2017年自腹でマイル修行&麺の旅

2017年自腹でマイル修行&麺の旅

#19

福岡・博多 麺の旅



旅人・KOJIRO(コジロー)




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福岡・博多 麺の旅
文/写真(iPhone 6s)/KOJIRO

11月12日 搭乗39回目
羽田空港から福岡空港へ


熊本、長崎に続き、九州3県目となる福岡へ、麺の旅である。
仕事では何度も訪れている福岡・博多だが、久しぶりの訪問になる。

福岡はアジア圏からの観光客が多く、またビジネス需要も多いので、
東京や大阪と同様にホテルが取りづらく、宿泊料金も高い。
JALウルトラ特割を使っても、飛行機+宿泊は軽く4万を超えてしまう。
そのため、今回も割安なJALダイナミックパッケージのツアーを利用する。
飛行機+宿泊で31,800円。それでも予算オーバーなのだが。

ホテルのランクによっては、1泊2日でも、2泊3日でも31,800円だ。
2泊3日の旅程にして、久しぶりに単身赴任している友人と酒を飲みかわそうと思っていたが、
あいにく友人は、入れ代わりで東京本社へ出張とのこと。
トホホな旅である。

11月12日 06:10 羽田空港 サクララウンジ。
日曜日なのでビジネスマンが少なく、空いている。

出発まで朝からビール。サッポロとキリン一番搾りを1杯ずつ。
サクララウンジの生ビールサーバーは、メンテもよく、
最後にきめ細かい泡が、自動でプラスされるタイプで旨い。
一番搾りは、秋から味が改良されたが、個人的には前の方が好きだ。

7:10 JAL 307便福岡空港行きは、定刻通りに出発する。
使用する飛行機はボーイング777。3-4-3の配列でJAL最大の機体。
福岡はビジネス路線なので、ラウンジ同様に機内も空いている。
朝からのビールも手伝い、機内では心地よい眠りにつく。

定刻より5分遅れ、10:10 福岡空港に着陸。

39回目の搭乗無事に完了。




福岡・博多麺の旅
『博多一幸舎 博多本店』とんこつ味玉ラーメン #73
『元気一杯』とんこつラーメン #74
『想夫恋 住吉店』日田焼きそば #75
『王餃子』しょうゆラーメン #76
『蕎麦切り かんべえ』十割&更科そば #77



博多 麺の旅①
「博多一幸舎 博多本店」 味玉ラーメン


博多は何度も訪れているが、いわゆる博多のとんこつラーメンが、苦手である。
あくまで個人的な見解が、パサパサの麺、独特のとんこつ臭、化学調味料を多用したスープ。
まったく体が受け付けないのだ。
また、博多とんこつラーメンの欠点は、替え玉を前提としているので、
麺が少なめで物足りない。
ラーメンに替え玉を追加すると1,000円近くになってしまう。
コスパが悪いのだ。

そんな僕が博多で食べるとんこつラーメンは、
比較的新しい2004年開業の「博多一幸舎」と、
博多一幸舎で修行したという2012年開業の「博多一双」の2店舗のみ。

味は似ているが、博多一幸舎は濃厚でクリーミーなとんこつ。
博多一双は、もう少しマイルドな優しい印象を受ける。

今回は、すでに東京・大阪・北海道にまで全国展開しているが、
博多駅近くの「博多一幸舎 博多本店」を訪れる。
本場の味を再認識してみたい。
開店時間の11時に店に着くと、すでに満席。
地元客、観光客、アジアからの客も多い。

食券を買い、店内で10分ほど待つ。
味玉ラーメンを麺カタでオーダー済みなので、すぐに提供される。

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コクのあるスープは旨い。
丁寧に炊き上げられた豚骨出汁に、昆布出汁や、福岡産の醤油使ったタレをブレンド。
独自の製法で、泡立った白濁スープは、もちろんとんこつ臭はあるのだが、
あの独特な「臭み」ではない。
雑味のない、香りいい、濃厚なとんこつスープに仕上げられている。

味玉は切られておらず、丸ごと入っている。
箸で割ると、ちょうどいい半熟の黄身がとろりと溶ける。

味が濃いめの大きな豚肩ロースのチャーシューは、トロトロで美味しい。
きくらげ、青ネギもたっぷりで、全体のバランスがいい。

自家製の細麺は、ツルツルなので、喉越し良くスイスイ入っていく。
もっちりして伸びがあり、麺カタで頼んでも、パサパサ感がないのがいい。
麺とスープの相性がよく美味い。
ただ、麺の量は、ちょっと物足りないかな。

替え玉はせず、スープを飲み干して完食。

伝統的な博多ラーメンでありながら、
以前食べた時より、さらに進化して、確実に旨くなっている。

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博多一幸舎 博多本店
福岡市博多区博多駅前3-23-12 光和ビル103号
092-432-1190
営業時間/11:00~24:00(月~土)11:00~21:00(日)
年中無休
一幸舎味玉ラーメン800円





