2017年自腹でマイル修行&麺の旅

2017年自腹でマイル修行&麺の旅

#02

大阪(後編)

旅人・KOJIRO


カレーアップ

第2回:大阪(後編)旅人・KOJIRO

『たかま』~『白庵』~『道頓堀 今井 本店』麺の旅

「麺の旅」の途中に寄り道!
昼食に、ねぎ焼をいただく!

『たかま』をあとにし、2軒目の生粋の讃岐うどん屋に向かう。
お目当ては、もちろんカレーうどんである。
「天神橋筋六丁目」から阪急千里線で[淡路]へ、阪急京都線で[十三]190円。


高校からの友人は、全国津々浦々に小麦粉を卸す食品会社に勤める。
大阪出張も多く、まさに粉のプロ、麺のプロである彼いわく、
いま大阪では、昔ながらの大阪うどん、全国的に人気の讃岐うどん、
讃岐の要素を取り入れた大阪うどんが、3大人気だという。
そして、どのうどんも、今冬はカレーうどんが熱いとのことだ。
カレーうどんは、店により個性に溢れていて、
カレー出汁は、あっさりの和だしから濃厚ドロドロのものまであり、
海老、季節の野菜いわゆる天プラはもちろんのこと、
鶏天、ちくわ天、半熟卵天など、トッピングも豊富とのことだ。

いよいよ、楽しみにしていたカレーうどんだ。
阪急千里線で再び十三に戻り、乗り換えのはずだった、、、。

しかし、途中下車。
麺の旅、禁断の寄り道だ!
食いしん坊は、ねぎ焼の元祖『やまもと』へ。

『やまもと』本店の少し奥に位置する十三西店が昔からの馴染み。
冬期限定の牡蠣入りのかきねき、お好み焼きのかき玉、
焼きそば(そもそも麺の旅なのだから)にも心惹かれながらも、
いつも注文する、すじねぎにビールで乾杯!

ねぎとすじがたっぷり。ふわふわトロトロ。
変わらない、ほっとするいつものうまさ。これぞ大阪の味。
お腹いっぱい、ああ至福。

土砂降りの雨の中、
実に40分の行列、、、。

麺の旅再開である。

阪急神戸本線で十三から神崎川に向かう。
阪急を行ったり来たりの旅(笑)
[十三]から阪急神戸本線で[神崎川]150円。

小さな神崎川駅の改札を出ると、
傘をさした人並み、かなりの行列が見える。
そこが『讃岐うどん 白庵』だった。
日曜日、一番ピークの時間にぶつかってしまったようだ。
10人以上並ぶ行列の最後尾に。
白庵_店


10分経っても、列は全く進まない。
雨の中、屋根のない店先の細い路地、
前後の人の傘から雨が跳ねてきて、足元が濡れる。
コンクリートからじわじわこみ上げてくる冷気で、
心が折れそうになる。

20分ほど経ったころ、店の方からメニューを渡される。
讃岐うどんなので、かけ、ぶっかけ、生醤油、温・冷など、
メニューは豊富なので、食べ方は様々である。
麺のボリュームはかなり多そうなので、
かけ(あつあつ)にしようか、一瞬頭をよぎる。

いやいや、大阪までカレーうどんを食べにきたのだ。

とにかく寒いし、ここはやはり熱々のカレーうどん!
トッピングもつけて、ちくたま天カレーを注文する。

40分近く並んだだろうか、体は芯から冷えきってしまった。
かなり熱っぽく体がだるい。
思えば年末風邪を引き1月4日まで寝正月。体調はまだ万全ではない。
ついに通された店内は、20席ほど、ゆったりしたつくりである。
レゲエが流れカジュアルで、おしゃれな雰囲気、活気がある。
ほとんど地元のお客さんのよう。若いカップルや学生、
日曜日の昼ということもあるのか、家族連れも多い。
家族でこの雨の中並んだのだろうか。大阪人の食欲は凄い!
カレーひき

注文済みなので、5分ほどで熱々のカレーうどんが目の前に置かれる。
器がでかい。かなりのボリューム。
ちくわ天がドーンとまるまる1本、器からはみ出している。
きざみのあげとタマネギが入ったたっぷりのカレーに、
笹ネギ、半熟たまご天がのっている。

