スリランカ

その昔、とある作家さんとスリランカまでご一緒させていただいたことがありました。道路はきちんと舗装されているところも少なくて、すべての行程を車での移動に費やさざるをえなかった我々は、腰痛に悩まされながらも牧歌的かつ開放的な空気の中で、ちょっとここでは書けないようなことも含めて様々な体験をさせていただきました。最後の日、当時はまだ首都であったコロンボに立ち寄ったのですが、辻辻には小銃を携えた兵士が立っており、カメラを向けようとするとガイドのかたの厳しい制止にあったこともありましたし、実際私たちの集合場所だったホテルのすぐ近くではその後テロによる爆発などもあり、内戦の凄まじさの一端に触れたような思いでした。昨今、そのテロがいつ身の回りで起きても不思議ではない時代となり、また人智を超えた災害などを見るにつけ「仏」を想起したりすることもある日々です。神であれ仏であれ人類が更なる過ちを起こしませんよう、暖かいご守護を。(T)