わざわざ飛行機に乗って、麺を食べに行ってきます。

わざわざ飛行機に乗って、麺を食べに行ってきます。

#06

沖縄・那覇「ラーメンと沖縄そば」

文と写真・高山コジロー

 

IMG_0918

 

 

 

わざわざ飛行機に乗って、沖縄・那覇に麺を食べに行って来ました。

 

 

昨年は仕事とプライベートで13回沖縄を訪れた。訪れるたびに「沖縄そば」は食べるが、那覇のラーメンの存在も忘れてはならない。今回は2017年の連載では紹介できなかった「沖縄そば」の老舗、行列必至の「ラーメン&つけ麺」、夜飲んだ後の「夜麺巡り」を紹介したい。
 

 

●羽田-那覇 16:10-18:55  JAL921便 先得9,190円 (エコノミー)
●那覇-羽田 14:50-16:10  JAL436便 先得10,190円(クラスJ)
(2019年搭乗実績/JAL11回、ANA1回、天草エアライン1回) 

 

【今回のマイル】 羽田-那覇の通常マイルは「984」
●羽田-那覇
フライトマイル:984×75%(先得)=738マイル
ボーナスマイル:フライトマイル(738)×105%(サファイア会員)=775マイル
738+775=1513マイル
●那覇-羽田
フライトマイル:984×85%(先得クラスJ)=836マイル
ボーナスマイル:フライトマイル(836)×105%(サファイア会員)=878マイル
836+878=1714マイル 往復で「3227マイル」貯めることができる。

 

今回の旅でJAL生涯搭乗数は250回に。

図

 

 

シャワーが使えるJALサクララウンジ

この日は土曜日。新宿の飲み会から羽田空港直行(笑)。
JALサクララウンジで朝から迎え酒(生ビール)で乾杯。JALサファイア会員の特典として、旅行会社のツアーの場合でもラウンジは使用できる。搭乗回数もカウントされ、もちろんマイルも貯まる。
今回は午後出発なので、JALサクララウンジでダラダラと仕事。途中、徹夜明けなのでシャワーを浴びてリフレッシュ。
「シャワー??」あまり知られていないが、JALサクララウンジは無料でシャワー施設が使える。清潔で広く、高級ホテルのシャワーブースのよう。もちろんアメニティ、タオル類も常備されている。ANAの国内線ラウンジにシャワー施設はなくJALのみ。セキュリティも万全で夏場は重宝しそう。
そして、風呂上がりのビール!我ながらラウンジを満喫しすぎだと思う(笑)。

 

那覇へは飛行時間も長いので、可能なら「クラスJ」を選択しているが、土曜日は混んでいて普通席。ただし今回も足元の広い非常口席の窓側を選択して、快適な空の旅だった。復路は「クラスJ」の一番前の窓側の最上級の席をキープ。
 

 


 

「みかど」 そーめんちゃんぷるー @那覇  松山

那覇1日目。
飛行機が1時間近く遅れ、遅めの20時に那覇到着。
JAL921便(16:10-18:55)はチケット最安値なので使うことが多く、ホテルにチェックインして着いた日は無理をせず、食堂で夜飯がいつものパターン。繁華街の松山周辺は24時間営業の食堂も数多くある。中でも一番のお気に入りは松山の国道58号線沿いにある「みかど」。
いつもは「ゴーヤちゃんぷるー」、「豆腐と牛肉のみそ煮」など、680円でご飯と味噌汁付きの定食を注文するが、今回は麺の旅! とりあえずオリオンビールと「そーめんちゃんぷるー」(580円)。
うーん、沖縄の味や。那覇4泊、のんびり麺の旅スタート!

   

 

IMG_0912

 

IMG_0913

「みかど」/那覇市松山1-3-18/098-868-7082/08:00~24:00
 

 

 

「つけ麺SAKURA」 つけ麺 大盛 @那覇 桜坂

夜の那覇、呑んべいの行動範囲は広い。松山、美栄橋、久茂地、牧志、安里、栄町、、。
ハイアットができて周辺の様相は変わってきたが、それでも那覇一ディープな桜坂でBAR巡り。
3軒まわって締めは地元で評判、夜のみ営業の「つけ麺SAKURA」に。
「こんなところにラーメン屋あった?」桜坂の入り口にあるのだが、一見ラーメン屋とはわからない。隠れ家的な扉を開けて中に入ると、カウンターとテーブル席のおしゃれカフェ風の店内。カウンター席で、「つけ麺 大盛」(850円)を注文する。
 

