<時間旅行>戦前日本の日記

<時間旅行>戦前日本の日記

昭和1

年:陸軍士官学校に在学する10代の男性。1937年12月1日

12.1


ーーーー 新入生の入校式アリ。畏多クモ東久邇宮彰常王殿下御入校遊バサル。貴キ御方ト賤シキ吾々ハ修学シ得ルは無上ノ光栄ナリ。 数学ノ西内教官ヨリ訓戒サル、「忠死セヨ」ト。 眼前ノ栄達に眩惑ヲサレザル様深ク注意セヨ。 ーーーー


12.1h

陸軍士官学校は、将校を養成するための学校であり在学生は将来の日本帝国陸軍を担うエリートであった。それゆえに1年7ヶ月の在学期間中に軍人としての意識を強く叩き込まれる。その中には、陸海軍(大日本帝国陸軍・大日本帝国海軍)の統帥権をもつ天皇陛下への忠誠を誓うことも含まれていた。 皇族が陸軍士官学校へ入学し、日記の主と机を並べることに対する感動と、教官より発せられた「忠死セヨ」の言葉はそんなところから出ているのだ。


【昭和12年の出来事】 1月 スペイン内戦  4月 東京・札幌間に定期航空路開設  5月 パリ万国博覧会開幕  7月 通州事件。中国北部で日本軍留守部隊や日本人居留民が虐殺される  8月 上海で海軍陸戦隊と中国軍が交戦。第二次上海事変勃発  9月 蒋介石が中国共産党を承認し第二次国共合作が成立  11月 日独伊防共協定成立  12月 日本軍が南京を占領

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