<時間旅行>戦前日本の日記

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大正1

年:海軍兵隊で巡洋艦・春日に乗船する20代男性。#戦前の日記 #1924年5月22日


20代の男性。海軍兵隊で巡洋艦・春日に乗船し、電信室に勤務している。
diary2016.6.15


ーーーーー 起きて直ぐ洗濯用水を取り。弁当受け取り方を三四卓のテーブルボーイに依頼す。八時四十五分半舷上陸。昨日のねずみの為め今日の帰り番を泊りとなった。一時頃二條の某写真館にて写真を取り、代を払わんとポケットを探りたるに財布なし。昨夜服着替えの時電信室内え(ママ)置き忘れたるならん。一時時計を起きて大急ぎ下宿に帰りて二円程借用して払う。恥ずかしき思いをなす。夜十時まで下宿の下に行きて話す。十時就寝。近頃毎日好天気続きに暑きこと甚だし盛夏の頃を思わる。三年間は暑さ知らずなりしも今年は暑さに苦しめられるる事ならんか。 ーーーー 


日記にある「半舷上陸」とは、艦船が停泊した際に、乗組員の半数を当直として残し、半数ずつ交代で上陸させることを指す。そんな休日に、日記の男性は写真館に行って写真を撮ったが財布を忘れて恥をかいてしまったようだ。


【大正13年の出来事】 1月 皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)と良子女王(後の香淳皇后)ご成婚  3月 谷崎潤一郎『痴人の愛』連載開始  5月 アメリカで排日条項を含む移民法が成立。日本人の移民が全面禁止される  8月 甲子園球場落成  12月 銀座松坂屋オープン

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