 

IMG_0916

 

IMG_0914

 

沖縄県産の豚骨と鶏ガラのWスープに複雑に煮干し油が絡むサラサラのつけ出汁で香りがいい。
いわゆる家系の味かな。多加水の太麺は、固茹でコシと弾力があり、さらっとしたスープとよく絡む。ゴーヤ、玉葱、チャーシュー、茹で卵のトッピングも面白い。朝4時まで営業。締めにはぴったりの一杯。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

IMG_0915
「つけ麺SAKURA」/那覇市牧志3-9-27/098-862-9033/18:00~28:00 18:00~26:00(日)/月曜日休み
 

 

 

「肉マースソバ・マサミ」 肉マースソバ (ふつう 肉増し) @那覇 栄町


那覇2日目。
開店前に訪れるもすでに5名待ち。那覇に行くと必ず1度は訪れるが、いつも行列が絶えない。開店と同時に7名が入店。メニューは「肉マースソバ」のみ。「あっさり」「ふつう」「こってり」から「ふつう(並)」(800円)の食券を購入し、L字型のカウンターに着席する。
 

IMG_0917

 

肉マースソバとは、チャーシュー塩らーめんのことだ。2杯ずつ丁寧に作られるため、しばらく待つことになる。厨房の作業を眺めながら時を過ごすのも、また楽し。
順番がやってくるとカウンター上に敷き皿と箸がセットされるので食券を手渡し、そのタイミングで肉増し(100円単位)を、200円分お願いする。
入店から約30分、いい匂いとともに待望の着丼。
まずはスープからいただく。鷄挽肉と節類と香味野菜の「出汁」、ワタリガニ、干しエビ等でとったという「塩ダレ」、鶏ベースの「香味オイル」の3つのバランスがよく、豊潤で洗練された黄金スープは旨い。


 

IMG_0919

 

国産100%の小麦粉に新潟産コシヒカリの米粉を加えたという多加水の中太ストレート麺は、ツルツルでプリプリ。しなやかなでコシがありスープともよく絡む。熟成豚肉のチャーシューは旨味濃厚、ジューシーで絶妙な味わい。贅沢にコストをかけた店主渾身の一杯。完飲堪能。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

 

IMG_0920

「肉マースソバ・マサミ」/那覇市安里363/098-884-1251/11:30〜13:30/金曜日休み
 

 

 

「夢ノ弥」 濃厚豚骨魚介 牛すじBLACKつけ麺@那覇 古島
 

モノレールに乗って古島へ。古島には、つけ麺で有名な「六厘舎」出身の人気店「三竹寿」があるが、そこで修行し独立したという「夢ノ弥」に初訪問。独立系で沖縄育ちのつけ麺といえる。スープは3種類あるが太麺が売りのようなので、一番こってりした「濃厚豚骨魚介 牛すじBLACKつけ麺」(800円)を注文する。カウンターで待つこと10分ほどで着丼。

 

IMG_0922

 

IMG_0925


麺は独自に開発した多加水の熟成太麺。つるつるした麺で香り、歯ごたえよく旨い。ドロっとした濃厚スープは豚骨と魚介のバランスがよく太麺にあう。トロトロの牛すじのまったりとした脂がスープ、麺に絡みつき面白い。

 

IMG_0923


残ったスープに、ランチ無料のごはんをまぜると、これが美味。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

IMG_0921

「夢ノ弥」/那覇市古島1-4-11/098-943-8399/11:00~21:30/不定休

 

 

「赤まる」 豪快ラーメン野菜バカ盛 @那覇 美栄橋

夜更に、食いしん坊はお腹がすいてしまい、「ガッツリ食べたい」。松山のバーで紹介してもらい国道58号線沿いの「赤まる」に初訪問。行ってみると、深夜に利用する24時間食堂「ハイウエイ食堂」の並びだった。
野菜は並、大盛、バカ盛とも同じ価格なので、「豪快ラーメン野菜バカ盛」(750円)を注文する。

 