まずは、ちくわ天にかじりつく。
揚げたてサクサクだ。
小学校の給食以来のちくわ天だが、実にうまい。
次にカレーにひたひたにつかてる部分を食べてみる。
熱々濃厚なカレーと絡まって、これまた、うまい。

いりこベースの出汁に自家製のカレールーをといたという
カレーは濃厚で香ばしく、かなりエッジがきいている。
熱々の出汁が冷え切った体にしみわたり、
スパイシーな後味で、体の芯まで温まる。
たっぷりのカレーの中に隠れている麺をいただく。
極太でもちもちコシが強く、しっかりした麺。まさに讃岐。
カレー、麺、きざみのあげ、笹ネギとのバランスが絶妙である。

半熟たまごの天ぷらを箸で割ると中からとろりと黄身が溢れ出す。
これがまた、濃厚なカレーとあう。
讃岐うどんでは、いまや一般的なトッピングの半熟たまご天だが、
カレーうどんがベストマッチだと思う。

かなりのボリュームだったが、あっという間に完食。
残ったカレーに、「白いご飯を入れて、食べたい!」
飽くなき食いしん坊。大満足のカレーうどんだった。
でも、さすがにお腹がきつい。
フードファイターじゃありませんからね(笑)

『讃岐うどん 白庵』
大阪市淀川区新高6-12-7 1F
06-7656-5292
営業時間 11:00~15:00(月火木金土日祝)17:30~21:30 (金土日祝)
水曜日、第4火曜日休み
ちくたま天カレー(970円)

やはり、大阪うどんは最高だった。
足繁く通う、老舗の穴子うどん。

粉のプロの友人がすすめてくれたカレーうどん店の、
夜のオープン18:00までには、少し時間がある。
お腹次第だが、できればその前にもう1食、麺を食べたい。
腹ごなしを兼ね大阪城のあたりをぶらぶらしたかったのだが、
雨はやむ気配もないので、アート&カルチャー散策へ、
まずは心斎橋の本屋さん「スタンダードブックストア」に向かう。
[神崎川]から阪急神戸本線[梅田]へ。大阪市営御堂筋線で【心斎橋】。430円。

乗り換えの梅田の駅内やショッピングモールは人がいっぱい。
人にぶつかりそうになり、人酔いしてしまう。
体がだるく、書店につくと早々に地下のカフェに移動する。

カフェギャラリーで行われていた、
Takuroh Toyamaの写真展をぼんやり眺めながら休憩をする。

食いしん坊、お腹の具合は、まだ大丈夫そうなのだが、
熱っぽく悪寒がして、体調はすぐれない。
できれば、少し横になりたい。
早めに空港に行き休もうか。

しかし、まだ麺は2食である。3食は食べたい麺の旅。
「やまもと」で、焼きそばにしておけば、、、。
「阪急そば」で、かけうどんを軽く、、、などなど頭をよぎる。

予定していたお店は、心斎橋からわずか4駅先なのだか、
これ以上の移動は難しそう、カレーうどんは断念する。

さて、どうする?
今回は「人においしいと教えてもらった麺」を食べに行こうと、
馴染みの店は外していたので、心斎橋周辺にはもう候補がない。
でも、3食は食べたい。

そうか、
ミナミには、いつも立ち寄る大阪うどんの名店があるではないか。
だいたい大阪に来て、大阪うどんを食わずに帰るわけにはいかないと、
『道頓堀今井 本店』を目指すことにする。

いつもは難波から歩くのだが、心斎橋からから心斎橋筋、戎橋を渡り、
かに道楽、食い倒れ人形を横目に見ながら少し過ぎたあたり、
静かな佇まいの創業70年の『道頓堀今井 本店』に到着する。
店内に入ると一瞬の静寂、ミナミの街の喧騒が嘘のよう。
今井_店

『道頓堀 今井』といえば、きつねうどん。
甘く炊き上げられた肉厚のジューシーなあおげ、
一度は食べたい、まさに大阪うどんの代表である。

きつねに引かれながらも、
僕はいつも、穴子うどんを注文する。
穴子の肝旨煮を肴にビールを嗜みながら、
うどんが来るまでのひと時を楽しむのが好きだ。
あなごうどん

お待ちかねの穴子うどんがやって来る。
たっぷり1身半のせられた穴子は、焼き加減が絶妙で香ばしい。
関東の煮穴子とはひと味違う、関西ならではの旨さが味わえる。
この焼き穴子だけでも十分満足である。

