<時間旅行>戦前日本の日記

<時間旅行>戦前日本の日記

明治3

年:京都府に住む尋常高等小学校の4年生の少年。1904年2月11日

年齢は13歳くらいだろう。
diary2016.2.11


ーーーー 朝、新聞紙上にて旅順の攻撃、我軍大勝利の報に接するや直ちに国旗を家に立てた。実に愉快。飯が多く喉を通らなかった。九時頃式のために登校。 式後先生より我軍の快報をきヽ天皇陛下、大日本陸海軍万歳を三唱をした。天地もために震動する計り。午後は作文を作り後八木へ行った。 ◎旅順の攻撃。我が艦隊は一等戦闘艦三隻。 中将これを率い 巡洋艦四隻。少将これを率い 艦六隻。少将これを率い 東郷(平八郎)中将。これが総指揮官なり(以下、日本軍の戦闘についての描写・略) 昼前号外入りたるに昨夜戦詔勅下りぬ。実に愉快……。明日は或いは新聞を見る能わざるかと思えば何となく心細し。 ーーーー


2月8日に開戦した日露戦争は旅順港にいたロシア旅順艦隊に日本海軍が奇襲攻撃をかけた戦闘から始まった。戦闘の模様は日本にも伝えられ、号外も発行され、国民がその推移に注目し熱狂した。日記を書いた少年も、ここから数日は熱狂的に日露戦争での日本軍の活躍について記述している。


【明治37年の出来事】 1月 大阪朝日新聞で天声人語連載開始  2月 日露戦争開戦  2月 日韓議定書調印  5月 アメリカががパナマ運河を起工  11月 アメリカ大統領選挙でセオドア・ルーズベルトが勝利

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