IMG_0928


こちらは中華麺ではなく、沖縄そばの生麺を使ったラーメンとのこと。
凄いボリューム。もやしの量が半端ない。スープはニンニクがきいた豚骨醤油で背脂もあり濃いめ。柔らかチャーシューは沖縄の三枚肉の炙りで香りがいい。シャキシャキのもやしと濃いめのスープがあい固めに茹でられた沖縄そばの生麺も好相性。食べごたえあり満腹、深夜にあり!
おいしかったです。ごちそうさま。

 

IMG_0927

らーめん工房 「赤まる」/那覇市前島2-3-6/11:00~25:00/無休

 

 

うなぎ蒲焼専門店「ぼんぼん」 うな重&ぼんぼんそば@那覇 牧志

 

那覇3日目。
ランチは10年以上通ううなぎ蒲焼専門店「ぼんぼん」に。国際通りから入ったアーケード内、牧志公設市場近くにある。「うな重」(1400円)と、味噌汁に変えて「ほんぼんそば」(250円追加)を注文。

 

IMG_0929

 

「沖縄で鰻?」と思うかもしれないが、ふっくら焼かれていて旨い。この鰻高騰の中、さすがに鰻は気持ち小さくなり、以前のように国産鰻を使用するのは難しいと思われるが、沖縄でコスパ良く鰻を楽しめる。

 

IMG_0931

 

「ほんぼんそば」は、赤だしに鰻が2切れトッピングされた沖縄そば。この店独自の味わいがある。店頭でテイクアウトできる「うなきゅう」もオススメ。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

IMG_0932

うなぎ蒲焼専門店「ぼんぼん」/那覇市松尾2-8-30/098-863-4696/11:00~19:00/水曜日休み

 

 

「オキナワ ソバ エイブン」 月見まかない肉そば+じゅーしー @那覇 牧志

 

「ぼんぼん」を後にして、那覇で一番注目されている沖縄そばの専門店「オキナワ ソバ エイブン」に向かう。牧志公設市場を通り過ぎ、さらに5、6分で到着。まわりは飲食店も少なく閑散としているが、平日13時過ぎなのに満席、外待ち6名。30分ほど待って、やっと入店。店内はカフェのような雰囲気。メニューもカフェのように多彩で、シンプルな「沖縄そば」「ソーキそば」がメインのようだが、オリジナリティに溢れ、麺が4種から選べ、トッピングの種類も豊富だ。2016年オープンながら初訪問なので、店の味を知りたく、三枚肉と軟骨ソーキのぶつぎりコロコロ肉がのった「月見まかない肉そば」(750円)と、うな重食べたばかりなのに「じゅーしー」(100円)を注文する。

 

IMG_0935


まずはスープを一口いただく。丁寧にとられた豚骨出汁と昆布とかつお節出汁を合わせたスープは雑味なく奥深く素晴らしい。無化調で驚くほど繊細な味わいのスープ。三枚肉とソーキのブツきりも甘すぎず辛すぎず旨い。店主は沖縄出身ではなく、沖縄そば好きが講じて、沖縄本島、離島、八重山諸島など食べ歩き、さらに沖縄そば屋で修行して、「こだわりの沖縄そば」を目指したというだけはある。オリジナルの麺は、しっかりとコシがありスープともよく絡むのだが、より旨味とモチモチ感のある生麺(+100円)にしなかったことを悔やむ。

 

IMG_0934


お米の立った旨み凝縮のじゅーしーは特筆もの。那覇市内では「すーまぬめぇ」、「てんtoてん」、「とらや」などと肩を並べるほどの実力の沖縄そばだ。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

IMG_0936

「オキナワ ソバ エイブン」/那覇市壺屋1-5-14/098-914-3882/11:00~17:00/水曜日休み
 

 

 

「すーまぬめぇ」スペシャルそば@那覇 国場

 

那覇4日目。
昨日の「オキナワ ソバ エイブン」が素晴らしく、ラーメン巡りの予定を変更して、沖縄そばの名店の「すーまぬめぇ」を訪れることに。市内からバスに乗って30分ほどで到着。風が気持ちいい庭のテーブル席は埋まっていたので古民家の風情ある座敷に上がる。三枚肉、ソーキ、てびちの3種の肉が楽しめる、いつもの「スペシャルそば」(800円)を注文。

 

