築地 ごちそう案内

築地 ごちそう案内

#04

Tsukiji Uogashi‐Yokochou Gochisou Guide Vol.2


ICHIBA GOCHISOU GUIDE Vol.02
市場ごちそう案内  [その2]

「魚がし横丁」の飲食街は、本来市場関係者のためのスタミナ補給の食事処。彼ら職人が認めたプロの味は、並んでも食べたい究極のごちそうなのだ。 いまの場所で食べられるのは市場が豊洲に移転する2016年11月まで。築地の雰囲気も合わせて味わって欲しい。※メニューは季節によって提供してない場合があります。

海の幸に一手間加えたこだわりの洋食屋

小田保
ODAYASU

 

 築地の新鮮な海鮮を使って、とびきり美味な洋食を提供しているのがこちら「小田保」。市場関係者が仕事の合間や終わった後に足繁く通い、「おじいちゃんの頃から来て頂いてる人もいる」という常連の憩いの場として魚がし横丁でも有名だ。市場直送の魚介はそれだけでも旨いが、揚げたりソテーしたりと一手間加え旨味を引き出す熟練の技に、味にうるさい河岸の人も納得の料理が並ぶ。タルタルソースやマヨネーズも自家製と手抜きなし。これぞ魚河岸の名店である。

 

小田保 小田保02

牡蠣ミックス定食( 上・1,650円)は、びっくりするぐらい大ぶりの牡蠣がソテーとフライで3個ずつ。「今日のは岩手産ですが、こんなに大きいのが取れるようになりましたね」と3代目も微笑む。ロースカツ定食(右下・1,230円)はパンチのあるボリュームで愛好者多し。

召しませ築地市場唯一の江戸前天ぷら

天房
TENFUSA

 

天房02

 意外なことに市場の天ぷら屋はこちらの一軒のみ。もちろん築地ならではの仕入れで鮮度高い最高の魚介類を揚げており、市場関係者も多く通う店だ。店内に入ると胡麻油の香りが食欲を煽る。丁寧な仕事がなされた天ぷらは、こんがりキツネ色でサクサクした衣が旨味を包み込んでいる。香ばしさ抜群の芝エビの天ぷらは必ず食べてもらいたい。何ともお得なメニューはマグロ定食(1000円)ではないか。店主がその日に市場で選んで仕入れたマグロのブツの刺身と天ぷらの両方が楽しめる。

 

天房ネタの良し悪しを見極めて仕入れるため、毎日「天丼」(1,200円)の天種が手書きされた紙が店の扉に貼られる。具材の変化が質の維持である。写真は芝海老の天ぷら単品。これを肴に仕事帰りに一杯やる市場関係者も多い。

築地品質のおふくろの味をご賞味あれ

和食かとう
WASHOKU KATO

 

  まるで実家に帰ってきたかのような郷愁を呼び起こす落ち着きのある店内。女将さんの荒井さんの笑顔にホッと一息ついていただく料理は、お刺身、煮付けや照り焼き、西京焼きと定番のおふくろの料理的品々。しかし、ここは築地。それぞれに折り紙付きの鮮度と品質の一級品が使われていて、これぞ本物という味覚が提供される。この味にお昼時には魚河岸の市場人だけではなく、近隣の会社員やOLも行列を成すほどだ。魚の一番美味しい旬を食べて欲しいという思いがつまった料理を召し上がれ。

 

かとう銀鱈の西京焼き定食(上・1,500 円)、地金目鯛の煮付け定食(左下・1,800 円)、その他その日市場で仕入れた旬の魚が並ぶ。それぞれ単品オーダーも可。「冬場は牡蠣豆腐やタラが身が詰まって美味しくなるよ」と女将さん。数あるメニューに迷ったら、女将さんにオススメを聞くのが一番!

かとう02

 

 

*本連載は毎週火曜日配信予定です。
次回「Tsukiji-Uogasiyokochou Gochisou Guide  Vol.3」は5月10日配信予定です。お楽しみに!

 

*このサイトで紹介しているお店は、すべて「築地 ごちそう案内 2016」にてまとめて読むことができます。全店MAP、店舗情報なども網羅した保存版です。

 

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