<時間旅行>戦前日本の日記

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大正9

: 洗剤のない時代の女学校での掃除について語る13才の女性。1920年3月13日

高等女学校1年。愛知県在住。11月16日1月30日2月20日と同じ女性。diary2016.3.13


ーーーー 朝曇を気づかいながら停車場に向う。お話は關イサさんより畳の汚れたる時は一分の希塩酸と二分の水の割合にて混ぜたる物を雑布に浸して拭けば綺麗になるものなり。また豆腐の水にて拭くもよしちお承る。実行事項は服部つぎさんよりお出しになる。雨降りの日下駄のどろを落とさずに下駄箱へ置く事は下駄の為にもよくないし上草履も不潔になりますからなるべく下駄へはどろをつけない。皆さん賛成す。綴方はよし国語(書取)。五時三分の列車にて帰る。夜は読本の予習をす。 ーーーー 


彼女が通っている女学校は毎朝生徒が日替わりで何かを話す事になっているようだ。この日は掃除について。便利な洗剤のない時代はこうしたもので掃除をしていたのだ。 当時、女学生の間では女の子同士の情熱的な友情を「エス」(Sisterの頭文字に由来)と呼ばれ、そんな関係性に憧れる少女も多かったという。


【大正11年主な出来事】 2月 ワシントン軍縮会議  3月 朝日新聞がラジオの実験放送を実施  4月 ヨシフ・スターリンがロシア共産党書記長に選出  9月 目黒蒲田電鉄(後の東京急行電鉄)設立 11月 アルベルト・アインシュタイン来日  12月 ソビエト社会主義共和国連邦(USSR)成立

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