IMG_0938


大きめの沖縄の器にたっぷり熱々スープ。カツオと昆布ベース、生姜がアクセントで旨い。次第に三枚肉、ソーキ、てびちの肉の旨み脂が溶け込み格別なスープになる。平打ちの麺も艶やかでスープとあい、喉越し歯ごたえもいい。三枚肉は噛むほどに味があり、ソーキはジューシー、コラーゲンたっぷりのてびちはトロトロ。てびちは、何年も前に閉店した浦添市の「ひかり食堂」と並ぶほどの旨さ。いつ食べても旨い至福の沖縄そば。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

IMG_0937

「すーまぬめぇ」/那覇市国場40-1/098-834-7428/11:00~16:00 11:00~18:00(土日祝)/月曜日休み
 

 

 

「てんtoてん」 木灰すば@那覇 識名

「すーまぬめぇ」にいったら、もうひとつの沖縄そばの名店「てんtoてん」 に行かないわけにはいかない。小高い丘の上にあり、レンタカーでないと行きにくい場所。さらに「すーまぬめぇ」からは良いい交通手段がなく、結構な登り坂を40分以上歩く。

 

IMG_0942


メニューは「木灰すば」(650円)のみ。カツオベースの無化調スープは、あっさり淡麗だか味わい深い。手打のちぢれ生太麺は、かん水でなく沖縄伝統の木灰を使いモッチリ、コシがあり歯ごたえよく、この店でしか味わえない旨さ。厚切りの三枚肉は旨味たっぷりの逸品。とても丁寧に作られた絶妙な沖縄そば。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

IMG_0939

「てんtoてん」/那覇市識名4-5-2/098-853-1060/11:30~15:00/日、月曜日休み

 

 

「まぜ麺 マホロバ」 台湾まぜ麺@那覇 牧志

最後は、2017年にも紹介した「まぜ麺 マホロバ」に。2012年のオープン以来通う店だが、なんと平日の夜に40分待ち。地元の女子高生から外国人観光客まで幅広い人気だ。いつも「まぜ麺」を注文するが、「台湾まぜ麺」(850円)を試してみる。

 

IMG_0945


「まぜ麺」より香辛料と辛味がきいていて、こちらも旨い。香辛料、肉味噌、ニラ、ネギ、濃厚タレと太麺のバランス良くペロリ。

 

IMG_0946


残ったタレに、無料の追いめしをまぜると旨辛飯に。 那覇で唯一無二のまぜ麺。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

IMG_0943

「まぜ麺マホロバ」/那覇市牧志1-2-17/098-917-2468/11:30~22:00/無休

 

 

 

マイラーの終わりなき麺の旅は続く。

 

福井、久留米、天草、尾道、福山、三原、松山、、、、。
まだ始まったばかり、マイラーの終わりなき麺の旅はまだまだ続く。

次回は、青森「煮干しラーメン」の旅。

 

 

2019年1月より、ツイッターを始めましたフォローしていただけると嬉しい。
高山コジロー@takayama_kojiro

「飛行機に乗って、麺の旅」連載のライブつぶやき
飛行機に乗らない「東京 麺旅」東京のつぶやき
飛行機に乗って麺の旅/48杯 東京 麺旅/23杯 合計71杯(2019年3月20日現在)

 


 

 

*この連載は毎月第2第4月曜日に更新です。

顔

高山コジロー

編集者・旅人・たまにバーテンダー。大学卒業後、出版社にて男性ファッション誌、女性ファッション誌、漫画誌、トラベル誌、フリーマガジンなど20 年に渡り20 誌ほど編集長として携わる。現在は白黒の雄猫と共に気ままに暮らす。小学生の頃より極度の乗り物酔いだが、なにしろ飛行機が好きなので、生涯搭乗数は優に400回を超える。忘れられぬ旅はJAL ファーストクラス(特典航空券)で行ったパリ一人旅。酒好き、旨いものに目がない「食いしん坊」でもある。「KOJIRO(コジロー)」名義にて2017 年、『TABILISTA 』にてJALサファイア会員になるために年間50回飛行機に乗り、ついでに麺を食べに行く「マイル修行&麺の旅」を好評連載。本編はその続編にあたる。

 

 

 

わざわざ飛行機に乗って、麺を食べに行ってきます。
バックナンバー

その他の日本のこだわりグルメ

ページトップアンカー