<時間旅行>戦前日本の日記

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昭和8

:陸軍に在籍し岡山県に駐屯している20代の独身男性。#戦前の日記 #1933年4月29日

​20代の男性。独身。陸軍に在籍。岡山県に駐屯している。12月29日3月18日の日記と同じ人物。 diary2016.4.29


ーーーー 天長節の佳。辰に当り留守隊としても全員練兵場に於て衛戍司令官の○○(?)於て分列式を行う。 久し振りに血盛の御馳走を頂く。 昼より外出する。昨夜の火事の為め呼集あり。起き終って宵に付いたため週番下士官に叱られる(二つ)。朝班長殿にも叱られる(一つ)。後楽園に至り新緑を賞す。帝国館にて活動見る。昨日は東山に行く。 ーーーー


天長節とは天皇誕生日のことを指す。年中無休の軍隊もこの日はお休みだが、午前中は留守隊として衛戍司令官(衛戍(えいじゅ)とは、陸軍において、軍隊が永久に一つの地に配備駐屯することをいう。その最高責任者を衛戍司令官と呼ぶ)の前で行進などを行ったようだ。 その後の書き込みにおいて、叱られた後に一つ、二つとあるのはおそらく殴られた回数だろう。


【昭和8年の出来事】 1月 ヒトラーが独首相になりナチス政権樹立  2月 『蟹工船』の小林多喜二が特高警察により逮捕。拷問により殺される  3月 三陸地方大地震。津波により多くの被害が出る  9月 伊勢丹が神田から移転し新宿に出店

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