博多 麺の旅②
「元気一杯」
とんこつラーメン


博多に来て、とんこつラーメン1杯というわけには行かず、
2店目は、まだ行ったことがない、看板のない「元気一杯」を訪れる。

この店、店内の撮影は一切禁止の店。
関西や地元九州のテレビ取材は受けているようだが、
調べてもラーメンの画像が出てこない。
「独特のとんこつスープ」が評判なのだが、何しろ写真がないので行ってみるしかない。

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ビルの1階、店の入り口には、青いバケツが下がっている。
看板や店名は一切なく、このバケツが、営業中の目印らしい。

店内に入ると店名の通り、元気一杯に迎えてくれる。
ラーメンを注文する。
さて、どんなラーメンが出てくることか。

店内には、写真禁止ばかりでなく、携帯電話使用禁止の張り紙もあり、
他にも様々なルールがある店のようだ。
例えば、麺を食べる前に、スープをいただかないといけないらしい。
客が店を選ぶのも自由だし、店も客を選ぶのもありと思っているので、
これは、仕方がない。

7、8分で、ラーメンがやって来ました。
何もしないで、じっと待つのは、とても長く感じられる。

写真をお見せできないのは残念だが、
あふれんばかり、丼いっぱいの白濁した少し黄色味がかったスープ。
きくらげ、チャーシュー、ネギがスープに沈んでいて見えない。
「まずは、スープから召し上がってください」とのことだ。
では、まずスープから。

コラーゲンたっぷりのプルプルなスープは、ポタージュスープのようにトロトロ。
かなり濃厚だが、口当たりはなめらか。
奥深いコクがあり、とんこつの甘みが、口いっぱいに広がる。
店自慢のスープは、確かに旨い。

麺は、ストレートな細麺だが黄色味ががり、一般的な博多とんこつとは異なる。
多加水だが、ボソボソ感もあり、麺は正直スープに負けている。
麺がスープを持ち上げるのではなく、濃厚なスープが麺を持ち上げている。

表面にはラードではない、豚骨から出た脂で覆われているので、
最後まであたたかく、旨みたっぷりのスープを味わうことができた。

後味もよく、病みつきになるとんこつスープ。
また行きたい。

元気一杯
福岡市博多区下呉服町4-31 1F
電話 非公開
ラーメン700円





博多 麺の旅③
「想夫恋 住吉店」焼きそば


夜の繁華街に繰り出す前に、
大分の日田焼きそばの「想夫恋 住吉店」で軽く夕食。
ビールに餃子をつまみつつ、メインは焼きそば。

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焼きそばとしてはやや細めの麺を、鉄板でカリっと焼き上げ、
具材は豚肉とたっぷりなモヤシというシンプルな構成。
小麦粉にこだわり、自家製の生麺をこんがりキツネ色まで焼くので、
麺は歯ごたえよく、独特の弾力がある。

追加した温泉卵を混ぜて食べると、
焦げた麺とソース、なんともいえず旨い。
これぞ、まさにB級グルメの王道。

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想夫恋 住吉店
福岡市博多区美野島1-5-1
092-473-7801
営業時間11:00-22:30
木曜日休み
焼きそば小550円 温泉卵70円





博多 麺の旅④
「王餃子」博多しょうゆラーメン



中洲でたっぷり飲んだ後は、
昭和39年創業の老舗の中華屋「王餃子」のしょうゆラーメンで締める。
深夜3時までやっているので、ディープな呑んべいには、ありがたい。

博多にありながら、創業からしょうゆラーメン一筋。
まずは一口餃子にビール。
中華屋なので他にもメニューがあり、焼き飯や焼きビーフンも旨いのだが、
定番の博多しょうゆラーメンを注文する。

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鶏ガラベース、ラード脂が程よく表面を覆った澄んだ色のスープは、
一般的な中華そばより、濃厚でコクがある。
野菜から出た甘みが、奥行きを増していて、なかなか旨いスープだ。
酔った体に、ジンワリしみわたる。
麺はストレートな中細麺。
シャキシャキの太もやし、麺とスープの相性はバツグン。
やや味付けが強いチャーシューも、脂身が程よい。

スープを飲み干して完食。
昭和の雰囲気漂う店内で味わう、中洲の締めのラーメンは格別だ。

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王餃子
福岡市博多区中洲2-5-9
092-291-2249
営業時間15:30~27:00
日曜・祝日休み
博多しょうゆラーメン 680円




博多麺の旅⑤
臨時休業&臨時休業


博多2日目。
とんこつではない、ラーメンが食べたくなり、
開店10分前に「麺道はなもこし」の行列に並ぶ。
開店時間が過ぎても、シャッターが開かない。
すでに20人が並んでいるが、、、。
「今日は、休みかな」と、地元客が、ポツポツ帰っていく。
店主が一人でやっていて、HPもSNSもないので、
地元の人も、来てみないとわからないらしい。
30分後、残るは僕ひとりに。

仕方ありません。
どうしても食べたくなった。再訪だな(笑)

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諦めて、30分ほど歩いて「うどん日和」へ向かう。
讃岐うどんとは違う、九州うどんを試したい。

ところが、こちらも臨時休業!

