の仕事スペースもあり、ゆったり過ごせる。フリードリンク、喫煙室まで併設されていて言うことなし!
この日は、山形特産のジュースのサービスもあり、山形の「完熟とまと」は、おいしかった。
後日、会員証が届く。おいしい山形空港を、また利用したい。
 

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マイラーの終わりなき麺の旅

 

福井、久留米、天草、尾道、福山、三原、松山、青森、山形、、、、。
オヤジマイラーの終わりなき麺の旅はまだまだ続く。

 

次回は、「金沢」へ麺の旅。

 

 

 

2019年1月、ツイッターを始めました。
フォロワー200人を超えました。ありがとうございます。

 


タカヤマ コジローkojiro@takayama_kojiro
 


「飛行機に乗って、麺の旅」 連載ライブのつぶやき
飛行機に乗らない「東京 麺旅」東京での麺活のつぶやき
飛行機に乗って麺の旅/64杯 東京 麺旅/36杯 合計おっ100杯!(2019年5月10日現在)

 


 

 

*この連載は毎月第2第4月曜日に更新です。

顔

高山コジロー

編集者・旅人・たまにバーテンダー。大学卒業後、出版社にて男性ファッション誌、女性ファッション誌、漫画誌、トラベル誌、フリーマガジンなど20 年に渡り20 誌ほど編集長として携わる。現在は白黒の雄猫と共に気ままに暮らす。小学生の頃より極度の乗り物酔いだが、なにしろ飛行機が好きなので、生涯搭乗数は優に400回を超える。忘れられぬ旅はJAL ファーストクラス(特典航空券)で行ったパリ一人旅。酒好き、旨いものに目がない「食いしん坊」でもある。「KOJIRO(コジロー)」名義にて2017 年、『TABILISTA 』にてJALサファイア会員になるために年間50回飛行機に乗り、ついでに麺を食べに行く「マイル修行&麺の旅」を好評連載。本編はその続編にあたる。

 

 

 

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