まずは、おだしをひと口いただく。
おいしい。ほっとする、まろやかでやさしい上品なだし。
大阪は薄味といわれるが、北海道産の天然真昆布と、
九州産のさば節とうるめ節を炊き上げただしは、
塩加減と醤油もほどよく、しっかり旨味が出ている。

「讃岐は麺にだしをあわせる」
「大阪はだしに麺をあわせる」なんていわれるが、
麺は、やわらかい口あたりでありながら、適度にコシがあり、
もっちりした食感が、とてもだしにあっている。
喉越しもよく、一気に麺を平らげてしまいそうだが、
食べ尽くす前に、途中でお店特製の七味を少し加えたい。

山椒と柚子の香り豊かな七味は、
食欲をそそられるのはもちろんなのだが、
ねぎ、生柚子、ひたひたに浸かった穴子の旨味が渡っただしは、
七味の辛みで味が一変する。
この絶妙な調和が、また、うまいのだ。
だしも、最後まで飲みほしてしまう。

やはり、大阪うどんは最高だった。

粉のプロ、友人オススメのカレーうどんを、
食べられなかったのは残念だったが、
災い転じて福となすとはこのことか。

『道頓堀 今井 本店』
大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-22
06-6211-0319
営業時間:11:00~22:00 (L.O.21:30)
水曜日休み
穴子うどん(1512円)

最安値リムジンバスで、
伊丹空港へ。

ミナミの繁華街は、雨だというのに、
外国からの観光客で、すごい賑わいだ。
わらび餅のお土産を手に人混みをかき分けて、
ミナミの繁華街から難波へと向かう。

難波から伊丹空港へは、いつもリムジンバスを使う。
東京のリムジンバスは割高感があるが、
大阪はリムジンバスのコスパが断然いい。
乗換えなく、必ず座れ、所要時間は短く、何より運賃が安い。
鉄道[なんば]-[梅田]-[蛍池]-[伊丹空港]乗換2回、40分、660円。
リムジンバス[なんば]-[伊丹空港]乗換0回、25分、620円。

最終便が迫っているせいもあるのか、
バス乗り場は結構人が並んでいる。
今回の旅、ほんと並んでばかりだな。
スイカも使えるようになったリムジンバスに乗り込み爆睡。
わずか20分あまりか、目が覚めるともう伊丹空港に到着していた。
少し横になれたせいか、体がだいぶ楽になった。

大阪滞在時間は、約11時間。

大阪、麺の旅、なかなか楽しかった! 



JALのVIP会員になるために、
1年間で50回、飛行機に乗る。

搭乗2回:伊丹ー羽田フライト 旅人・KOJIRO



IMG_2401

なぜ、
JALのVIP会員なのか

サービス内容は、JAL、ANAもほぼ同じだが、
VIP会員になるための条件が少し異なる。

JALのVIP(サファイア)会員は、
2017年1月1日から12月31日までの1年間に、
搭乗50回、もしくは50,000フライトマイル

ANAのVIP(プラチナ)会員は、
2017年1月1日から12月31日までの1年間に、
回数はカウントされず、50,000フライトマイルのみ

この条件を超えると、
2019年3月まで特別のサービス「おもてなし」が受けられる。

また、世界の航空会社の中でも、
JALとANAだけ独自のシステムとして、
上記ステイタス到達後、指定のクレジットカードに申し込み、
「JALグローバルクラブ」、
「ANAスーパーフライヤーズカード」にそれぞれ入会すると、
毎年クレジットカードを更新するだけで『永遠にVIP会員』を維持することができる。

フライトマイルとは、乗った飛行距離のことで、
国内線のみの利用の場合、50,000フライトマイルはかなり難しい。
羽田から沖縄、石垣、宮古往復など長距離を繰り返さないと達成できない。
そこで、距離を気にすることなく搭乗数50回で可能となる、
JALのVIP(サファイア)会員を、2017年は目指すことにしたのだ。

そもそも、
VIP会員ってなに?

