わざわざ飛行機に乗って、麺を食べに行ってきます。

わざわざ飛行機に乗って、麺を食べに行ってきます。

#11

小樽「蕎麦とラーメン」

文と写真・高山コジロー

 

 


 

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わざわざ飛行機に乗って、北海道小樽市に麺を食べに行って来ました。

 

 

前回、札幌「味噌ラーメンを食べない?」で、札幌に3泊滞在。そのうち1日は朝から小樽へ日帰り麺の旅。この日の小樽は、季節外れの真夏日だった。
観光客がまばらな朝は、小樽市内を散策。昼食後、午後からはいったん小樽を離れ余市に。ニッカウヰスキー余市蒸留所でウイスキーを堪能し、再び小樽に戻ってラーメン。最後は鮨をつまみ札幌に戻る。夜はすすきのへ繰り出す!(笑)。
 

 

 

●羽田-新千歳 08:30-10:00  JAL便 (普通席)
●新千歳-羽田 :-20:55  JAL便 (普通席)
(2019年搭乗実績/JAL21回、ANA1回、天草エアライン1回)(※別途JAL搭乗2回)
JALツアーズ 26,800円/2泊3日 (宿泊/京王プレリア札幌 ※宿泊費込)

 


【今回のマイル】 羽田-新千歳の通常マイルは「510」
●羽田-新千歳
フライトマイル:510×50%(ツアー)=255マイル
ボーナスマイル:フライトマイル(255)×105%(サファイア会員)=268マイル
225+268=523マイル
●新千歳-羽田
上記同様マイル。往復で「1046マイル」。

 

 

 

「いろないそば」 もりそば えび天ぷら@小樽

季節外れの真夏日が続く北海道。札幌からJR快速エアポートでわずか30分ほどで小樽に到着。小樽も暑い。小樽運河を散策する。平日の午前中ということで観光客はまばらだ。運河沿いは海風で爽快。自家焙煎珈琲で一服した後、日本蕎麦屋「いろないそば」を訪れる。
挽きぐるみの田舎そばが印象的な店なのだが、季節的なものか、「田舎」はやってないようようで、定番の「もりそば」(700円)と「えび天ぷら」を注文する。

 

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店主ひとりで切り盛りしていて、店内はとても落ち着く雰囲気。しばらくしてまずは「もりそば」がやってくる。まずは蕎麦だけつまんで食べてみると、蕎麦のほのかな香りと甘みが感じられる。かえしは少し甘めで、細切りの手打ちそばは歯ざわり、喉越しが良い。

 

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ほどなくしてやってきた「えび天ぷら」は、外カリッと中はアルデンテで、好みの揚げ加減で旨い。
もりそばは、スルスルとあっという間になくなってしまう(笑)
開店したばかりで、少し薄めだったがそば湯も悪くない。

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店主と常連客のやりとりを聞いていると、体調を崩し復帰してまだ間もないようだ。蕎麦打ちは体力がいるので無理をなさらないように。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

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「いろないそば」/小樽市色内1-5-8/0134-33-1671/11:00~14:30/水曜日休み

 

 

「自然派ラーメン処 麻ほろ」 こってり塩@小樽


「いろないそば」 から歩いて2、3分の「自然派ラーメン処 麻ほろ」に。観光客ばかりでなく地元客でも賑わう人気店。この日は本来定休日なので比較的空いている。数年ぶりの訪問。まだラーメン界で「無化調」という言葉が浸透してない時代に、オープン当初からスープはもちろん、自家製麺に至るまで化学調味料を一切使用しない、天然素材にこだわったラーメン店だ。
「あっさり」と「こってり」の2種類の和風ガラのスープがベースで、それぞれ醤油、塩、味噌が選べる。また懐かしの屋台味や限定で生姜ラーメンもある。醤油と味噌は体験済みなので、「こってり」の塩(800円)を注文する。ミニ丼とセットの定食にすると980円。

 

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こってりは、豚げんこつの白湯に羅臼昆布など魚介を合わせたWスープ。まずはひと口いただく。
天然出汁の香りよく鼻をくすぐる。無化調の特徴だが最初の味の印象は弱い。じわじわと、やさしいげんこつの白湯、少し強めの魚介が口の中に広がる。臭みはなく、「こってり」というよりむしろマイルドなスープ。無化調なのに背脂はたっぷりだが、脂の甘みと口どけ感がいい。

 

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自家製麺はやや細めでスープの絡みもいい。背脂のおかげて最後までスープは適温で完飲。
上品な一杯。おいしかったです。ごちそうさま。

 

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「自然派ラーメン処 麻ほろ」/小樽市色内1-7-7/0134-32-0140/11:00~20:00/月曜日、第1火曜日休み

 

 

ニッカウヰスキー余市蒸留所へ。


ローカル列車に揺られて余市のニッカウヰスキー余市蒸留所へ。余市はすでに30℃を超えていた。余市までの電車は本数が少ないので、バスを利用する方法もある。
蒸留所を一通り見学して、無料で試飲できるウイスキーと、有料で、終売の余市10年(400円)と竹鶴17年(400円)を堪能。売店では、お目当てのシングルモルトが、品切れ!! それでも蒸留所限定ウイスキーをお土産に大人買い!(酒好きなので、自分土産だけど、、、笑) 

