<時間旅行>戦前日本の日記

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大正1

年:家業の農業を手伝っている21歳の男性。#1923年6月22日

家業の農業を手伝っている21歳の男性。家業の農業と養蚕を手伝っている。群馬県在住。6月3日の日記と同じ人物。
diary2016.6.22


ーーーー六時起床。 雨降り。ガシャガシャ降る。 二階のはりからまぶしを下して切り出しをする。まだあつあつの黄繭は一まぶしでもかきでがある。俺はひとまぶししかして居ない。 河の水が出てもうどろ濁りになって了った。ほとばしった○○(?)をやっとの思いで上げて求む。河原に乾かして有る大物が流れそうになって困ったと思った。 夕方小降りに成ってまずよかった。 後口の白繭も切り出した。下と2階の○○○(?)も夜迄かかってこわした。 湯に入るともう何ともない。スバラシイ気分。早速寝て仕舞った。 十時半就寝。 ーーーー


日記中では彼が従事する養蚕の様子が描かれている。まぶし(蚕が繭を作るための場所となる専用の器具で、藁わらで作られたもの)、切り出し(蚕の餌となる桑を小枝ごと切り出すこと)、黄繭(こうけんと呼ばれるもので山吹色の鮮やかさから珍重されれきた)などは現在も使われている養蚕の専門用語だ。


【大正12年の出来事】 6月 エトナ火山噴火 7月 ケマル・アタテュルクのトルコ政権が連合国とローザンヌ条約を締結  9月 関東大震災発生  10月 ウォルト・ディズニー・カンパニー創立。  12月 ネパールがイギリスから独立  12月 虎ノ門事件

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