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後で調べた、店のHPに臨時休業の情報は上がっていた。
なんとも、仕方ありません。





博多 麺の旅⑥
「蕎麦切り かんべえ」十割そば&更科そば


「うどん日和」の近くに、気になる蕎麦屋があった。
「蕎麦切り かんべえ」外観と、新そば赤城深山産の看板が目を引き、
暖簾をくぐる。
福岡で、信州と並ぶ蕎麦粉の名産地、群馬県赤城深山産の新そばとは面白い。

店に入ると天ぷらが揚げられていて、いい香りが漂う。
店内はとても清潔で、天ぷらの油がとてもきれいで好感が持てる。
天ぷらが付く昼膳にする。
蕎麦は、二八もり、十割もり、田舎、かけそばなどから選べる。
新そばの香りを楽しみたいので、十割もりを注文する。

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目の前で揚げられた、野菜の天ぷらは秀逸。
塩でいただくが、この塩がとてもあう。
油切りよく、カリッと揚げられて中までじんわり火がまわっていて、
野菜の旨みが凝縮した天ぷらだけでも、もう満足。
小鉢の蕎麦豆腐も美味しい。
蕎麦打ちマニアだと自称する店主だが、料理もしっかりしている。

そして、いよいよ蕎麦である。
そばはざるのまま、テーブルに直接置かれる。
水切りがよく、ざるからテーブルに水が垂れない。

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繊細できれいな細麺。十割でこれだけ均等で細い蕎麦は、なかなかない。
まずは蕎麦だけ、香り豊かで旨い。茹で加減もいい。
タレもいい。蕎麦の旨さが引き立つ。

あっという間に完食。

店主が、福岡で更科を十割で打てる人は、
そういないというので、店主自慢の更科のもりを追加する。
ただし、今日は十割ではなく九割だという。

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なんとも見事なツヤツヤの白い更科そば。

十割以上に、繊細なフォルム。
ひと口いただくが、喉越しよく、まさに更科そばの極意。
更科そばだけ、山葵が添えられる。
なるほど、更科には山葵の絡みが欲しくなる。
歯ざわり、喉ごしもよく、素晴らしい蕎麦2品だった。

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蕎麦切り かんべえ
092-732-3569
福岡市中央区梅光園1-1-1
営業時間11:30〜14:30 17:30〜21:00
日・第3月曜日休み
昼膳1350円 もりそば(十割)、追加 更科(九割)700円



11月14日 搭乗40回目
福岡空港から羽田空港へ


13:00 JAL314便は定刻通り出発。東京へ向かう機内はほぼ満席。
早いもので、もう40回目の搭乗になる。
機内でJALのHPでデータを調べていたら、
国内線、国際線合わせた、JALの生涯搭乗回数は199回!
取材や仕事がメインとはいえ、よく乗ったものである。

14:20 定刻に羽田に到着する。

40回目の搭乗完了。

目標のVIPサファイア会員になるまで、あと10回搭乗だ。



マイルデータ、搭乗合計40回。


【羽田-福岡】
搭乗カウント39回
フライトマイル
568(基本マイレージ)×50%(運賃倍率)=294マイル
FLY ONポイント
フライトマイル×2(国内線倍率)=568
【福岡-羽田】
搭乗カウント40回
フライトマイル
568(基本マイレージ)×50%(運賃倍率)=294マイル
FLY ONポイント
フライトマイル×2(国内線倍率)=568

搭乗回数/40回
FLY ONポイント累計/26,550

福岡2泊3日旅のお値段は
JALツアーズ31,800円


2泊3日ツアー/31,800円
交通費/820円(福岡空港ー博多駅往復 260円)バス100円×3回
麺の旅/4,850円(5食)
合計/37,470円(※宿泊費含む)

次回は、小樽・旭川へ。

※ 次回掲載は12月11日(毎月2回、第2、第4月曜日連載)


顔

KOJIRO(コジロー)

1964年生まれ。大学卒業後、出版社にて男性ファッション誌、女性ファッション誌、漫画誌、トラベル誌、フリーマガジンなど20誌ほど、編集長として携わる。現在は気ままなフリーランサー。小学生の頃より極度の乗り物酔いだが、飛行機大好き。JALの生涯搭乗数は199回。忘れられぬ旅は、JALファーストクラス(特典航空券)で行ったパリ。麺好きの「食いしん坊」でもある。 

 

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