ところで「VIP会員ってなに?」という方も多い。
「ラウンジが使える」とか、「優先搭乗できる」とか、
そもそも「それ、必要あります?」と聞かれることがある。

必要、あります(笑)

JALのHPに記載されている内容を紹介すると、
「JALサファイア会員」の特典とは
• 専用予約デスク
• ご予約時の優先キャンセル待ち
• 国際線前方座席指定サービス
• マイルUPボーナス/105%
• 専用カウンターでのチェックイン
• プライオリティバッゲージサービス
• 受託手荷物無料許容量のご優待/国内線20Kg、国際線32Kg
• 空港での優先空席待ち
• JALグローバルクラブ エントランス利用(羽田/伊丹/新千歳/福岡空港)
• ファストセキュリティレーンの利用(国際線)
• 空港での優先搭乗、空港ラウンジの利用(JAL国内線、国際線)
• 空港での優先搭乗、空港ラウンジの利用(ワンワールド加盟航空会社)

さらに、上記の特典だけにとどまらず、
JALのVIP会員で、恩恵を感じたことは、

1.特典航空券が取りやすい。
2.国際線でのビジネスクラスへのアップグレード。

例えば、VIP会員の時は、特典航空券が取りやすく、
パリ往復、ロンドン往復はファーストクラス、
アムステルダム、シンガポール、香港は往復ビジネスクラス、
とても快適な空の旅であったことは、いうまでもありません。

また、エコノミーからビジネスへの無償のアップグレードは、
ラスベガス往復(同行の友人もアップグレード)をははじめ、
香港は、実に搭乗の8割近くがアップクレードされビジネスに。

もちろん、「たまたまオーバーブッキング」だったんだと思うが、
格安のエコノミーチケットによる搭乗でのアップグレードは、
まさにサプライズ!

初心者にもわかるように、このような特典の詳細、体験例は、
これから連載で随時書いていくことにしましょう。

そんな楽しみもあるので、VIP会員は、絶対手に入れたい。
そのため、短期間でVIP会員になるために1日中何度も乗り継ぎ、
1日に8レグ(8回搭乗)なんていう強者もいて、
巷では「マイル修行僧」なんて呼ばれることもある。
年間50回の搭乗って、
僕も世間からすれば「マイル修行僧」認定ですな。

2017年1月8日 21:05
伊丹空港 雨

帰りの機内、羽田行きは満席だった。
ブランケットをもらい、機内でひたすら寝る。
離陸は気づかず、着陸の振動で目が覚めた。
帰りは通路側のシートで、足元の広い席ではなかったが、
エコノミークラスでも、足が伸ばせるようになったので快適だ。
ただ、さすがの飛行機好きも、今回の日帰り旅は疲れた。

2017年1月8日 22:35羽田空港 雨
最終便が集中する夜の羽田上空は、とても混んでいるよう。
着陸の順番待ちで、定刻より5分ほど遅れて到着する。

羽田空港は雨。
やっぱり、雨男である。

今年、2回目の搭乗は無事にクリア。
VIP会員になるまで、あと48回。残り357日である。

マイルデータ、
搭乗合計2回。

【羽田-伊丹】
フライトマイル
280(基本マイレージ)×75%(運賃倍率)=210マイル
FLY ONポイント
フライトマイル×2(国内線倍率)=420  搭乗カウント1回
【伊丹-羽田】
フライトマイル
280(基本マイレージ)×75%(運賃倍率)=210マイル
FLY ONポイント
フライトマイル×2(国内線倍率)=420  搭乗カウント2回

搭乗回数/2回
マイル累計/420マイル
FLY ONポイント累計/840

大阪の旅
お値段は

目標の旅費は、トータルで30,000円。
第1回から、いきなり予算オーバー!
食費8,282円!食べ過ぎ、飲み過ぎである。
飛行機/21,970円
食費/8,282円
交通費/1,860円
合計/32,112円

次回は、宮古島へ日帰り麺の旅。


顔

KOJIRO(コジロー)

1964年生まれ。大学卒業後、出版社にて男性ファッション誌、女性ファッション誌、トラベル誌、フリーマガジンなど編集長として携わる。現在はフリーランサー。小学生の頃より極度の乗り物酔いだが、飛行機好き。JALの生涯搭乗数は161回。忘れられぬ旅は、JALファーストクラス(特典航空券)で行ったパリ。麺好きの「食いしん坊」でもある。 

 

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