<時間旅行>戦前日本の日記

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昭和7

:女学校で裁縫などを教えている職業婦人。#1932年6月17日

10代後半から20代前半くらいの女性。独身。東京都在住。女学校で裁縫などを教えている職業婦人。3月16日6月8日と同じ人物。
diary2016.6.17


ーーーー 寝苦しいと思ったらM来潮なのだった。九時過ぎまでうつらうつらしていた。細い雨が降っている。着物のしわのばしをするに丁度よさそうな霧雨が。婦公を読んだりぼんやり暮す。もう二日も針を持たない。又前の生活へ逆戻りしたようだ。気持ち悪い日だった。とうとう外にも出ないでしまった。 ーーーー


M来潮とは生理のことだろう。体がだるくてこの日はだらだらと過ごしたようだ。「着物のしわのばしを~」とあるが、現在は、衣服のしわとりはアイロンのスチームや霧吹きなどを使って布地を湿らせて行うのが普通だ。当時は霧雨などを利用して、着物をしめらせてしわを取ることは生活の知恵としてよく知られていたやりかただったのだろうか?


【昭和7年の出来事】 1月 大相撲春秋園事件  1月 第一次上海事変  2月 上海にて陸軍兵3名が爆弾を抱え的に突撃し爆死。爆弾三勇士と呼ばれる  3月 満州国が建国宣言  5月 五・一五事件。犬養毅首相が殺害される  11月 米大統領選挙で民主党ルーズベルトが現職フーヴァーを破り当選

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