 


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「ヤマカそば」 ざるラーメン@小樽

夕方、小樽に戻り3軒目。小樽駅から20分ほど歩き、老舗蕎麦屋の80年以上変わらぬ味の「中華そば」が人気だという「ヤマカそば」を訪れる。屋台のラーメン屋からスタートして蕎麦屋になったという変わり種の店だ。季節外れの真夏日。とにかく暑く、メニューを眺めていると、「ざるそば」ならぬ「ざるラーメン」(700円)なるものがある。予定を変更して注文する。
 

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5分ほどで着丼。きれいな自家製の細麺にきざみ海苔がかけられて「ざるそば」フォルム。麺だけをつまんで食べてみると、それは、まさにラーメン。
つけ汁は、鰹がベースの和出汁。そばのつゆとは微妙に異なり、中華そばのスープを濃くした印象だ。このつけ汁と柔らかめの麺が妙にあう。

 

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スルスルと喉越しよく、歯ざわりもいい。添えられた天かすをいれてみると、さらなる美味に!次回は「中華そば」を試したい。 
おいしかったです。ごちそうさま。

 

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「ヤマカそば」/小樽市錦町11-4/0134-22-5280/11:00~18:30/木曜日休み

 

 

「らーめん渡海家」味噌らーめん@小樽


小樽に戻り、駅から2、3分、「らーめん渡海家」に。小樽を訪れた際には必ず立ち寄る店。「2017年麺の旅 小樽編」では、季節外れの大雪のため紹介できなかった店だ。
客待ちが絶えず、年々行列が長くなっている。夕方の開店と同時に訪問し待たずに入店。店主はフレンチ出身で無化調の「醤油」「味噌」の2種類。白醤油を使った琥珀色のスープの「醤油」の評価が非常に高いが、「味噌」も素晴らしい。今回の札幌を含めた3泊4日合計10杯の中唯一の味噌セレクト。「味噌らーめん」(780円)を注文。

 

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ロングカウンターの店内はあっという間に満席に。10分ほどして、器、スープとも熱々で着丼。味噌といっても札幌とは異なる。まずは熱々のスープからひと口。白味噌ベースで淡麗で滋味。じわじわと旨味が広がる。豚、鶏、魚介出汁のバランスがよく、「濃厚・こってり=美味しい」という味噌ラーメンのイメージではなく、「繊細で美味しい」上品な味噌ラーメンだ。

 


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小林製麺の少しちぢれた麺は、モチモチでスープによく絡み、歯ごたえもよく旨い。
にんにくを効かせた賽の目の炙りチャーシューがカリッとして香ばしく美味。チャーシューをスープに混ぜると脂が少しずつ溶け出してコクが増す。


 

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後半は別添えの辛味噌を溶かし絡めると別の顔をみせる。コク、辛味、脂、旨味のバランスが絶妙。最後まで熱々スープを完飲。スープがたっぷりなのが完飲派には嬉しい限り。
段階的な味変も素晴らしい1杯。おいしかったです。ごちそうさま。

 

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「らーめん渡海家」/小樽市稲穂3-7-14/0134-24-6255/12:00~ 17:00~/火曜日休み

 

 

 

マイラーの終わりなき麺の旅

 

 

小樽駅で電車待ちは、駅構内にある立ち食いで、鮨をつまむ。
札幌までは爆睡。札幌に戻って、夜のすすきのへ。充実の1日。小樽の旅は日帰りに限る、、、。

 


福井、久留米、天草、尾道、福山、三原、松山、青森、山形、金沢、札幌、小樽、、、。
オヤジマイラーの終わりなき麺の旅はまだまだ続く。

 

次回は、「京都」麺の旅。

 

 

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タカヤマ コジローkojiro@takayama_kojiro
 


「飛行機に乗って、麺の旅」 連載ライブのつぶやき
飛行機に乗らない「東京 麺旅」東京での麺活のつぶやき
飛行機に乗って麺の旅/80杯 東京 麺旅/42杯 合計122杯!(2019年5月31日現在)

 

 

*この連載は毎月第2第4月曜日に更新予定です。

顔

高山コジロー

編集者・旅人・たまにバーテンダー。大学卒業後、出版社にて男性ファッション誌、女性ファッション誌、漫画誌、トラベル誌、フリーマガジンなど20 年に渡り20 誌ほど編集長として携わる。現在は白黒の雄猫と共に気ままに暮らす。小学生の頃より極度の乗り物酔いだが、なにしろ飛行機が好きなので、生涯搭乗数は優に400回を超える。忘れられぬ旅はJAL ファーストクラス(特典航空券)で行ったパリ一人旅。酒好き、旨いものに目がない「食いしん坊」でもある。「KOJIRO(コジロー)」名義にて2017 年、『TABILISTA 』にてJALサファイア会員になるために年間50回飛行機に乗り、ついでに麺を食べに行く「マイル修行&麺の旅」を好評連載。本編はその続編にあたる。

 

 

 

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